☆航空無線とアマチュア無線のii-blog

<無線局 JN4VWH + 模型 カメラ DTM DIY キャンプ>

黒点HFコンディション

2009年04月30日 | CQ HF+50MHz
黒点観測、SSNに数値がついている!と情報をいただきました。

それで休日の今日無線機の電源を入れてダイヤルを回してみたところ・・・どうも7MHzバンドはバンド全体にノイズレベルが高く、そうしたこともあってか信号も極端に少ない、しずかな7MHzバンドです(ダイヤルを回してみたタイミングでの状況)。

それでは18MHzバンドはどうだろう?と移動してダイヤルを回してみると、おお国内6エリアからのSSB信号が強力に入ってきました。つい先日にも交信させていただいた鹿児島の無線局です。

0、1、3エリアとワッチしている間に連続で交信されていて次から次へとコールを受けている・・・様子です(^-^;)。どうもパイルにもなったりしているらしい・・・というのは、この常置場所、エレメント1m少々のモービルアンテナでの受信では、CQを出されている6エリアの無線局からの信号しか入感していませんでした。コールする他の信号は「まったく聞こえない」か「信号の存在だけ感じられる」という程度で、内容が了解できるようなことはありません! 


でも、黒点が出ている状況で、これだけ良好な入感の6エリア局の信号なので、これならば10W出力で交信できるだろう!と無線機IC-703を使ってのコールに参加することにしました。

結果は、コール一発!でコールサインを取っていただいて、しかも信号レポートは強力な59ということでした。先に交信した時は無線機IC-7000を使って50W出力での交信でしたが、今日のコンディションでは10Wでも十分強力な信号が6エリアまで届くのが確認できました。

Eスポの時には、無線機IC-703の10W出力は強力な短波電波送受信機となるのですが、次第にそんな強力電離層反射のシーズンに近づいてきているのを感じさせられる手ごたえです(^-^)。



交信後もログを記録しながら、ダイヤルそのままでワッチしていましたら・・・あれま!1エリアからのコールまで聞こえるようになりました。

ほーーー、と思いながらワッチを続けていると、つい20分ほど前には強力入感とレポートされていた1エリアからの信号が、QSBを伴って了解に苦しむ信号になっているという話しです。

僕の所で聞こえなかった1エリアが聞こえるようになると、今度は6エリアでは受信が厳しくなったと言うことでした。

その後15分か20分もすると、もう完全に「6エリアの信号が消滅」してしまいました(^-^;)。6エリアをコールする他のエリアの信号がいくつか入感していて、一方通行のQSO信号だけになってしまっています。


18MHzSSBだけでなく他のバンドでもこれから面白いことになって行くだろう、そんな電離層反射のうごめきが感じられる数十分でした(^-^)。





日暮から夜の状況

日没頃から18MHzSSBで多くの信号が飛び交うようになって、いくつかの信号は重なりながらの交信になっています。7MHzSSBのような様子にこの18MHzバンドがなるのは本当に久しぶりのように感じます。

国内信号だけではなくて、午後も8時頃になるとDX信号がいくつも聞こえます。常置場所の1m少々のモービルアンテナでも入感があります。

ただ強力な信号で了解度はまちがいなく5なのですが、入感信号は強いとは言えないのでしょう、無線機のSメーターは1にもなっていません。常置場所で使っているIC-7000では、通常S3から上で何とか交信できるのが現在までの経験則なのですが、それがS1にもならないとなると、とても交信は実現しません。
(とはいえS1,2なるかならないかの信号で、ものは試しとコールした時に、東ヨーロッパと小さなアンテナで交信が成立した時には驚きましたが!(^-^;))


ともあれ、今日は、国内・DXをふくめていくつものQSOを楽しむことが出来た日でした。 管理人

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 電離層反射 | トップ | 多バンドQSO »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿