猿江神社
(さるえじんじゃ)

概要
源義家が前九年の役で出征の途中、当地の入江で家臣の「猿藤太」が亡くなり、現地に祠を建て葬ったのが起源です。
地名の猿江は、藤猿太が亡くなった入江に由来します。
神紋・社紋

主祭神
天照大御神
(あまてらすおおみかみ)
宇迦之御魂命
(うがのみたまのみこと)
創建
康平年中
(1058~1065年)
別名
猿江のお稲荷さん
猿江稲荷神社
例祭
8月14日
略縁起
源頼義奥州遠征土岐、家臣の「猿藤太(さるのとうた)」という武将が、この地の入江で力尽きたのを地元の漁師たちが手厚く葬り、境内に塚を建てました。
この縁起により「猿江」の社名となりました。
康平年中(1058年)頃には稲荷社として境内地300坪を有していました。
昭和21年に伊勢大御神を合祀し、社名を猿江稲荷神社より改称しました。

境内
社殿

旧社殿は関東大震災にて焼失。昭和6年に宮内庁設計技官の設計により、当時としてはとても珍しい頑丈な鉄筋コンクリート造りの神社として再建されました。
このため、大東亜戦争の東京大空襲にて、近隣一帯が灰燼に帰した時にも奇跡的に難を免れました。
鳥居

手水舎

神輿庫

参集殿

狛犬


神猿

境内社
藤森稲荷社

江戸時代初期には幕府の、明治時代には宮内庁の御用材蔵に祀られ、400年余りに渡り材木作業に従事する人々の暑い信仰を享けてきた神社である。藤の木で囲まれ毎年花のさく時期に祭りが行われてたことから藤乃木を祀る「藤森神社」と称され、これらの縁起により材木作業・建築工事関係の進行が篤い。パンフレットより引用
御利益
芸事・技能向上「匠守」を授与
馬頭観音社

創立不詳、霊能者の告言により境内にて掘り出された。刻印の上に馬の絵が彫られ馬方の絵の石を併せた大小一対の珍しい石碑で、研究者からも注目されている。勝機向上・ペットの無病息災祈願の御利益もあり、馬に関わる事から競走馬関係者の参拝も多い。パンフレットより引用
御利益
人生・勝負に勝つ「勝守」を授与
住所
東京都江東区猿江2-2-17
アクセス
都営新宿線 住吉駅
徒歩5分
JR錦糸町駅より都バス22番
東京駅北口・東陽町駅行き
江東西税務署入口
徒歩2分
最後に
静かな住宅街の中にある猿江神社。綺麗に整えられ清らかな気が流れていました。いい神社です。

特に印象深かったのは、神猿が愛嬌があって可愛かったです。

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参考
猿江神社HP
東京都神社庁
Wikipedia