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一時的晴れ ”すばる星団”を撮影 Pentax-M 28mm & 50mm, by K-30

2019年08月26日 | カメラ・ビデオ関連
8月25日夜中(26日早朝)、秋雨前線が中四国地方から南下し、こちら岡山市では日付が変わったあたりで、久々の満天の星空になっていました。
(週間予報では今週後半連日雨降り!!)

・・それでは!ということで、玄関先に三脚とカメラを持ち出して撮影してみました。つい先日届いたばかりのPentaxK-30なので、いろいろ操作の方法がまだ十分に慣れていません。ちょっとでも、星空撮影あそびを通して、カメラ操作にもなれていけたらなあと思っています。

(とはいえ、星空に向けては モードはマニュアル、絞りはレンズの開放に固定で、ピント合わせののち、ISO感度、シャッター速度を変更しながら、リモートシャッターで撮影・・・するだけなんですけど・・・(^-^;))

レンズは1970年代のいわゆるオールドレンズです。鏡筒は金属製でレンズ内部にはガラスだけ!ボディとの接点、端子のようなものは全くなく、今となっては質実剛健の頼りになる道具!という印象を個人的には持っています。

   ( 下の画像をクリック、拡大写真へ )
  
    << Pentax-M 28mm  開放f3.5   シャッター5秒 ISO1600>>

  
     << Pentax-M 50mm  開放f1.7   シャッター4秒 ISO1600>>

50mm大口径で「明るい」レンズです。星空撮影にその基本性能は良好なのですが・・・撮影画角が狭くなります。APS-CイメージセンサーのPentaxK-30に取り付けての撮影なので、換算約75mとなりますから、中望遠レンズの画角になります。

それに対して28mmは開放F値が3.5なので、決して明るいレンズではありません。星空撮影にはやや不利なレンズになってしまいますが、もしカメラ本体が高いISO感度に対して高性能な機種であれば、十分星空撮影遊びには活躍してくれる・・はず・・と思っています(願っています)(^-^;)。こちらは換算約45mmくらいになりますから、フィルムカメラでの「50mm標準レンズ」にかなり近い使い方をするレンズとなります。( 28mmという数字で広角レンズ!とついつい判断してしまいますが・・)

・・・ともあれ、玄関先で見上げた綺麗な星空を、ちょっと撮影して楽しもうという使い方であれば、1970年代のレンズでも(ジャンクの28mmは分解してレンズクリーニングして組み立てたもの)、綺麗な気持ちのいい星空を写し取ってくれているように思います。


〇比較撮影 Sony SEL1628 16mm  Sony NEX-5R

上記のPentax機材での設定に出来るだけあわせて、ソニーの16mmレンズを取り付けた、Sony NEX-5R:ISO1600 絞りf3.5 5秒・・・で、比較、確認になるかなと撮影してみました。
    (下の画像をクリック、拡大写真へ)
  

デジタルカメラ時代の現在では、メーカー純正の画像処理ソフトを利用することで、写真の色合いとか、ノイズとか、その他調整が可能な状況になっています。

上記のPentax Sony それぞれの写真は「トリミングなし」で、見え具合が大体同じようになるように調整してあります。 

しかしPentax Sony いずれもカメラ本体設定でノイズ除去はOFFにしてあります。また画像ソフト上でもノイズリダクションは操作していません。

ずっとレンズの都合でSony NEX-5Rを主に使っていました。手持ちのレンズで「明るいレンズ」「広角レンズ」はいずれもSony製品でしたので。

マウントアダプターを介して 手持ちのレンズで

・・・ということで、星空撮影に使おうとするレンズの関係で、カメラボディとしてSony NEX-5Rをメインに使ってきています。そしてそのSony NEX-5Rの作り出す写真をいつも目にして、楽しんでいます。

ところが、先日届いたばかりのPentaxK-30、その夜にさっそく試写をして撮影できた画像を見た時「なんか、ペンタックスの星空・・きれいかも」と第一印象を持ったのは、どうやら星空の背景の黒い部分の「ノイズ」だったかもしれません。

ISOを1600ではなく、800で比較撮影したりするとまた状況が変わるかもしれませんし、それぞれRAWデータをノイズリダクション処理した後の写真の様子はまた違ってくるかもしれません。
とりあえず上のようにJPEG形式でいわゆる「撮って出し」写真では、Pentaxの方がずいぶんノイズの少ない、綺麗な夜空、星空を、そのまま簡単に撮影することが出来る!という個人的印象です。

以前にも触れましたが、PENTAXは天体望遠鏡メーカーでもありましたし、ペンタックスの最近のカメラにはオプションのGPSを入手して搭載すると、ボディ内手振れ補正の機能を使ってセンサー画面を星の動きに合わせて移動させることで、夜空の星を(流れた光跡ではなく)光の点として撮影できる機能が基本的に装備されています。

   

今回入手したPentax K-30 も、そのGPS機能を利用することの出来る基本機能を本体に内蔵している機種です。

つまりメーカーの向いている方向に「夜空の星を撮影」という領域も、基本的な大前提として組み込まれたカメラになっているのが、Pentaxのカメラ・・・と予想、想定して、今回Pentaxカメラ・K-30を追加購入してみることにしました。


どうやら、PentaxカメラK-30、いい方向ですぐ結果を感じられてきていて、ちょっと個人的にはうれしいです。


星空ではないのですが・・・・・・
夜明け前の薄明りの中、我が家の緑のカーテン、ヘチマ・ゴーヤの花がきれいだったので、Pentax K-30 & Pentax-M 50mm f1.7 開放 で撮影しました。その時の写真も、ちょっとここにメモしておきます。
一般によく言われるようなペンタックスらしい、柔らかい溶けたようなボケとともにピントを合わせたところの解像感にあらためて驚かされます。(1970年代のオールドレンズ、当時はなんかぼんやりした写真になるなあと、じつはあまり好ましく思っていなかった。その反動で今はやたらとPentax-M を求めてしまうのでした。)

  
       ( 画像をクリックで、拡大写真へ )
  


  














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