日の暮れた午後7時半頃、ふと21MHzでダイヤルを回したところ、インドネシアからの強力な信号をキャッチしました。これは!!・・・とやりかけの雑務を脇にのけて(^-^;)、しばらくワッチしたのち、コールすることにしました。

ワッチしているとJAからも多くコールを受けて、いくつものQSOを手際よく重ねています。信号が弱い場合に対しても判断と対応が速く、Sorry Difficult Copy, Thank you といってそれでお終い! CQ DX CQ DX・・・と再びCQを送信しています。個人的には、このような速い判断と、もたつかない行動ができる「こなし」には常にとても好感を持ちます。
ワッチしながら、コールサインやその他のデータも出来るだけコピーした上でマイクのPTTスイッチを押します。JAからの信号は少し厳しい様子だったので覚悟してコールサインを送信したのですが、思いがけずあっさりコピーしてもらえました。レポートは57ということでした。レポートについてもこの局は受信した信号ひとつずつRSを送っていたので、ワイヤーダイポールから50W送信した信号は「強力!」とは思わないものの、送受信には何も問題ない程度の信号かなとこちらでは想像します。実際、ややプチラグチュー気味にやりとりをしましたが、5300kmの距離を感じさせない、楽々交信でした。
ほう、こんな夜の時間帯になっても21MHzで5000kmオーバーの東南アジア局と交信が実現するのだなあと印象的だったのでメモしておくことにします。こんなことから「春コンディション」をやはり感じざるを得ません(^-^)。
(交信後にこのメモを書いていると、30分も経過しないうちにあれほど強力だったインドネシア局の信号がどんどん弱くなっていって、バンドノイズに埋もれていくのが目に見えるような気がするほどでした。最後にはこちらでは良く聞こえていませんが、コールがなくなってQRTしたのだろうとおもいます。午後8時を過ぎると夜の21MHzも終わってしまいました。)
追記
少しずつステップアップしていった常置場所の21MHzワイヤーダイポールアンテナは、どうやらいい感じで安定して動作してくれているような気がしてきました。
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