子犬がやってきた Ⅰ

「犬を飼おう」の続きというわけではないが、
ララを迎えいれたときのことを書こうと思う。
タイトルは「子犬がやってきた」。
このタイトルもまたホームページ時代のものだが、そのときの主人公は娘犬アユだった。
今回はララの話で、ララの若かりし頃の写真も載せる予定。
初めて犬を飼う私たちは、子犬を迎えた喜びもつかの間で、トラブルの連続だった。
今ならどうってことないことばかりだが、当時は経験がなくそれなりにたいへんだった。


２００３年７月１７日
子犬が我が家にやってきた。
実際は連れて帰ったのだけど、「やって来た」と表現したい。
待ちに待ったゴールデンレトリバーの子犬の登場。
どれだけこの日を待ち望んでいたか。
ララは我が家にやって来てくれたのだ。

しかし突然の登場で準備が出来ていなかった。
八ヶ岳犬の牧場をあとにしたのが午後３時頃。
奈良のペットショップに電話を入れて、予約中のゲージが届いているかを確認。
幸い届いていたが、店の閉店時間は１９時。
犬を初めて飼うのでゲージ無しで一夜を過ごすのは不可能と思った。
車を飛ばしに飛ばして、２０時に到着。
なんとか対応していただいた。
あれこれと備品も買って自宅へ。

自宅ではゆっくりとララをもてなす時間もなく、あっという間に深夜０時をまわろうとしていた。
ララにとっては激動の一日だったに違いない。