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仁、そして、皆へ

そこから 聞こえる声
そして 今

抱かれることでⅣ

2008年01月25日 12時55分31秒 | Weblog
 そのときの「神聖な儀式」は、それ以後の儀式の形式を予測するようなものだった。ナオンはパンティーを下げながらしゃがみ、ジーンズと一緒に足からはずすと自分の前に置き跪いた。仁が立ち上がると両脇にいたアキコとヒトミが仁の服を1枚づつ丁寧に脱がせた。仁が全裸になると隣同士が相手の服を1枚づつ脱がせ、全員が全裸になった。仁は座り、両手を拡げた。アキコとヒトミがそれに習い、皆が手をつなぎ、ナオンを中心に輪になった。仁は目を瞑り、「呼吸」に入った。皆もそれに従った。はじめ、大きくゆっくりとスー、と吸い込み、ハァーと長く伸ばすように吐いた。仁のリズムにすべてのものの呼吸がが同調したとき、間隔が縮まり、吸い込む息から吐く息へ集中の目標が変わっていった。
 ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、
その呼吸は徐々に激しくなっていった。激しい呼吸のリズム、うねり、緊張、そしてそれに同調しているもう一つの声、うめくような声、そこに座るものとは違う息遣い。
 アッ、アッ、アッ、アッ、
目を開けるとナオンが仰向けになり、膝を立て両手で極部を押さえあえいでいた。目を瞑り、その指の動きで全身が振るえ、仁に向かって大きく開きながら。
仁は繋いだ手を離し、立ち上がった。仁も勃起していた。仁はナオンに覆いかぶさると挿入した。一度の挿入でナオンはイった。仁はナオンを抱きかかえ中央に座った。