井上雄彦氏演出による資生堂UNOのCM

井上雄彦氏（スラムダンクで有名な）演出による資生堂UNOのCM、
最初に見た時、途中でもしやこれは・・・と思ったら、全部描き終えた時、
あ！やっぱり井上雄彦さんの絵だ！！と、とても印象的なCMでした。
上の絵をクリックすると、このCMおよび別バージョンのCM、メイキングなどが
見られるサイトに飛びます。
(上の絵で頭のてっぺんに、小さく見えるのが井上さん本人。この絵の大きさが解りますね）

実際は、すごく大きな絵で、渋谷のビルに飾られる処をTVで放映していました。
それにしても、井上さんの絵は、すっーごく上手いです！そして登場人物の男が
すごくカッコイイ人が一杯います！

「バカボンド」
絵が漫画の域を超えていますー！　カリスマ有る武蔵や小次郎、その他
の登場人物もそれぞれみんな魅力的。
個人的に武蔵の幼馴染みのダメな親友の心理描写や、お坊さん（寝ている時に武蔵が
刺そうと構えるが刺せなかったあの老人等がツボです。

「リアル」
登場人物の心理描写が深くて、凄く引き込まれる。
バイク事故を起こしちゃって女の子を歩けなくさせちゃった男の心理描写が
読んでいて凄く切ないっ！、いつも楽しみに読んでいます。

井上さんは、天才肌の男や格好いい男も、そして凡人（弱者や才能の無い男）も、
両方に感情投入出来る様に描けるのがスゴイ。
絵も上手くて、内容も面白くて、登場人物が素敵と、この３つ揃う漫画家は
そうそういません。別の機会に、バカボンド他の、記事を書こうかな・・と思っています。