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日々の雑記

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ふくらはぎの腓骨を複雑骨折した話 その2

2025-01-30 01:00:00 | 骨折シリーズ
手術が終わった後、当然ギプスになるのですが、
取れるまで1ヶ月でした。とにかく入院で辛かった
のが痛みが凄い。毎日のように痛み止め点滴してる
のに痛い。夜もほとんど寝れないですし痛みで目が
覚めるとか地獄でした。加えて看護師さんは他の患者
もあるので私だけを丁寧に見てくれたりしません。
加えて寝てるしかないのですることがありません。
時間の流れがあれほど遅く感じたことはありません
でした。詳しくは書かないですし思い出したくも
無いですがトイレも本当に大変でした。

全治は1年でした。この全治というのは骨が完全に
元通りにくっつくまでの期間のことを言います。
注意して欲しいのは骨がくっつくのとまた歩ける
ようになるのは全く別のことだということです。
主治医からは相当リハリビしないと元のように
歩くのは難しいとさえ言われました。

1ヶ月経ってギプスが取れました。痛みもだいぶ
ひいてはいましたが、足の先がむくんでパンパンに
なっていたのと、ふとももとふくらはぎが折れなかった
方の足に比べて半分くらいの細さになってました。
たった1ヶ月で。恐怖を感じましたね。運動は折れて
ない方の足も全くやってないわけですが、それでも
こんなに差が出るのかと。

で、足の接地はまだ無理ですがある程度動かせるように
なったので、車椅子と松葉杖を練習してだいぶ楽に生活
出来るようになりました。ただ…私は人生で初めて車椅子
と松葉杖を使ったのですが…あんなに扱いの難しい道具
だとは想像していませんでした。特に松葉杖。完全に
使いこなせるようになるまで1ヶ月以上かかりましたよ。
確かに慣れると結構自在に動けるのですが慣れるまで
本当に大変でした。車椅子も最初は真っ直ぐ進むことさえ
困難でした。普段から使っている人達がいかに凄いか。
身に染みて実感しましたね。

いずれにせよベットで寝てるだけの期間が終わっただけで、
だいぶ精神的に楽になりました。さて入院期間が長くなれば
なるほどお金がかかりますが既に1ヶ月を過ぎています。
ここで主治医と親とも相談して退院して実家からの通院
形式にすることにしました。この時点で正確な金額は
忘れましたがかなりの金額になってました。医療保険の
ありがたみを初めて感じた瞬間でしたね。最近は貯金が
ゼロという方も結構いるらしいですが…こういう時どう
するのだろう?と思います。病気は予防出来ても今回
書いてる骨折なんて予防は不可能だと思いますよ。

続きは明日

ふくらはぎの腓骨を複雑骨折した話 その1

2025-01-29 01:00:00 | 骨折シリーズ
5年以上前にふくらはぎの腓骨を複雑骨折した
ことがあります。人生で初めての骨折でした。
入院は人生で2回目。全治1年の重症でした。

複雑骨折と単純骨折の違いは単純骨折は骨のレントゲン
を見ると綺麗に折れてる。なので正しい位置に固定して
おけば後は骨がくっつくのを待つだけなので、まあ生活
にはしばらく困りますがそれほど深刻ではないです。

では私の複雑骨折はどんなだったかと言うと木の枝を
無造作に折ったような感じです。レントゲンで見ると
ジグザグの割れ方をしていてパックリ開いているんですね。
こうなると元の位置に戻すのに手術が絶対に必要です。

加えて折れてる部分が大きいので治るのに凄く時間が
かかるわけです。なので入院して2日後にはすぐ手術
でした。手術ですが腓骨の中をくり抜いて(骨の中は
通常スポンジみたいになっています)そこに金属の棒を
いれる。そしてその棒に骨を沿わす形にして正しい位置
にする。そしてその棒を横からボルト5本で固定する。
そういう手術でした。内容だけ見ればシンプルですが
手術時間は実に6時間以上かかりました。この金属の固定
がほんの少しずれるだけでも骨が正しい位置に戻らない
ので。正しい位置がずれると当然一生歩けなくなります。
人生で初めての手術でした。まあ全身麻酔なので記憶とか
無いですが。

さて普通骨折って転倒とかして起こるものですが、私は
違いました。かなり特殊な折れ方でした。

階段を降りてる時に滑りました。身体が前に傾いて折れた
方の足だけが階段に設置している状態でした。足はなんとか
踏ん張ろうと全力を尽くしました。その結果、主治医の説明
によると踏ん張りすぎて骨がねじ切れて折れた。とのこと
です。折れると当然踏ん張りが効かなくなるのでそのまま
転落しましたが、幸い綺麗に受け身が取れたので、足の骨折
だけで済みました。もし顔面から突っ込んでいたら今頃この世
にいなかったと思います。外傷、つまり傷も全く無かったので
最初自分の骨が折れた自覚が無かったです。なので立とうとした
のですが膝から先が全く動かない。

救急車を呼びましたが外傷が無いので救急隊員の人も、え?と
いった感じで立てないんですか?と聞かれたぐらいです。
結局担架に乗せられるわけですが、その時、骨折した足に記憶
に無いほどの激痛が走りました。まるで子供のように痛い!痛い!
と叫んだほどです。それを見て救急隊の隊長みたいな人が一言。
これは折れてるな。で、結果は上記の通りです。

まとめると、転倒して折れたのではなく転倒しそうになって
踏ん張った結果ねじ切れて折れて落下した。というわけです。
なお、ふくらはぎには脛骨と腓骨の2つの骨しかないです。
膝の下と繋がっている大きな骨が脛骨です。腓骨はその脛骨
を支えるような感じである骨です。

続きは明日