

装丁のイラストは、遠田志帆さん。HP
ちょっと調べて見たところ、あっ!この絵も彼女によるものだったのね??っていうのが色々ありました。どの絵も、すごく印象に残る綺麗な女の子です。

中村佑介(夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦)のイラストと、似てないんだけど、妙に印象に残るところが同じです。
壁井ユカコ「14f症候群」「NO CALL NO LIFE」


「14f症候群」は娘が読んでいたのを横から拝借してちょっと読んでみたことがあります。


1979年秋田生まれ、埼玉在住。秋田大学教育文化学部卒業。イラストやWebデザインの仕事をしつつ、主に即売会や展示会で活動。目が合ったら逃れられない、そんな少女絵を目指して日々精進中。少年・青年絵や、漫画も描いてみたい今日この頃…。(HPより)
小説の感想
あまりのぶ厚さに腰が引けたものの、おそるおそる読み始めたら、以外とサクサク読めました。が、やっぱりもっと薄くならんのかな?重いし・・。
なんか舞台が中学校で、少年と少女が主人公のせいか、ライトノベルっぽいなあ・・・という印象。やたら一杯人が死ぬこと、呪いとか、3年3組のジンクスなどが、これが事実だったら、大問題だし絶対マスコミでも盛んに取り上げられるでしょう~~とか突っ込んじゃった。ゲーム的な感じというか・・・。

1998年に設定されていたので、何かそれには理由があるに違いない・・と思って読んでいたのですが、それは深読みし過ぎだったみたいです。結局ハッキリどうして?っていうのは、解らないままだったし、あまり私の好みのタイプではなかったようです。このミステリーが凄い!の3位とのことですが、う~~ん・・・。

あとがきに、アレハンドロ・アメナバール監督の映画「アザーズ」と、私は未見ですが「悪を呼ぶ少年」(THE OTHER 1972年映画)に影響されているとのことでした。確かに「アザーズ」とほんの少しだけ似てる雰囲気が有る様な。

Another 綾辻行人 2009-10-30
内容(「BOOK」データベースより)その「呪い」は26年前、ある「善意」から生まれた―。1998年、春。夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(15歳)は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げた! (ヤングエースで漫画化されます)
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綾辻さんの本は、以前「眼球綺譚」を読んだことがあります。
幾つかの短編集で、中でも「特別料理」は凄かったわ・・・

どの話にも由伊という女性が登場するものの、特に関連性はないみたいです。
眼球綺譚 (1999/09)
内容(「BOOK」データベースより)
ある日、大学の後輩とおぼしき男から郵便が届いた。「読んでください。夜中に、一人で」という手紙とともに、その中にはある地方都市での奇怪な事件を題材にした小説の原稿が…。表題作「眼球綺譚」他、誕生日の夜の“悪夢”を描いた「バースデー・プレゼント」、究極の“食”に挑んだ逸品「特別料理」など、妖しくも美しい7つのホラーストーリーを収録。
綾辻さんのアナザーですが、、、先日古本屋さんで買ってきて手元にあるんですぅ~
分厚いのでいつ読もうかな・・・と二の足を踏んでいたのですが、、、☆2つ半ですか?!
う~む、、、息子に読ませちゃおうかな?(笑)
記事のテンションが私と正反対ですね(苦笑)。私は久々の綾辻ミステリ(基本はホラーですけれど)に終始興奮しながら読んでました。確かに腑に落ちない部分はいくつかありましたね。でも、それが気にならないくらい面白かったです。表紙の絵、素敵ですよね~。壁井さんの「14症候群」は表紙に惹かれて何度も手に取っているのですが。お薦めでしょうか?
わーい!由香さん、もう手元にあるのね?
是非読んでーー!!!
分厚いから躊躇しちゃいますよね・・・。でも一日で読めちゃうと思う。私は午前の部、午後の部と2回にわけて読んじゃった。
う~~ん、、私はあんまりこういったタイプのお話は(学校の怪談風というか・・)ありえない・・・ってどこか思ってしまうところがあって・・・。
でも、面白かったんだけれどもね・・・ツッコミどころは満載かも。
由香さんの感想、楽しみにまってまーす
べるさんちにはTBしか飛ばせられず、コメント残せないのにもかかわらず、こうやって来て下さって、ありがとうございます。
べるさんちには、沢山の本のレビューがあるので、凄く参考になります。この本を読んだ後、ヤフーだかグーグルで他の方の感想を検索してみたところ、べるさんちを発見!
今回は、べるさんとは感想が違ったみたいですね。
>綾辻ミステリ(基本はホラーですけれど)に終始興奮しながら読んでました。
べるさんは、元々綾辻さんの本も色々読まれていて、好感を持たれてたようですよね。
私はこれ以外には1冊しか読んだことがなかったので、愛着とかが特に無く、久しぶりの!っていう期待感も少なかったのかもしれません。
「14症候群」は、当時、娘がちょうど同じ年ってことでなのかな?興味を持ったらしく、図書館で借りて来て読んだみたいなんです。短編が幾つか入ってる中、半分くらい読ませてもらったんだけれど、大人が読む分には、普通にティーンのお話で、そこそこリアルに感じたし、わりと面白く感じたんだけれど、娘は「大人が若い子の心理解ってますよ」系で書かれてる小説は、好かないみたいで・・・。「いまどきの女子学生が、みんなこうだと思うなよぉ・・・」って気持ちになるとか。
ライトノベル系の軽いお話です。