野の花便り

「野の花」の一鉢です。
屋久島糸ススキ、野紺菊、山リンドウ
ススキの穂が出てリンドウが咲き野紺菊が咲きます。（予定）
秋の野を感じていただけますでしょうか？
盆栽は年月を経てよりよい姿に育ててゆくものとか。植えて一年未満のものは盆栽とは言わないそうです。
海外でもかなりの盆栽ブームのようです。
昨日も雨の中盆栽園には数人の外国の方がいました。
管理の方法や作品の作り方など盆栽の世界を覗いてみようと思います。
山リンドウが以外に弱いようです。結構消えるらしいです。
とりあえず枯らさないでを目標にします。

シオン

金木犀の花が満開です。
花は目立ちませんがその香りで人を振り向かせる花なんてそう多くはないと思います。
シオンも咲き出しました。
真っ直ぐに伸びた茎、薄紫の花弁、群生して風に揺れる様はまさに秋そのものです。増えるとこんなにいらないと整理されながらもよく咲いてくれています。
草花が深まってゆく秋を感じさせてくれます。

織り込んだもの

ゴチャゴチャと織り込んだもの
秋の草花を使って作りました。
自然の景色をヒントにしたテーマです。
このような作品で難しいのは一歩間違うとゴミになってしまうことです。
ゴミにしないためには空間や粗密、ひとつひとつの花材の良さを生かすことでしょうか。
自然をよく観察し繰り返し取り組むことが上達への道だと思います。

２００６ 秋 トレンド ２

テーマ　Animated Colours アニメイテッド・カラーズ
花材　ケイトウ　アンスリウムなどを使って作りました。
尖ったもの（ケイトウ　アンスなど）と丸いもの（千日紅　ドット模様など）との対比。調和よりも対比で構成するほうに重点をおいています。(直線と曲線）
今秋のトレンドのテーマを考えると対比を前面に出した方が良いと思います。

彼岸花

白花の彼岸花です。
なかなか株」が増えなかったのですが今年は９本位花が咲きそうです。
赤花が群生しているのも見事ですが白花も風情があります。
花が咲いてから葉が出てくるのでつぼみが大きくなって「もう秋の彼岸だ」と気づきます。秋を感じる植物を探しに出かけてみてはいかがでしょうか？

2006 トレンド 秋

この秋のテーマは「アニメイテッド・カラーズ」
雰囲気は自由で遊び心があり、漫画チックでユーモアにあふれている。
色はニュートラルカラーと目立つ色やパステルカラーを組み合わせる。プラス暗色のアクセントを。（春のイメージと言っても通用しそうです）
アイデアは楽しげでおなじみの何かを思い出させる取り合わせや葉や花を漫画のキャラクターに見立てたりする。
上の写真は鳥をイメージしたものですがいかがでしょうか？
「目」をつけるとよりイメージが固定されてしまいそうなのでやめました。
丸い花に合わせてフェルトでマルを切り抜き貼りました。
昨年位いからフェルトが流行っています。
（流行らせている？　誰とは言いませんが）

柳のかご

ネコヤナギが開花する前に編み材として使用したものです。
実用的ではありませんがおもしろいと思います。
１１月の作品展にあわせて作品を制作中ですが時間の経つのが速く予定がどんどんずれていくばかりです。

秋も進んで

ここ数年ニットが流行しています。
アレンジに取り入れてみました。
毛糸を巻いただけですのでかたく、動きが感じられなくなります。
取り合わせる花材に動きのあるのもを入れるとよいでしょう。
小品でも存在感のある作品となります。

シュウメイギク

今日の千葉はとても気温が高く「夏」に戻った感じです。雲も夏です。
暑さに負けずに「あき」をお届けします。
庭のシュウメイギク（秋明菊）です。花びらの白さが秋を感じさせてくれます。
今年は例年になく葉も元気です。
群馬県片品辺りにはどこの家にも植えられていて風にそよぐ様はとても風情があります。赤花（濃い目のピンク）もあります。

コイリングの器

コイリング（巻き上げ編み、とぐろ編み）
所々皮籐で巻きながら止めてつくります。
アクセントにグラデーションに染められた糸でも巻いています。
アイビーの小鉢などもかわいいと思います。
秋の田舎の風景を切り取ってみました。