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録音機ZoomR8

2013年08月08日 | 音楽DTM&DAW

猛暑の中、今日、録音機 Zoom R8  MTR が届きました。

  

 ( Amazon 詳細:ZOOM  マルチトラックレコーダー 2トラック同時録音 8トラック同時再生 R8



  

ZoomR8 マルチ8トラックレコーダー(MTR)という立派な録音機です。内蔵するSDカードを記憶装置として32Gバイトまで録音が可能になります。

無線機・・・ミキサー・・・に接続して、QSOの音声記録を残そうと思った時には指一本で簡単録音が実現しそうです(・・そのためだけなら、マルチトラックレコーダーである必要はまったくないのですが・・(^-^;))

 


 購入理由:

その1 DAWソフト”Cubase”が付いてくるから

デジタル・オーディオ・ワークステーション・・だったかなDAW、ともかくMIDI(ミュージカル・インストゥルメント・デジタル・インターフェース)の音をPC上で「録音」「編集」「ミキシング」「その他最終仕上げ」を可能としてくれるソフトウエアです。ヤマハのCubaseかローランドのSonnarが東西両横綱といってもいいかもしれません。が、これがいずれも製品版を購入しようとすると3万円から5万円、もし簡易版を購入するとしても7,8千円になります。

機能限定版”LE”でもCubaseが同梱されている製品(録音機)ということで、これがもっとも購入の大きな理由となりました。

PCにUSBケーブルを挿すだけでPC上のソフトウエアと連動するZoomR8上のボタンやダイヤルは、そのままソフトウエアの操作にも使えます。録音・再生、選択ボタン、ジョグダイヤルなどを装備した製品がありますが、その価格はこのZoomR8の購入価格と同じです。(Cubaseが同梱されているから、そのUSB接続コントローラーを購入しようかと思っていた)

したがって、CubaseLE とそのコントローラー装置 だけで、十分購入理由となっていました。が、このZoomR8にはさらにあれこれと機能が付いてきます。(・・・というより、Cubaseとコントローラーは枝葉部分で、本筋はマルチ・トラック録音機なのですが・・・(^-^;))

ともあれ、生産終了製品、中古品ではなく現行商品であるZoomR8は、本体にUSB端子を持っていて、このレコーダーそのものが「オーディオ・インターフェース」になっています。

ということで、R8本体に挿してあるSDカードは、PC側から見るとZoomR8というメモリーカードリーダーに挿された「メモリドライブ」として認識され、カード内のデータに直接アクセスして、フォルダやファイルをコピーしたり削除したりが可能になっています。



その2 エレキギター・ベースなどのチューナーが付いてくるから

これはこのZoomR8本体の中に内蔵された機能です。エレキギターやベースのケーブルを直接このR8に差し込んで使うようになっているので、実際に録音を開始する前に弦の調律をする!ということなのでしょう。今となってはデジタル・チューナーはそれほど高価なものではありませんが、それでもZoomR8を購入すればチューナーも同時に購入したことになるので、決め手となりました。(チューナーも買おうかなと思っていた・・・(^-^;))


その3 エレキギター・ベースの各種エフェクターが内蔵

もちろん専用の単体装置と比べるといろいろ劣るところはあるのだろうと思いますが、それでも「リバーブ(残響音)」「トレモロ」「ディストーション(ひずみ音)」「フランジャー」などなど、かなりの種類のエフェクターが内蔵されています。 エレキギターをR8に差し込んで、録音前に選択ダイヤルをクルクルまわしながら音を出して、希望のエフェクト効果を加えたギターサウンドにすることが出来ます。(エフェクトの微調整は・・・・ない!)

まだ「エフェクターひとつ」も持っていないものとしては、あれこれ一度にいろんなエフェクターが楽しめるのはとてもありがたく、魅力的な機能です。エレキギターを弾いて遊ぶ時に、ギター==R8==アンプ と接続して、マルチエフェクター代わりにこのZoomR8を使おうと思っています。

ちなみに、エフェクターは効果ごとに単体で売られていて、色々取り揃えると結構な支出になります。他方、マルチエフェクターという製品もありますが、当然それなりの価格になります。
(エフェクターは、色々欲しいなあと思っていた・・・・(^-^;))

さらにびっくりなのが、往年のギターアンプをモデリングしてあってセレクター・ジョグダイヤルを回すだけで「18種類のギターアンプ」「6種類のベースアンプ」のサウンドを再現してくれる、思いがけず優秀なレコーダー・ZoomR8なのです。




その4 メトロノームが付いてくるから

単体でメトロノームを購入しても、現在では高価なものではないのですが、ZoomR8を購入すると、そのメトロノームも内蔵されています。ちょっと正確なリズムを聞きながら、ギターやシンセサイザーでバッキング演奏をするような時に有効です。
(あってもいいかな、と思っていた・・・(^-^;))

 


その5 ドラムマシンが必要だったから

ちょっとギターやシンセサイザーで演奏して遊ぼうと思うときに、ドラムマシンがあるとぐんと楽しくなるので、一番の目的!!!ドラムマシンを用意しようと思ったのがきっかけでした。
製造終了のプレミアム価格のついた本格的アナログドラムマシンから、最新の小型製品までいろいろあるのですが、製品価格で言えば一万円前後からのアイテムとなります。

しかも、この低価格の小型リズムマシンでは、リズム音声の出力はヘッドフォン端子ひとつになります。MIDI(同期)端子などがつく製品もありますが、一万五千円くらいからとなります。なかなか高価なものなんだなあと驚いたりしたものです。

とりあえずiPhone用アプリケーションで、往年のリズムマシンを再現したアプリなどもあるので、それを利用していたのですが、ハードウエア装置にもあこがれがありました(^-^;)。

とにかくドラムマシンは、PC上のソフトウエアではなくて、ハードウエア装置がひとつ必要だった! Korgのカシオレーター2とか、同じZoomのRT-123やRT-223 などなど。



その6 パートごとに録音してワンマン・ステージ

そんなこんなで、トラックごとに録音できる装置も同時に探していました。まずはドラムの音を用意してリズムを録音。次にそのドラムの音を聴きながらベースを演奏して録音。そのドラムとベースのバック演奏を背景に、ギターを弾いたり、シンセサイザーを弾いたりして遊ぼう!!
・・・とこんなことをするには、どうしても専用のマルチトラックレコーダー(MRT)ということになります。

もちろんMRT装置は、どうあってもお手ごろ価格で入手できるようなものではないのですが、たまたま見かけたサマーセールで、アウトレット商品として、外箱がすこし破れて痛んでいるだけで、メーカー希望価格の半値になっているのを見つけてしまい、 しかもなおかつ、上にあるように今後買わなくていいものがあれこれ付いてくる(DAWソフト、ギターチューナー、各種エフェクター、リズム・ドラムマシン、そして高価なマルチトラックレコーダー)わけですから、これが1万数千円ということならば・・・「 安い、買うしかない!」となったのでした(^-^;)。

ZoomR8は、リアルタイム録音に加え、トラックシーケンサーも内蔵しているので、演奏そのものが上級者でないものに取っては(^-^;)、ゆっくりじっくり、ぽつりぽつりと音楽を作っていくことが出来るのでなによりです。

これは購入したシンセサイザーが 「ローランドGAIA SH01」というアナログ・シンセサイザーをモデリングしたタイプの機種だったのが事の発端です。もしワークステーションタイプのシンセサイザーを購入したならば、最近の現行機種であればどれを選んでも「 マルチトラック・シーケンサー(録音)」機能はパネル上に配置してあります。 またMIDIやPCのUSBともケーブルを挿すことで連係出来るようにもなっています。 場合によってはDAWソフトもYAMAHAやROLANDのシンセサイザーに同梱されることもあるでしょう。

もし RolandGAIA ではなくワークステーションタイプのシンセサイザーを入手していたら、諸問題のほとんどは一気に解決していたことになります。( ただエレキギター・エフェクターやチューナーは別に購入することになります。 )


もうひとつ・・・・いろいろとPC上でソフトウエアで動作する装置があります。が、出来るだけそれは避けようと思いました。WindowsXPからVista、そしてWindows7へとOSが変化しているのは、今後も止まることはないでしょう。PCのOS環境に左右されることなく、ずっと使い慣れた操作、使い込んだ取り扱いができるのは、PCと離れた場所に置かれた単体の装置、ハードウエアだと思うのです。また思いつきでちょこっと演奏を楽しもうという場合には、PCを起動したり、接続したりすることなく、楽器や装置を手元に引き寄せてすぐ演奏を始めることのできる環境というのはなかなかいいもんだなあとも思っています。

 

 



その7 SDカード(メモリ)録音

このレコーダーは、ハードディスク録音ではなくて、本体にSDカード(2-32GB)を差し込んでそれを保存装置とする機種になっています。製品に2GBのSDカードが付属していましたが、その半分近くはサンプル音源が保存されていますので、もし本格的にマルチトラック録音して演奏した音楽をミックスダウンし、たとえばCDに保存する・・・ような人は、すぐ大容量のSDカードを購入して保存(作業)容量を確保するのが良さそうです。
ともあれ、もし今後どんどん使い込んでいって、トラック録音データが増えていくとすると、今となっては安価になったSDカードを複数用意しておいて差し替えればいいだけなので、これはずいぶん便利です。

 

 



その 8 アマチュア無線・モニタリング録音

装置に慣れて、うまく扱うことができるようになれば、常に机の上においてあるミキサーに、ZoomR8を接続して、送受信音をモニター録音することが出来ます。( 実際試してみたのですが、PCに接続して、オーディオ編集ソフト上で音声を録音したり再生することも可能です。・・・・が、単体で動作する無線機にはやはり単体で録音できるレコーダー、線を一本接続するだけで送受信音を録音することの出来る録音装置が圧倒的に使いやすいだろうと思っています )


アダプター利用で家庭用電源でも、また本体内部に単三電池四本を入れての電池駆動も可能ですから、手軽に手元で使うことの出来るZoomR8は、これでもか!というほど多くの機能を搭載した録音機で、手に入れたばかりですが個人的にはかなりお気に入りです。




    エレキギターのページ     シンセサイザーのページ          

  

  Zoom社の デモビデオ(YOUTUBE) 

Musical Tools 2013



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4 コメント

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R8 と Flashair (Teacha)
2019-05-20 21:34:33
初めまして、ZOOM R8いいですよね~。
私はToshiba Flashairを用いて音源をスマホに送る実験をしました。スマホにAppをダウンロードし、R8から無線で音源を取り込めるので便利ですよ。改めて自分のへたっぴギターが聞けるので恥ずかしいですが!?
(^-^;
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アイデア! (管理人)
2019-05-20 22:22:47
Teachaさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
Flashair、おおお、そうですか。僕もデジタルカメラで利用していますが、その範囲だけの利用にとどまっています。R8から録音データを取り込むときは、USBケーブルを接続するか、SDカードそのものを抜き取って取り込んでいました。
僕のところでも今度ぜひ試してみたいと思います。ありがとうございました。
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R8とFlashair (Teacha)
2020-04-12 13:31:40
最新のiPhone用 Flashairアプリで試したところ、.wavファイルが扱えない。.mp3ファイルが扱えない。などの制限ができたみたいです。(Andoroidは試していない).mp4は対応しているようです。
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情報ありがとうございます (管理人)
2020-04-13 00:27:45
Teachaさん、こんにちは。
最新Flashairアプリの動作情報をありがとうございます。僕のところではiPadが第二世代、スマホはアンドロイドで、手の届かないところの動作情報です。
感謝感謝です。ありがとうございます。
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