仁、そして、皆へ

そこから 聞こえる声
そして 今

恥じらいもあり

2020年10月03日 08時17分06秒 | Weblog
ID:とPW:が不明のため
ずいぶんと沈黙を続けてきたものだ。

次節は変わり、コロナに怯え、歳を重ねても、悠久の日々が続いている。

それはこれからを模索するための準備か、と、思い。

支配がおのずと崩れていくのではないかと期待する。

諸氏、ご自愛とご自衛のほどお祈り致します。


nihility and isolation and forfeiture  (虚無と孤独と喪失と)Vol.68

2017年12月26日 11時23分56秒 | Weblog
12月23日

生真面目な人だと思いますよ。

机の上のスタンプ台の位置も気になるくらいですからね。

何時からって

それは人事に聞いて下さい。

それになんですか。

あなた何者ですか。

どうやってここに入ってきたんですか、

社員証も持ってないのに。




はい、慈恵医大の病院ですよ。

ええ、見覚えはあります。

診察にきてたのかなあ

そこまでは、私は病院の関係者じゃないんでね。



はい、週に3回はきてましたね。

その席です。

日当たりが良くないから他のお客さんは

あまり、利用しないんですよ

なにって、

お客さんのことをそんな、

観察するようなことはしませんから

でも

ノートパソコンはいつも、開いてましたね。

キーボードかなあ

気なる音はしてました。




ああ、けっこう強い酒だったなあ。

バートンとかさ、ブラヴォドとかさ。

ま、ここしか置いてないと思うけどね。

この近所じゃ。

うーん、一度、女連れたな。

そんな若くないけど。

家のかみさんよりは若いかな。

はは、






登録はありますよ。

お知り合いですか。

それでは、これ以上はお伝えすることはできませんね。

個人情報保護法ご存知でしょ。












nihility and isolation and forfeiture  (虚無と孤独と喪失と)Vol.67

2017年09月27日 13時55分47秒 | Weblog
9月4日

噛み砕いたレモンから種を取り出しました。

ベランダのハーブのすべて枯れたプランターに

投げ入れました。

ご機嫌はいかが?

先だってのホテルは楽しかったわ。

朝食のビィッフェも、

大好きなクロワッサンもあって、

しかも、絶妙なあたたかさで、

朝からワインなんて、って、思ったけど、

お休みですもの、

これくらいは、って、思えたし。

なんか、浮かれてたわね、わたし。

あなたは、ほとんど、お話をなさらないのね。

でも、誠実で、献身的で、

見事に私の弱みを見つけて下さったわ。

震えるほどに美しく、

記憶と現実のはざまで、

蘇る生命の息吹を感じたの。

ありがとう。

また、連絡致します。

何年ぶりかしら男の方に肌を許したのは。

貴方の皮膚を思い出して。

資子より。




nihility and isolation and forfeiture  (虚無と孤独と喪失と)Vol.66

2017年07月27日 11時16分14秒 | Weblog
7月21日



もう、1ヶ月以上過ぎていた。

映画を見た。

"The Rose" Bette Midler

咲かない「花」などないというのか
涙が、ただ、ただ、涙が出た。




"Some say love it is a river 愛は川だと人は言う
that drowns the tender reed" 若くて柔らかい芦の芽を飲み込んでしまう川だと

"Some say love it is a razor 愛は鋭い刃物だと人は言う
That leaves your soul to bleed" 魂から血を奪い去る刃物だと

"Some say love it is a hunger 愛は飢えだと人は言う
An endless aching need" 満たされることない渇望だと

I say love it is a flower 私は言う、愛、それは花
And you its only seed" そして、その大切な種があなた。


"It's the heart afraid of breakin' 傷つくことを恐れる心は
That never learns to dance" 躍ることを許さない

"It's the dream afraid of wakin' 覚めることを恐れる夢は
That never takes the chance" 幸運にとどかない

"It's the one who won't be taken 愛を受け入れることが出来なければ
Who cannot seem to give" 愛を与えることなどできない

"And the soul afraid of dyin' 死を恐れる魂には
That never learns to live" 生きる意味を知ることはできない


"When the night has been too lonely 夜が孤独を引きづり
And the road has been too long" 道は果てしなく続くと知ったとき

"And you think that love is only 愛は、幸運を手にし、力を持った者が
For the lucky and the strong" 勝ち得るものだとあなたは思う

"Just remember in the winter 知っているだろう
Far beneath the bitter snows" 冬の深く積もった雪の下に

"Lies the seed that with the sun's love 太陽の愛と共にその種は眠っている
in the spring becomes the rose" 春に薔薇となって目覚めるために





Added lyrics with my situations.





The withered flower can drop seeds 枯れた花は種を落として
and wait for flowers to bloom. 花の咲くのを待つことができる

but The rotten flowers can not drop seeds. 腐った花は種を落とすことさえ、
can not drop seeds. at the end of life 種を落とすことさえできない、その最後の時でさえ。





nihility and isolation and forfeiture  (虚無と孤独と喪失と)Vol.65

2017年06月28日 10時28分32秒 | Weblog
6月14日




線引きされたんだね。

でも、雇ってもらえるだけよかったじゃない。

全部言ったの。

そこまで聞かないか。

大手じゃないし、信用調査もないわね。

派遣といっしょってことかしら。

そう、試用期間ね。

長いの。

契約書とかあるの。

あなた、しばらくしたら、

自分でいわなきゃだめよ。

そういうの苦手でも、

そのままなんてこと、ざらにあるから。

でも。

どうして。

うちに電話してきたことなんかなかったのじゃない。

この間は病院にいきました。

お支払いもしました。

え、お礼の電話なの。

良かったら、戻ってくれば。

もう、

お父さんもいないし。

だめか。

いいわ。

わかった。

仕事に慣れるまで。

少ないけど、援助させてね。

大家さんいい人ね。

お話できてよかったわ。

普通だったら、住めないわよね。

あんなことの後じゃ。

あら、ごめんなさい。

長くなっちゃった。

これから、出かけるの。

気を付けてね。

いってらっしゃい。


nihility and isolation and forfeiture  (虚無と孤独と喪失と)Vol.64

2017年06月08日 16時04分35秒 | Weblog
6月4日


木島電気の深瀬です。

ご無沙汰してます。

良かった、携帯つながって。

けっこー、繋がらないですよね。

安いやつですか、格安SIMとかいう。

立ち入った事をきいてすみません。

そんなのどうでもいいんです。

会社、辞められたって聞いて。

何かあったんですか。

いえ、世田谷の現場では大変お世話になったものですから。

下出さんが理由聞いとけって。

いえ、言いたくないんならいいです。

うちでリフォーム部を立ち上げることになったんですよ。

現場管理の資格お持ちですよね。

いえ、いえ、いえ。

下出さんもそこまでは言いてなかったんですが。

一度、社のほうに遊びに来ませんか。

面接とか、堅苦しいことなしで。

うち、規模小さいでしょ。

求人出しでも来ないんですよ。

それなりの金額、載っけさせてもらってるんですけどね。

今日、日曜日だし、明日とか、どうですか。

今、現場の切れ目で、ほとんど、社のほうにいますから。

いいですよ。

この携帯に電話してください。

待ってます。




nihility and isolation and forfeiture  (虚無と孤独と喪失と)Vol.63

2017年06月02日 10時34分14秒 | Weblog
5月27日


残りが・・・

タバコが吸いたい。

携帯も・・・・

この道は・・・

思いだせない・・・

眠い・・・・

立ってられない・・・

椅子、椅子・・

ベンチがあった・・・

眠い・・・



コウちゃん。

コウちゃんでしょ。


誰・・・



どうしたの。

こんなところで。


誰・・・・


あら。

忘れちゃった。

ほら。

村山の美喜子。

お母さんのお友達。


誰・・・・・


こんなところで寝てたらダメヨ。

わッ。

コウちゃん。

お風呂入ってないんじゃい。


誰・・・・・


服も随分汚れているわね。

おばさんで良かったら。

付き合わない。


誰・・・・・


14:32

406号室

使用中


こんなのでいいのかな。

若い人の趣味は解らにけど。

コウちゃん、いくつになったの。

まあ、いいわ。

お風呂、入りなさいよ。


誰・・・・


ははは、私も一緒に入ろうかな。


誰・・・・・







nihility and isolation and forfeiture  (虚無と孤独と喪失と)Vol.62

2017年05月19日 16時58分39秒 | Weblog
5月17日



僕は嘔吐して、そこに、這いつくばった。

厳正な審査の末、資格が失効になった。

明日からは仕事を探さないといけない。

誰のために、働くのか。

責任とは何か。

全ては、偶然のたまもの。

そこに意志などない。

さて、

王として生まれてきた僕が、

なぜ、

下僕に使えなければならないのか。

魂の数合わせで、生まれてきた劣性生物が、

有機体としての最高峰にいる僕を虐げる。

僕が手を伸ばし、彼らを死滅させることなど、

他愛もないことだ。

だが、

そんなことはしない。

品位が、それを許さない。

そして、

また、

背中を彼らが、這い上がる。

この匂いは何だ。

カビか、

サビか、

はたまた、

彼らの放つ、

死臭か。

どこへ。

どこへ行きたいのだ。

わが魂は時の荷重に潰されり。

微塵となって拡散す。



nihility and isolation and forfeiture  (虚無と孤独と喪失と)Vol.61

2017年04月28日 09時27分51秒 | Weblog
4月26日




牛肉、腿、肩。

イヤ。

テール。

クレソン。

キャロット。

オニオン。

ポテト。

セロリ。

フレッシュバジル。

セージ。

オレガノ。

コンソメパウダー。

ブラウンソース。

トマトピューレー。

トマトケチャップ。

ソルト。

ペッパー。

レッドワイン。

ホワイトワイン。

スタート 08:00

フィニッシュ 28:00

今日も帰ってこない。











nihility and isolation and forfeiture  (虚無と孤独と喪失と)Vol.60

2017年04月24日 11時12分27秒 | Weblog
4月20日

パスモ

月日 種別 利用駅  種別 利用駅
0401 入  八幡山  出  下北沢
0401 入  下北沢  出  八幡山 
0403 入  上北沢  出  下高井戸
0404 入  桜上水  出  下北沢
0405 入  千歳船橋 出  下高井戸
0406 入  下高井戸 出  八幡山
0407 入  八幡山  出  明大前
0407 入  明大前  出  新宿
0407 入  新宿   出  中野坂上
0407 入  中野坂上 出  下高井戸
0408 入  八幡山  出  町田
0408 入  町田   出  八幡山 
0410 入  上北沢  出  下高井戸
0410 入  桜上水  出  八幡山
0410 入  八幡山  出  下高井戸
0411 入  下高井戸 出  千歳船橋
0411 入  成城   出  明大前
0412 入  明大前  出  中野坂上
0412 入  中野坂上 出  下北沢
0412 入  下北沢  出  町田

充電残量 10%。

所持金 600円。

あと3本で切れる。