古事記 上つ巻 現代語訳 九
古事記 上つ巻
伊邪那岐神と伊邪那美神
神生みと伊邪那美神の神避り 2
読み下し文
次に風の神、名は志那都比古神を生みたまふ。次に木の神、名は久久能智神を生みたまひ、次に山の神、名は大山津見神を生みたまひ、次に野の神、名は鹿屋野比売神を生みたまふ。亦の名は野椎神と謂ふ。志那都比古神より野椎神に至るまで幷せて四の神。此の大山津見神、野椎神の二の神、山野に因りて持ち別けて生める神の名は、天之狭土神。次に国之狭土神。次に天之狭霧神。次に国之狭霧神。次に天之闇戸神。次に国之闇戸神。次に大戸惑子神。次に大戸惑女神。天之狭土神より大戸惑女神に至るまで幷せて八の神なり。
現代語訳
伊邪那岐神と伊邪那美神は、
次に風の神、
お生みになられました。
次に木の神、
お生みになられ、
次に山の神、
お生みになられ、
次に野の神、
お生みになられました。
またの名は野椎神(のづちのかみ)といいます。
志那都比古神より野椎神に至るまであわせて四の神です。
この大山津見神、野椎神の二の神は、山野に別れて、生んだ神の名は、
天之狭土神より大戸惑女神に至るまであせて八の神です。
明日に続きます。
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