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印象 IC-7000M

2008年02月24日 | 管理人の無線機

IC-7000Mの印象をメモしておこうと思います。




○標準装備機能のあれこれについて


IC-703やIC-706ではオプションパーツになっていた「安定水晶発振器」「DSP」(この二つは703では標準装備)、「SSBやCW用のフィルタ」、「トーンスケルチユニット」、「ボイスレコーダー」、「合成音声機能」などなど、最初からかなり盛りだくさんであるのが印象的です。

必要・不必要に応じて装備するのがまさにオプションだと思いますが、例えば僕のIC-706Mk2の場合「安定水晶発振器」「DSP」「SSBフィルタ」「CWフィルタ」と追加装備していますので、それらオプション合計金額は、中古購入した無線機本体価格に近い金額に迫ります(^-^;)。 (これらオプションを別に追加購入したと思ったら・・・・と、えいやっ!でIC-7000Mを購入することにしました。)

これら基本機能に近い部分のオプションから、どう使うのかなあと思うような、僕にはなじみのない機能までIC-7000Mには装備されています。先日もあちこち触っていたら突然無線機がしゃべりだしてびっくりしました。「現在の周波数」を読み上げ始めたのでした。


○受信音について

初めて無線機の電源を入れ、周波数を合わせて受信音を聞いた時の印象は「厚みのない、加工処理された音だなあ」と思いました。かなり強くそんな風に感じました。すぐ706に電源を入れて聞き比べてみました。やはり音の厚みが違うように思いました。でも同時に根本的に「音そのものが比較できない別の音」という印象もありました。

驚いたのはその後しばらくIC-7000MでSSB受信音を聞いていて、まもなく気づかされました。「なんか疲れないなあ、聞き取りやすい音だなあ」と(^-^;)。 決してオーディオ的にはいい音とは言えないように思うのですが、無線受信音としてはしばらく聞いていてすぐ分かるほど「楽に了解度良く聞き取ることの出来る音」でした。

703や706では聞きなれていない、背景のザーーーーッというノイズの音がIC-7000Mではするように思いますが、これも不思議なことにすぐ慣れることができました。703/706と比べるとすぐ分かるほど極端に受信音が根本的に違うIC-7000Mだと思います。ぽんと聞くとなにやら「和紙の向こうから聞こえる音」のような感じがします。にもかかわらず、その特徴的なIC-7000Mの受信音がどうも少しも耳障りの悪さを感じさせない点が驚きでした。(実際しばらくIC-7000Mの音を聞いていて706の受信音に戻ると、なんと了解度の悪い受信音のように感じて、かえってそのことが気になりました(^-^;)。) もともとIC-7000Mでデジタル加工処理された受信音が出力されているのでしょう。標準状態で信号をノイズとシグナルに区分していて根本的なS/N比の良い受信音が出力されているため、受信した復調音声だけが浮かび上がった音に聞こえるのだろうなあと思いました。 でもこの加工された特徴的な受信音については、ユーザーの音の好みで大きく印象が異なるところだろうと思います。


○冷却FANのこと
703では常に静かだった無線機が、IC-706Mk2を使うようになって無線機内部の温度の上昇とともに冷却FANがON/OFFすることを初めて知りました(--;)。・・・で、その冷却FANが回った時にその音が大きくて、小さな音で受信していると受信音が聞き取れなくなるほど邪魔に感じました(^-^;)。(それまでの703が静か過ぎたものですから)そんなこともあって、IC-7000Mはどうかな?と思っていました。

IC-7000Mの冷却FANが稼働した時の音は「 とても静か 」でした。まったく気にならないほど静かに冷却FANが回って無線機を冷却してくれています。今は冬の季節ですが、IC-706Mk2とIC-7000Mを並べて同じように使ってみて二つを比較するとかなりの違いがありました。 これはとてもありがたいことでした(^-^)。


○カラー液晶ディスプレイのこと
IC-7000Mのディスプレイは綺麗なのですが、ちょうどPCの液晶ディスプレイと同じく、正面を外れてディスプレイを見た時に見難くなるのが最初に気になりました。703/706ではただ周波数の数字のみ液晶で表示されバックライトで浮かび上がっていましたので、例えば机の上に置いた無線機を「立ち上がって上から見る」「少し机から離れたところから見る」場合にIC-7000Mでは703/706のような周波数表示の見易さはありませんでした。 しかし、同時に感心したのは、このIC-7000Mではかなりの高角度から読み取ることが出来るような液晶表示になっていることでした。703/706よりもずいぶん見にくくなったというだけで、IC-7000Mの液晶表示は斜めの角度から見た時に「見えなくなる」ということはありませんでした。これは最初に気になっただけで、今後は気になることはないだろうと思っています。


○起動画面
初めて電源を入れた時に「おおおっ」と思いました(^-^)。
液晶画面に「 ICOM IC-7000 」と表示されて、その後しばらく画面に表示され、そのあと無線機の液晶画面になります。まるでPCのOSを起動する時と同じ様子です。(その後自分のコールサインをインプットしましたので、起動画面にコールサインJN4VWHが表示されます)

それよりも驚かされたのは、この表示ではなくて無線機・起動時の「ぶちっ」という大きな音でした。まるで電源ケーブルをショートさせた時に出るような、不安な気持ちを書きたてて、気分がざわざわしてくるような大きな音が「ぶちっん」とします。今はこんなものなのかなあと思うようにしていますが、なかなか馴染むことは出来そうにない「不穏な音」です! (僕のところだけなのかなあ?)


○AMラジオ放送の良好受信のこと
常置場所ではAMラジオ・603KHzのNHKをよく聞きます。時計を見て毎時50分近くだったら、天気・道路情報とその後のニュースを聞くために周波数を移行させることが多いです。 僕の所では「北向きホイップアンテナCometHR7」でそのまま0.603MHzのラジオ放送を受信します(南向きホイップに3.5MHzを取り付けている時は南向きホイップに切り替える)。 

AMラジオバンドではきちんと7MHzバンドに調整の取れたアンテナよりも、コネクタを緩めてM型コネクタの「軸だけ」を接続した方がよく聞こえたりします。したがって、7MHzに調整した「つもり」のアンテナで603KHzのAM放送がよく聞こえた場合は==>「 アンテナ系でどこか接触不良 」と判断しています(^-^;)。(603KHzNHK放送は少し聞き取りにくい状態になっているのが、7MHzモノバンド・ホイップアンテナの正常な状態の指標になっていたりします)

これは無線機IC-703でも、IC-706でも同じでした。・・・ところが、IC-7000Mは違いました(^-^;)。 IC-7000Mでいつものようにちょっと天気予報を聞こうとバンドを変更して周波数を合わせたところ、「普通のAMラジオ」のようにしっかりとした豊かな音声で聞こえてきました!!!

当然僕としては、あれーーー!つい先日皮膜が縮んで網線が少し見えていたのでアンテナマウント部分の同軸接続をやり直したばかりなのにぃ(--;)と思って、北向きベランダホイップアンテナ基台をチェックしに行って見ました。 ところが見た目にはどこにも不都合はありません。おかしいなあと部屋に戻って、比較対照のために同軸ケーブルを無線機IC-703に接続してみたところ・・・

「 いつもどおり少しかすれて遠いところから聞こえるNHK放送 」でした(^-^;)。

すぐアナライザーでも確認してみましたが、IC-7000Mに接続した7MHzアンテナはいつも通りの状態でした。にもかかわらず、いままでノイズ交じりで遠くの方から聞こえていたようなAMラジオ放送が、703/706とはまったく違う受信音になっていて、全く違う復調音になっていました。

無線機内部の仕組みのことは何も分かりませんが、ともあれ無線機IC703/706とはまるで異なる働きをする仕組みになっているのだろうと予想させる受信結果です。これから他のアマチュア無線バンド(HF+50+V/UHF)のそれぞれのモードで、どのような受信感度で聞こえてくるのか、興味を持って耳を傾けていくことにしようと思っています。


○Sメーターの振れ
購入前にIC-7000を検索していくつかのユーザーのページを見て回った時に、「Sメーターの振れ」具合についての記述をよく目にしたように思います。実際に手元でIC-7000Mを使って信号を受信してみて、HF帯のSSBモードでSメーターを見ている限り、僕としては取り立ててそのように感じたことはありませんでした。

IC-7000MのSメーターについて、ICOMのHPを見ていてたまたま偶然「Sメーターの振れ」について見かけました。メーカーからのコメントを見て僕なりになるほどと納得したのでした。(あまり難しいことは分からない・・・(^-^;)) ICOM アイユーズ

 



○デジタルIFフィルター、デジタルツインPBT
なんといっても、ICOMのこの機能が一番気になるところです。まだ十分に試していないので上手く感触が自分の中でまとまっていません。 しかし!です・・・基本的に帯域を3.0k/2.4k/1.8kと三つのフィルタから選択して、その上で上下からのカブリをつまみで回して「好みのままにカットできる」というのは「 たしかに強力なツール 」だと感じました(^-^;)。

ともかく混信をカットする!ということであれば、確かに微妙な加減をしながら「適当なカット」をつまみで選択できる!のはすごいなあと感じました。

ただこの点については、今後実際に運用しながらさまざまなケースでこの機能を使ってみて、その上で自分なりの感触をメモしてみようと思っています。



追記---2008.02.26 出力設定

IC-7000MでのV/UHFは、144MHzが出力50W、430MHzが出力35Wとなっています。それぞれおよそ10Wの送信出力に設定するために、100%の目盛りになっている設定画面で、 「144MHzで、20%あたり」「430MHzで30%あたり」 に設定しておきました。
送信出力の設定は、「HF帯」「50MHzバンド」「144MHzバンド」「430MHzバンド」とそれぞれ個別に出力を設定するようになっています。


703/706でも同じ仕組みになっていて、このための失敗もありました。出力設定を100%にしておいたと思ったら10%だった!というような(^-^;)。IC-703でHF帯10Wフルパワーに設定して運用した後、そのまま50MHzバンドに移動した場合に10Wフルパワーになっていない場合がありました。アンテナ調整などで出力を10%にセットして行い、調整後に元の100%に戻すのを忘れていたりする時、上のようなことになりました。

IC-703では、「HF帯」「50MHzバンド」
IC-706Mk2では、、「HF帯」「50MHzバンド」「144MHz」
IC-7000Mでは、、「HF帯」「50MHzバンド」「144MHzバンド」「430MHzバンド」
とそれぞれ、送信出力設定は別々になっていました。 今では運用前に必ず一度「出力設定の確認」をするのを習慣付けるようにしたので、出力設定でのミスはほとんどなくなりました。

 



追記---2008.02.27  初期設定

IC-703/706では、無線機の基本設定項目は一度「シャットダウン」---複数のボタンを押して「電源投入」し設定画面で設定をした後---「シャットダウン」、そしてもう一度「電源投入」をすると、基本設定が有効になる・・・という操作手順でした。

それに対してIC-7000Mは、普通に運用中にボタンを一つ押すことで基本設定項目を画面に呼び出してその場で変更することが出来るようになっています。変更後画面を戻して、再起動させることなくそのまま新しい基本設定で利用することが出来るようになっていました。

IC-706Mk2では、初期設定を変更しようとリセットした時に、押していたボタンを間違えていて「工場出荷時の初期設定」に戻したことがありました(^-^;)。IC-7000Mではボタンを押しながら電源を入れるのは、まさに工場出荷時の状態に戻す場合のみとなっているので、上のようなミスをすることはなくなりそうです。



追記---2008.02.28  送信モニター機能

IC-703やIC-706Mk2にはなかった機能が、IC-7000Mにはありました。取扱説明書に送信モニター機能の使い方のページは見当たらないのですが、無線機の初期設定項目の中で「送信モニター機能オンオフ」の設定がありました。 
IC-7000Mでは送信帯域をかなり細かくユーザー設定できるようになっているようなので、その送信帯域設定の送信音の様子をモニターすることが出来るのかなと思います。今まで使ったことのない機能ですので、このモニター機能がどのように利用できるのか、どこまで機能してくれるのか、未知数です。

 

 


○フィルターのこと

車に載せているIC-706Mk2のデフォルトSSBフィルタは2.4kHzで、オプションのフィルタユニットを追加することで、ナローの場合1.9kHzに帯域を狭くすることができるようになっています。 このIC-706Mk2では受信帯域について「2つにひとつ」の選択をして、その上でIFシフトを利用して上下からのかぶり(混信)をカットする使い方をしています。

その点IC-7000Mでは・・・「デジタル・ツインPBT(パス・バンド・チューニング)」という機能を利用して帯域を調整するようになっています。 デジタルのためオプション・フィルタユニットを追加することなく、例えばHF帯のSSBでは3種類のフィルタを選択するようになっています。 帯域は3.0kHz--2.4Khz--1.8kHzがデフォルトになっています。(このデフォルト・フィルタ帯域をさらにユーザーの好みに応じて設定変更することが出来るようになっています!すごい!)

この3つのフィルタ設定で最初に受信帯域を選択した上で、フロントパネルのつまみを回すことでさらに帯域をシフトすることができるようになっています。ここが「ツイン」になっているので、通過帯域幅を「上側」と「下側」でそれぞれ別々にシフトさせることが出来るのですから、本当に良く出来た機能です。

このIC-7000Mの機能を使ってみて、そのメリットのひとつを感じることが出来たのでメモしておきます。それは「復調音を損なうことない交信除去が実現」したという点です。

706では二つに一つのフィルタを選択し帯域をシフトさせて、上下からの混信に対処しましたが、特にフィルタをナロー選択した時などは復調音が「細く」なって了解度が落ちるケースも今までに多くありました。 その点においてIC-7000Mは、もともとのフィルタ帯域を好みに調整できますし、その上で微妙にIFシフトのつまみを動かすと、受信音において「混信を適度にカットしながら、良好な復調音を残す」ことが比較的簡単に出来てしまいました。

例えば7MHzバンドで下の周波数でCQが出され始めた時、それが1KHzしか離れていない場合はカットし切れないように思いますが、2KHz下だとすると受信音に入ってきた「びーびーー、びーびーー、びーびびびーーびーーびいーー」という混信音はほとんど聞こえない所までカットすることが出来て、しかも復調音はほとんどそのままの音質と了解度を保っていたりします。(IC-7000M標準のフィルタ2/ 2.4kHzのままの場合です。この2.4kHzという帯域幅がとても応用のきく、有効な幅になっているとIC-7000Mを使ってみて強く感じました。)

706でも基本的には同じなのですが、混雑したバンドで様々な混信がある場合、それらひとつひとつに対応して焦点を合わせたい受信に微妙な調整が可能になっている点がIC-7000Mのとても優れたところになっています。

ICOM IC-7000 Digital Filter DSP

 



○送信帯域幅設定のこと
同じ帯域でも、703/706までのように受信においての帯域幅のみではなくて、IC-7000Mでは送信帯域幅も初期設定項目でユーザーの好みに応じて変更することが出来るようになっています。この点については今まで無線機で扱うことが出来ていなかったということもあって、まったく気にすることなく今に至っています。そんな事情もあって、当分初期設定のまま利用していくことになると思いますが、面白いことになりそうな、楽しそうな機能だと思いました。

 


追記---2008.03.02  デジタル通信機能のこと

開局以来デジタル通信は経験してきていないので、手探りで取扱説明書を見ながらローカル・Echolinkノード局へ電波でアクセスを試みました。 手持ちの無線機では145MHzに任意のトーン信号を乗せることは別売りオプションユニットを増設しない限り不可能でした。その点IC-7000Mは標準装備なのでさっそく試みてみたと言うわけです。

ローカル・ノード局へ「トーン信号を入れた電波を送る」「システム接続状況を確認するためにDTMF信号を送る」・・・のこの2点を試みました。任意のトーン周波数を選択・設定は可能ですし、DTMF信号送信も可能になっているIC-7000Mです。

しかし、後者の機能に関してはEchoLinkやWiresなどのデジタル通信を前提に設計されている無線機とは違って、DTMF信号送信についてそれなりの機能であることが分かりました。例えば無線機の型番にFTがつくメーカーの無線機では、オプションでDTMF信号をハンディマイクからボタン送信できるようになっているそうです。しかしIC-7000Mでは、事前に4ch(4つのメモリ)に書き込んで保存しておいたDTMF信号を無線機フロントパネルの4つのボタン(F1-F4)で送信するに限定されています。

(他のWiresなどを扱うように出来ている無線機ではこのメモリも4chではなくずいぶんメモリ数が大きくなっているようでし、またその他のDTMF信号についてもハンディマイクのPTTスイッチを押して、その上でマイク表面のテンキーから数字や記号をピポパッと送信できるようになっているのだそうです。)

(ICOMでは、IC-7000MのオプションにテンキーからDTMF信号を送信できるようなハンディマイクは、オプションにも用意されていません。ちなみにIC-7000M標準装備のテンキーつきハンディマイクHM-151は、「HFから430MHzまでのバンド切り替えボタン」であり、そして「直接運用周波数を入力できるテンキー」のために使われるようになっています。)


もちろんIC-7000Mでもいろいろ工夫して対応することは可能であるようなので、一つの無線機に何もかも可能になるように機能が盛り込まれている必要はないと思います。逆にこのIC-7000Mに対しては、あれこれといろいろな意味で「きっかけ」を与えてくれる様々な機能が搭載されている無線機であることに、十分納得できますし、感心しています。 管理人


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5 コメント

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IC-7000 (JE4SMQ)
2008-02-25 08:06:49
固定局の免許用にMのつかないのを持っています。
日本では免許上設置場所でしか使えないのですが、昨年サイパンへ持っていって現地から使いました。
IF-DSPなので、ほとんどの処理がコンピュータです。
出てくる音はソフト次第で何でも出来てしまうので、アナログ機とは印象が違うでしょう。
AM放送の音質が良い(アイコムの高級機の音質に近い)のも、ワイドバンドの仮想フィルタが選べるからでしょう。
狭くしたら混信対策に良いです。
冷却ファンが上についているのは閉口しました。
要は上に物が置けないのです。
熱を持った時しか回らないのでそれは良いのですが。
液晶は小さすぎるので、自宅で使っているときはテレビに繋いでいます。
画素が荒いのであまりきれいには映らないんですけどね。
RTTYの受信をさせるときには便利です。
電源投入時の音はわざと出しているのではと思います。
出ないと壊れていると。
返信する
RE:IC7000 (管理人)
2008-02-25 12:44:55
JE4SMQさん、こんにちは。

IC-7000は本当にすっかりコンピュータなんですねえ。少しずつ機能に触れていくごとに、全体でひとつひとつの機能が動作している感じが増していきます(^-^)。 それなのに「人の耳にやさしい」工夫がなされているなあと思います。 幸か不幸か僕は真空管などの完全なアナログの無線機の音を知らないまま今に至っていますので、単純に聞きやすい受信音だなあと感じています。

ただV/UHFに関しては、IC-275やIC-375でアマチュア無線を始めたものですから、僕にとってはIC-7000MとIC-275/375の受信感度、受信音や操作性などこれらの差はかなり大きく感じられています。なんとしてもいつまでもIC-275/375に快調に長く動作して欲しいなあと思います。 IC-7000Mが到着してほんの数日ですが、この望みはますます強くなってきています(^-^;)。

>AM放送の音質が良い(アイコムの高級機の音質に近い)のも、
>ワイドバンドの仮想フィルタが選べるからでしょう。

ああ、そうなんですか。他の機種、特に高級機種などの音質は耳にすることがないので良く分かりませんでしたが、その点においても広告のコピーどおり上級機種の血を引き継いだ「新登場IC-7000」なのですね。 ともかくIC-7000Mで初めてAM放送を受信した時には、本当にオロオロしてしまいました(^-^;)。そのくらい受信の音が良くてびっくりしました。

>要は上に物が置けないのです。
ああ、そうなんですねえ。僕の所では無線機の上に通気用のスリットやスピーカーなどがついた機種ばかりだったからでしょうか、あまり上に物を置くことがなかったのですが、シャック内にしても移動運用にしてもちょこんと周辺機器を積み上げることが出来たら扱いやすいでしょうね。 YouTubeでみるとFT-817を利用して移動運用しているシーンなどでは、チューナーやパドルなどを乗せて使っているのを良く見かけました。

IC-706Mk2はとても気に入っている無線機なのですが、冷却FANが回りだした時の音の大きさだけが日常的に困ることの多い点です。(そっと静かに部屋の中で交信で相手からの送信を受信している時、気温の高い季節では受信状態でも冷却FANが回り、そのため了解できなくなってあわててボリュームを少し大きくするということがたびたびあります(^-^;))

そうそう液晶画面を外部ディスプレイに表示させてみたいなあと思っています。一度はやってみたいなあと(^-^)。でもその見易さを経験したら外部ディスプレイを常置させたくなるかなあ。

>電源投入時の音はわざと出しているのではと思います。
>出ないと壊れていると。
ふむ(^-^)。なるほどそのように僕も思うことにします。
「ぶぅっちん」というか「ぼぅぉこぉ」というか、とにかく大きな音がするので、ちゃんと動作しているよという掛け声と思って、慣れてしまうことにします(^-^;)はい。 ありがとうございました。管理人
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ic706内臓フアン (odp)
2013-04-27 12:52:30
すみませんがic706mk2
50wの内臓フアンについて
お聞きしたいのですが、
自分の706mk2の蓋を開けて、内臓冷却フアンを
見ました、指でフアンの羽を触ると硬いです、
指では羽を回すことはできません、これで
本当に回転できるんでしようか?

フアンが回ると音が聞こえるそうですが、
自分、そのような音は聞いたことがないような
気がします。

自分は706の本体を触ると熱く、特に夏場は
本体に指が触ると熱くて、嫌になります
返信する
冷却ファン (JN4VWH)
2013-04-27 13:57:51
ODPさんこんにちは。

706のふたを開けて冷却ファンを指で触ると・・・

ファンの羽はプルンプルン・・と軽く回るはずです。
たとえば強く息を吹きかけると風車のように
クルクル回る・・のが普通だと、僕は理解しています。

ICOMのサービスセンターや、近くのハムショップに相談して
706の冷却が順調に出来るようにしてやるのが
急務だと思います。
返信する
どうも (odp)
2013-04-27 21:34:27
まあ、中古で買ったものですから、
あきらめ付きますが、
メーカも修理期間は終わりだったような

冷却フアンの取り替え方も、そんなに難しくは
ないみたいです。

返信する

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