今日9月17日、日常的に使っている漆器を、岡山県真庭市にある「郷原漆器の館」へ持って行きました。
20年くらい前に購入した漆器の椀、ずっとお気に入りでごくごく日常的に使ってきています。過日家のものが、漆の塗り直しもしてもらえるということだったので一度お願いしてみるのはどうか、と言い出して、それでは!と「郷原漆器の館」へ出かけていくことにしました。
(最初に購入した店で、漆器は使い込んでいくと風合いが変化していい感じになりますよ、という話を聞いていました。そして、もし希望されたら、この漆器の工房があるので、その使い込んだ漆器をさらに塗り直しをしてさらに長くお使いいただけますよ、という話でもありました。)
国道、県道をのんびり来るまでドライブして、蒜山に到着し、郷原漆器の館へ到着、
直接館長さんにお会いして相談してみると、少し痛みかけている部分も含めて塗り直し可能ということでした。というわけで、塗り直しをお願いして、漆器の椀をあずけることとなりました。
館長さんの話によると、10年に一度くらいのめどで、三回目あたりの塗り直しでとてもいい状態になるというお話を伺いました。
「今度10年くらいしたらまた三回目の漆塗り直ししてもらうことにしようか」と話しながら岐路に付きました。(^-^)
我が家の椀はもう預けてしまって今手元にないので、郷原漆器の館HPの写真を引用させてもらいました。(20年使いこんだ、塗り直し前の椀を撮影しておけばよかったなあ(^-^;))
関連Webページ :<岡山 伝統工芸品のページ> <Facebook郷原漆器>
岡山県真庭市蒜山の伝統工芸「郷原漆器」
漆器の館裏側にはなにか川魚がいそうな川が流れていて、遊歩道、自転車用サイクリングロードが整備されていました。
瀬戸内海側の岡山市は朝から晴天でしたが、北上して中国山地に入りこんでいくと山々に黒い雲が目立つようになり、蒜山高原に到着したころには山からの雨雲の動きに合わせて、雨が降ったりやんだりしていました。ただそのおかげで、帰りたくなくなるような、別天地のように涼しい風が吹いていました。
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