赤いと聞いて、鉄道ならば多くの方が京急もしくは名鉄を挙げるだろう。今回の記事は前者についての記事である。
さて、京急では2012年も新1000形の増備が進んでいる。
4月17日(発駅基準)にも1325編成が甲種輸送されたばかりだ。
ちなみに、3月19日より営業を開始した1313編成からは車内灯にLEDを本格採用し、11次車として区別された。
実に250両以上が製造された形式で、相当多いのではないかと思う。事実、京急線内のあらゆる運用(ウイング号除く)に就き、乗り入れ先でも活躍中だ。10次車は京成のアクセス特急にも入る。京急には何度も撮影に行ったが、1000形の運用範囲には驚きを隠せなかった。
一方で、
2011年からは800形(通称:ダルマ)に廃車が出てしまった。
また、
2000形も格下げ後は細々と運用している。
特に800形は前照灯一灯で片開きドアという京急スタイルを今に残す最後の車両である。
まだ相当数は残っているが、今後も両者の活躍が長く続いてほしいと願うばかりだ。