アマチュア無線7MHz周波数帯が、7.000MHz---7.100MHz---7.200MHzと拡張されるのに対応して、二本ある7MHzモノバンド・ホイップアンテナを使って、切り替えながらある程度は使えないものか?
・・・と、一方のホイップは共振点をぐーーーっと下げ、他方のホイップは上げました。これで7.000----7.080---7.140MHzまでカバーできました(^-^)。
ところが、アナライザーを使ってアンテナ調整に入ったところで、どうしても一方のアンテナが調整できません。・・・というより、おかしな状態にあることをアナライザーが示します。(エレメントの出し入れで共振点が変化するのではなくて、VSWR値が激変する・・など、その他)
ケーブルの途中、接触不良でも同じようなことが起きることを経験しているので、端から端までチェックして、ついでにクリーニングなどのメンテナンスもしました。
さあどうだ!・・・同じです(--;)。
で、思い出しました。これは以前にも同じことが起きたことを。それは同じ7MHzバンドのホイップアンテナを二本ならべてベランダ手すりに取り付けた場合に起きる症状でした。
それならば、と一方のホイップアンテナを外してチェックしてみると・・・ばっちりです(^-^;)。もう一度アンテナを取り付けてみると・・・だめです。
この場合、一方に21MHzモノバンドホイップなど、他の周波数用のアンテナを取り付けた場合には、上記のアンテナ異常は起きません。
・・・ということで、ふと思いつきで始めた、一方を7MHzバンドの下、他方をバンドの上に設定してきりかえながら、拡張7MHz周波数帯に対応する!というもくろみは、とりあえず頓挫しました。
(建物北側と南側にそれぞれ7MHz用ホイップアンテナを出して、切り替えながら使うことにすればよさそうです。 とはいえそこまでして現段階では7MHzバンドでの運用を必要としていないので、また先のこととして考えます。)管理人
アイコムIC-375を修理に出すために、ケーブルを外して抜き取りました。
275と375を重ねていたのですが、上のIC-375がなくなると・・・すっきりした感じです(^-^;)。
一方、IC-375に3エレ八木アンテナを接続して使っていましたが、そのアンテナケーブルをIC-7000に接続してみたところ、IC-375ほどの受信感度が得られずノイズ交じりで内容を了解するのが難しいほどです。(いつも受信していた地元レピーター信号受信において)
うーん、これほどIC-375が良く出来た無線機だったのかと、うすうす感じることはありましたが、今日は決定的に実感させられることになりました。
もっともIC-375は、古い機種とはいえIC-7000に対して三倍にはなろうかという体積のボディに、430MHz周波数帯「専用」の回路を納めている本格無線機ですから、IC-7000の430MHz送受信機能と比較するのは無理があるのかもしれません(^-^;)。
これからIC-375を箱に詰めてサービスセンターへ送る準備に取り掛かります。早く修理から戻ってきて欲しいものです。 管理人
追記 ホイップアンテナ交換
IC-375からIC-7000に変更して430MHzバンドで、復調音がノイズに埋もれてとても了解するのが難しくなってしまいました。
それでせめてホイップアンテナを利得の大きいものにしようと、車から70センチ少々のホイップアンテナを取ってきて常置場所用のアンテナとしました。(交換前の常置場所用には40センチ少々のマグネット基台ホイップをつけていました)
これが思いのほか効果があって、IC-7000にとっては好都合だったのでしょう・・・ノイズレベルがぐっと下がって復調音も良好に聞こえるようになりました。U/VHFのSSBモードの信号でも、普通に交信が可能な受信音になりました(^-^;)。
それでもSSBモードではザーーーというバンドノイズさえ小さくて、IC-7000内蔵のプリアンプをオンにしてやっとSSBのバンドらしいノイズ音がスピーカーから聞こえてくるという状況です。
( 追記 幸いこのあと同じ市内の無線局と144MHzSSBで交信することが出来て、システムとしてきちんと稼動することが確認できました。ほっとしました(^-^;) )
(IC-375の場合では感度が良すぎたのでしょう、40センチほどのマグネット基台のアンテナも、70センチオーバーの本格的なU/VHF用ホイップアンテナも、同じように聞こえてアンテナ交換してもそれほど体感できる違いはありませんでした(^-^;))