![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/e4/4c74c54ada0ca79d20aaef4b62a4eae0.jpg)
こだわっていると言うブルーの色見本の色を作っています。
微妙に違うのですが、、、、
私が深雪アートフラワーに出会った頃の染色方法は、粉末のミユキカラー、
現在のチューブのミユキカラーになる前は単色も今ほどは種類が
ありませんでした。
粉末の単色で、例えば一番難しかったG(グリーン)を出す時は、
Y(イエロー)+B(ブルー)+RV(レッドバイオレット)+V(バイオレット)
と言う具合に調合するのですが、布によって乾いた時、染めた時の
色と違うことがあり、少し染めるのに捨てる染料の方が多かったり
、
現在はチューブに入っている染料になってからは、染め方も全く変わり、
布の上で単色を重ねながら、色を確認しながら染めていく方法に、
変わり染める楽しみが変わってきました。
苦労したG(グリーン)も今はOG(オリーブグリーン)ができ、OGが出てからは、
葉を染める時、例えばピンクのお花を作りたい時、OGがとても良いグリーン
なので、補助色としてのRVを薄く重ねたり。。。
前は重ねるピンクも単色を調合して色を作っておくのですが、
このOGができてからはその部分は省略してもいい色に染め上がります。
あっ、そうだわ
主になる色を染め始める前に、布をまず湿らしますが、この時下塗りとして
勿論、かなり薄くですが、LY(レモンイエロー)やグレーやマロンを下塗りとして
染めるものを湿らすのが大きく変わったところかもしれません。
この下塗りも染め上がって乾いた時、お料理で言うなら隠し味的な
ポイントになっています。
今回私が色見本として作ったブルーは、沢山の枚数を染めるので、
単色を昔の様に調合して適量を作っておきました。
この時色見本を作る時に下塗りに使った染料は、RD(ローダミン)です。
RDは余り下塗りの色としては使わないのですが、ご希望のブルーが
乾いた時、蛍光色を感じる様なブルーを出して欲しいと言うので ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0252.gif)
下塗りにLYを使ったり、グレーを使ったりしたのですが、
どうもイメージにあるブルーでは無いようで![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
う~~~ん、ちょっと 違う、 違う、
気分を変えて、シャンソンのCDを流したり
で、 こんな具合に染が終わりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/bf/acd1908eb4afc7d31ae66d2f6c9d48ef.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/18/d92d2587da3b13be53463d27d0138906.jpg)
薄いRDで下塗り
主になる調合したブルー
その上にアクセントカラーとして、
普通に溶いたRDやLYを部分的に重ね・・・
今こんな状態です。