Nikonのカメラを使い始めて一ヶ月ほどです。使い慣れたCanonやペンタックスカメラとは各種操作が大きく異るNikon D300ということもあって、特に夜、星空撮影や夜景撮影をしようという場合、「絞り設定を変えたい」「ISO設定を変更」「オートモードとマニュアルモードに変更したい」・・・などなど、途中で手元のカメラを見つめて、立ち尽くすということが多々あります。
暗い状況では手動ピント合わせで毎回少し時間がかかるので、昨日はNikon D300にAFオートフォーカスレンズを取り付けて日暮れ後の散歩にでかけました。
・・・ところが、レンズ上のスイッチをM(マニュアル)、AF(オートフォーカス)と切り替えても、Nikon D300がピント合わせをしてくれません。
「おかしいなあ」「もう壊してしまった?」とか、いろいろ思いながら、散歩の後半でふと思い出しました。
「あーボディ側面の、MF、AF切り替えレバー!!!だあ」
最近いちばん使用頻度の高いCanon(フルサイズ、広角レンズで真っ暗な夜中に星空撮影で多用中)では、「レンズ上スイッチ切り替えだけでAF可能」だったりするものですから、ついつい体が覚えた操作をしてしまうのですねえ。
(画像をクリックで拡大写真へ)
実際、Nikon D300レンズマウント近く、側面の切り替えレバーが「M」になっていたので、それをオートフォーカス用「S」に切り替えると、無事暗い夜の散歩道でのスナップ撮影で、カメラがレンズを操作してピントを合わせてくれました。
でもよくよく思い起こしてみると、Pentaxカメラも同じような位置に切り替えレバーがついています。Pentaxの場合はこのレバーを操作して、マニュアルピント合わせ、オートフォーカスピント合わせで、混乱したことはなかったのですが、今回のNikon D300では上のようにやらかしてしまいました。
ちなみにPentaxオートフォーカスレンズでは、レンズ上に手動とオートの切り替えスイッチがついていないため:DA35mm、必然的にボディ側面の切り替えレバーへまっすぐ一直線に操作が向かうことになります。
それに対して、Nikon D300では、レンズ上に切り替えスイッチがついていて、その上でさらにカメラボディ側面にも切り替えレバーがついていた!というのが、今回の混乱の要因かもしれません。
いずれにしても「自分の使う道具」は、「知識の整理」が常に必要ですし、知識だけではなく「慣れ」「使いこなし」が、どんな場合でも不可欠なので、今回の混乱は、道具を使い分ける場合に注意すべきポイントだったのだろうと思います。
(昨日の散歩では、闇夜のわずかな明かりで何枚かシャッターを押したのですが、オートフォーカス設定ができる前の段階の写真は、ピントの合っていない写真のほうが多かったです。)
<<CanonではEF40mm、 PentaxではDA35mmといずれも薄型のパンケーキタイプ、小型軽量レンズを、運動不足解消散歩用レンズとして用意しています。>>
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