昨日2話目のNHKのドラマスペシャル白洲次郎 第二回 『1945年のクリスマス』」を見たんですが、、、1話目はとっても面白かったんだけど、2話は、なんだか描き方やシナリオから、そういう印象を受けてしまったのかもしれませんが、、、
白州次郎さんにも赤紙が来ていたんですね。それを、行く価値のない戦争だから!と強く言う次郎。そりゃそうだよ。最初から反対してたしね。でもね、この時代、ほとんどの人が行きたく無いのに、しょうがなく行って、死んじゃった人も一杯いたのに・・・。
でも、次郎さんは特権階級の人だから、結局うやむやにしてもらって、行かずに済んだわけですね・・・。そこが、なんだか、やっぱりちょっとズルい・・・と思ってしまいました。
逆に、そこで戦争に行って死んじゃっていたら、ああいうGHQに正々堂々と意見を言う日本人が一人もおらず、日本はどんな事になってたんだ~~?って事になっちゃうわけで。だから死んではいけない人だったんだ!というのも解るんだけどもね・・・
それと、正子さん。彼女は子供とか旦那さんとか、そういう人を影で支えるというタイプの人間じゃなかったのね? 自分が~という風に生きなければ生きてる気がしないというタイプの人だったのね。そういう人がいても良いと思うし、理解は出来ます。
ただね、、、この時代、食べるものも無くて困って死んでいった人とかゴロゴロいた時代ですよ(かたや「はだしのゲン」の時代っすよ?)、やっぱり特権階級の奥様って事で、タバコすぱすぱ吸って、子供や家事や畑仕事とかしないで、ぼんやり~って、羨ましい事だわよ、って目でちょっと見てしまう自分がいました。
で、そういう虚無な日々を送っていた彼女が、運命の人に出会うエピソード・・。この時代に、目利きになるのって、そんなに偉い?凄い事・・・?って、冷めた目で見てしまいました。
正子さんの一生とか、よく知らないし、このドラマの中ででしか知らない私には、たぶんよく解ってないだけなんだと思います。素敵な女性ってことで世間で知られているみたいだから。だから、あのドラマの描き方から単に受けた印象に過ぎません。
で、近衛文麿さん・・・。
これまた良く知りません。なんだかんだ言っても、結局、日中戦争に入って行った時も、その後の第二次世界大戦に入って行った時も、この人が総理だったりして、戦争責任があると、私は思ってしまったんですね。
1話を見た時にも、次郎さんがこの人の政策や行動に怒鳴ってましたが、昨日の放送では、自分はむしろ平和主義で・・・って言うシーンがあったりして、よくわからず、ネットで色々調べたんですが、いまひとつピンと来ません・・・。
基本的には軍国主義とは違う考えの人だったものの、流されてしまって、戦犯になってしまった・・って事なのかしら?どなたか、そのあたり、すごく解りやすく説明して頂けると嬉しいです・・。
2話のドラマは面白かったです。ただ、白洲さん夫婦という人に、1話と違って、2話は、ちょっとがっかりした・・・という感じでした。ある意味、こんな内容の脚本を書いたというのは凄い事かも・・
1話の感想「NHKドラマスペシャル白洲次郎」豪華でした~☆
なんとなぁ・・・く納得がいかない第2話でしたよね
夏までに、ちょこっと本を探して読んでみようかと思っています。
また遊びに来てください。
今回もWBCであんまり見ていなかったのですが、少しだけ見ていました。
正子さんのコレクションは平安時代やら江戸時代やら大量に骨董品がありましたので、生活のレベルも活動ないよう、知識も一般人とは桁が違います。能舞台に初めて女性であがった人でもあり、小林秀雄や多田富雄教授との交流も、奈良・京都の神社仏閣を巡り見つめている感性も、鋭いものがあります。
どの視点で彼らを捉えるかでかなり印象も変わると思います。
白洲正子さんについては、本も全然読んでいないし、このドラマでしか見てないので、ちゃんと解ってないのかもしれません
能の~とか、桁違いの家柄、目利きってことは解っていましたが^^
ん~~~、でも、私は彼女の事、少なくとも素敵な人とは思わなかったな・・・。(この後は知らないので、あくまでも、この2話までの部分で^^)
やっぱり私は、死んで行った息子を持つ農家の人たち側に、強く感情移入しちゃいます。
沢山の人の感想が知りたくて、その後ブログ検索で、30人くらいの方々の感想を読んでしまいました。かなり多くの方が、やっぱり「なんかなぁ~」と思っていたことに、少々びっくりしました
でも、赤紙もみ消しって、汚点とも取れる部分なのに、ちゃんとそこを描いたというのが、ある意味凄いって書いている方も多く、そうだよなー!と私も思いました。死んで行った農民の人と対比させる様に描いてましたよね。カッコイイだけの人ではなかったんだ・・・って解る造りにしてたって事ですよね
NHKの描き方なのか、そういう人だったのか、ドラマしか観てないのですが、なんだか腑に落ちなかったです。
他の方がどう思ったのか気になってNHKの番組の掲示板を覘いたのですが、ベタボメでした。
私もブログで感想を書いたのですが、
他の方の感想が気になったので検索して、こちらに辿り着きました。
(”白洲次郎 赤紙”で検索しました)
>赤紙もみ消しって、汚点とも取れる部分なのに、ちゃんとそこを描いたというのが、ある意味凄いって書いている方も多く
確かに。
ですが、私は、やはり、
>行く価値のない戦争だから!と強く言う次郎
が、ひっかかってます。
ジェントルマンて、卑怯者ではないからです。
武士も騎士も卑怯者ではないからです。
価値があるかどうか。
個人の問題ではないからです。
時代を生きたものの責任から逃れようとすることは、やはり卑怯である気がしてなりません。
浮世離れした豊かな暮らしは、特権による蓄財にあったようです。
戦争は避けられた。価値のない戦争。
白洲次郎を通して、大東亜戦争を否定するために、ドラマにしたのかと… そんな風に思ってしまいました。
私も第2話だけ拝見しました。(誤)
私は、第2話だけ拝見しました。(正)
それと、近衛文麿さん。
私も、ほとんど(全く)知りません。
ただ、演技上手だなぁと思いました。
実は元気さんのブログには今朝、おじゃましていたんですよ。うお~~!!ハッキリと言ってくれてる人がいるっ!!そーだ、そーだ、その通りだよっ!!と、すんごい共感してしまい、嬉しくなって、それで、トラックバックをとばさせていただいたのですが、ダメだったみたいなのです。で、コメントを入れようとしてのですが、認証が何度やってもダメで(ちなみに、今、再度5回ほどトライしたのですが、大文字小文字と別にして入力しても、どうしても認証されずコメント投稿出来ませんでした・・)
だから、こちらで、まとめて書いてしまってすいません!!
NHKの掲示板は、ベタボメのコメントばかりでしたか・・・。
私も、やっぱり徴兵逃れをしたのは、ジェントルマンではないなあ・・・と思ってしまいました。ただ、もしかしたら、それが彼の中で負い目になっていて、だからこそ、敗戦後日本の為に色々がんばったのかな?とも思ったりもします。でも、ここまで世間で、素晴らしい人たち!って賞賛される程の夫婦とは、昨日の2話まで見た限りでは、私的には疑問です・・・。
以下、元気さんちで書き込みするために書いた文のコピペです・・・。
元気さんの上の文の中で、
「自分を守ることよりも、家族や国を、その将来を守ろうとして散った命~~~そんな尊い気持ちが蔑ろにされたように感じたからです~~中略~~アカルイニホンのためのイシズエとなったのです。」
って部分は、なんかジーンと来ちゃいました!
白洲次郎・正子夫婦のこと、このドラマと本1冊でしか知らない私でしたが、赤紙のこと、正子さんの暮らしぶりなどは、このドラマの2話で初めて知り、なんだかなぁ~~という気持ちで、土曜の夜から、ず~~~っと一人、もんもんとしてました。誰も回りで見てる人がいなかったので・・・。だから、元気さんとお話出来て、凄く嬉しかったです!!
そして、こちらのブログのタイトルが「インシャラー」だったのも、すんごい印象的で。アラビア語圏の国に行くと、頻繁に使われる言葉ですよね。この言葉の響きと使い方が個人的にとても好きです。
また、遊びに来させてくださいね。長くなってすいませんでした。
そうか・・・。私は土曜日、バタバタしていて2話はチラ見もできなかったんだけど、そんな内容だったのね。。
私も白洲次郎・正子ご夫妻については詳しくは知らないのですが、徴兵拒否なんてできたんですね、ビックリ!!
3話はえらい先に放映されるようですが、どんな内容なんだろう~。。
その頃には、今よりちょっとでも落ち着いてるといいな~、生活が。。
ところで、パスコからイングリッシュマフィンなんて出てたんですね、全然知らなかった!!
自称「パン好き」の私なのに~。。
で、今日スーパーで探したらありました♪ 今度食べてみよう~。←って買ってないんかい!!
ではでは、また来ますね~。
私のブログにも訪問いただいてたのですね。
ありがとうございます。とっても嬉しいです。
>もしかしたら、それが彼の中で負い目になっていて、だからこそ、敗戦後日本の為に色々がんばったのかな?とも思ったりもします。
そうですね。
そう考えるのは、とっても自然だと思います。
ただ、latifaさんの記事のタイトルでもありますが、
「特権階級」 というのは、特別な考えをする人と考えた方が良いと思います。
特権を持って、それを行使することを当然と考える人々です。
本当に立派な紳士は、戦争で自分の責任を果たしていると私は考えています。
(例えば硫黄島で戦死した多くの方、栗林忠道、バロン西…)
命を賭して祖国の歴史と未来、誇りを守ろうとしたのだと思います。
尊い命です。掛け替えのない命です。だからこそ犠牲などと、散った命を貶めてはいけないと、私は考えています。
次郎さんが英語が堪能だったから、軍の上層部と懇意だったから、政治的な繋がりが有ったから日本が救われたわけではありません。
なくてはならない存在は、次郎さんの命だけではありません。次郎さんに代わる命もたくさん有ったはずです。
次郎さんは、自分の命と同じように農業の師匠の命について考えるべきだったと思います。
それを考えないのが特権階級だと、私は思います。
戦後も長く生きた次郎さん。
彼は、特権を更に活かして蓄財し(ウィキペディア情報)優雅な暮らしを楽しんでいます。
その生き方を手本とする日本人は、公よりも私を重んじる日本人であると、私は思います。
>ブログのタイトルが「インシャラー」だったのも、すんごい印象的で。アラビア語圏の国に行くと、頻繁に使われる言葉ですよね。この言葉の響きと使い方が個人的にとても好きです。
そうなんです。私も大好きです。
インシャーラーをご存知の方がいらっしゃって、とっても嬉しいです!
私は、誰かのせいにしないところが好き、かな。(笑)
誰かのせいにして自分の責務を果たさないのは良くないです、よね。
でも、お天道様や神様が望んでいるなら… ま、いっかぁ。
と許しちゃう感覚。この感覚が好きです。(笑)
>また、遊びに来させてくださいね。
はい。ぜひ。
私こそ、長くなってすみません。
つい、調子に乗って書いちゃいました。(恥)
---以下引用---
次郎は一部の雑誌などで、「日本一カッコいい男」とか、「日本で
初めてジーンズを履いた男」くらいはご愛嬌としても、「マッカーサーを怒鳴りつけた男」
と書かれるに至っては、白洲は筋を通してもそんな失礼な男ではなかったと言いたくなります。
---引用以上---
http://archive.mag2.com/0000079496/20081225103000000.html
あと、当時子供のときに武相荘を訪れた方のお話も紹介されています。
---以下引用---
当時、白洲さんの子供達と、村のハナたらしの私どもと同い年くらいのことも有り、よく遊び、
白洲さんも快く受け入れて、村の子供たちの溜まり場となっていた。そこは、母屋の並びの
洋風の、ガラス窓の明るい子供部屋であった。薄暗い農家の部屋とは、天と地との違いであった。
この別天地での白洲さん夫妻との思い出は深く心にある。
“パパ”、“ママ”と呼び、「また、ハナをたらしている」と、柔らかいティッシュペーパーで
ハナをかまされた感触は忘れられない。当時のハナ紙は、新聞紙を八切りにしたものであった。
---引用以上---
http://archive.mag2.com/0000079496/index.html
正子が武相荘でタバコをふかして何もしないシーンがありました。
慣れない田舎暮らしで身をもてあます様を強調したようですが、これを見るとまったく何もしなかったかというとそうでもなかった?みたいです。
遺族の言い分なのですが、NHKの過剰な演出の可能性もあるかと思います。 「フィクション」と断っているのですから。
あと、アンチ白洲次郎の視点の話をまとめている方がいらっしゃいます。
http://blog.livedoor.jp/k_guncontrol/
まだざっとしか見ていませんが・・・。