北斗星のブログ

北斗星のブログです。日常的なことも含め色々なことを書いていきます。

車両の差異を見る

2012年07月23日 20時54分19秒 | 日記

時には同じ形式でも微妙な差異が生じることがある…というのが鉄道車両だったりします。
特に、同じ形式でも製造時期によってマイナーチェンジが施され、番台区分されている場合に顕著でしょう(例:115系1000番台)。

新潟地区にも、そんな車両があります。今回はその1両に遭遇した時の写真を。


上の写真、どちらも新津運輸区所属のキハ110系の2両編成です。しかし、よく見ると扉の形状が違ったりします。

そう、新津のキハ110系には1両だけ他車と番台が違う車両が存在します。それが、今回紹介するキハ110-135です。


この車両は富士重工で落成し、水郡線の車両置き換えのため1992(平成4)年に常陸大子(→水郡線営業所)に配属されました。

その後、2007(平成19)年に水郡線へキハE130系が投入され、この車両は新津へと転属しました。キハ110系100番台自体は新津に在籍していたことがありますが、全て転属しています。水郡線に在籍していたキハ110系100番台はそのほとんどが東北地区へ転属しました。

現在は新津運輸区に在籍する唯一の100番台として営業しています(他は200番台)。


さて、その差異はというと…
(もちろん車番を見れば分かりますが)

左が135です(右は200番台)。ドア形状が違うのがお分かりかと思います。

135はドアがプラグドアで、ドアが一旦外側に飛び出てからスライドして開く仕組みです。一方の200番台は一般的な引き戸で、ドアが戸袋に引き込まれる(横にスライド)することで開く仕組みです。

プラグドアを採用する鉄道車両は、たいていドアが出入り口に密着した印象を受けます。引き戸のような凹凸は生じません。


キハ110-135は現在新津運輸区に在籍し、2008(平成20)年に投入されたキハE120形とともに磐越西線・米坂線・羽越本線で(共通)運用されています。貴重なこの車両を、ぜひ追ってみてはいかがでしょうか。

時刻表で追うならば、磐越西線の快速「あがの」または米坂線の快速「べにばな」がオススメです。同列車は必ずキハ110系またはキハE120形で運用される列車で、ターミナルが新潟なので撮影しやすいです。どれが来るかは保証しかねますが…


(おまけ)

キハE120形と混結するキハ110系(キハ110-217+キハE120-4による五泉行き普通列車)

キハ28・58形改「Kenji」について

2012年07月20日 03時55分50秒 | 日記

お待たせしました。
タイトルにある通り、今回はJR東日本盛岡支社のジョイフルトレイン「Kenji」についてです。


改造の種車となったのは、1988(昭和63)年に火災で中間車を失った元新潟支社のジョイフルトレイン「サロンエクスプレスアルカディア」の2両と、1992(平成4)年のデビューに際して追加改造された先頭車1両の計3両です。

編成は
(1)キハ58 1505
(2)キハ28 2010(←キロ29 505←キハ28 2010←キハ28 10?)
(3)キハ58 650(←キロ59 509←キハ58 650)

1号車は末期に製造された寒地向けグループ、3号車は中期に製造されたグループとなっています。

2号車のキハ28 2010は製造から51年目となる車両で、下の写真で判るように、この車両だけは車体にあまり手が加えられていません。

同車について、キハ28の冷房改造にあたって2000番台化されていることから、元番はキハ28 10ということでしょうか。事実、この車両は1961(昭和36)年と登場初年に製造された車両です。

3両編成中、すべて製造時期が異なる車両どうしが連結されており、ファンにとっては美味しいところでしょう。


現在、2012年いわてデスティネーションキャンペーンのラッピングが残ったまま運行しています(下2点)。




先頭車には、音楽を流す目的と思われるオーディオ機器が。



実は「Kenji」は洋風一般気動車であり、このような座席を装備しています。





図らずも

2012年07月06日 14時26分22秒 | 日記

本日は私が一度も撮影したことがないキハ28・58形改「Kenji」が運転されるとのことで新津駅に行ってきました。



磐越西線で大雨が降り、会津若松行き列車が津川止まりになっています。

津川と赤く書いてあるのは、臨時に変更されたからです。



本日の本命である、盛岡車両センター所属の「Kenji」。新潟地区に来ることは珍しいかと思います。

こちらは団臨で岩手県のとある町の方々を乗せて走るびゅうのツアーとして運転されたようです。



時間があったので115系タカT1037編成に乗車。快適でした。



図らずも、E233系3000番台タカL04編成の試運転に遭遇。左の5番線から発車する115系とツーショット。

哀しいかな、1番線にはこのE233系たちが置き換えるであろう115系タカT1037編成が停まっていたのです…



おまけとして、キハ40 2024も撮影。こちらは郡山車で、只見線で運用している気動車です。

不通区間の関係で新津にも顔を出します。相方は新津のキハ47 1129で、なんと非冷房!



ジオラマ製作

2012年07月04日 01時10分03秒 | 日記

本日、材料を調達してミニジオラマを作りました。テーブルサイズ内で完結するレイアウトが欲しかった等の理由があって作るに至った次第です。処女作であり、未熟ですが…



こちらは昔ながらのローカルな風景をイメージして作りました。

レトロなバス待合所に、蒲原鉄道のバス(バスコレクション)を設置して雰囲気を高めた…つもりです。




こちらはローカルな路面電車を意識して作りました。

設置した小物やバスの年代も、そこまで古くないものをチョイス。だいたい90年代前半を意識しています。ちなみに、赤いバスは新潟交通のキュービック(バスコレ)です。


どちらもスーパーミニカーブレールを使用しているので、走れる車両に制限があります。既に鉄道コレクションの車両(しかも所有している車両はほぼ17m以下!)があるので車両の問題はないのですが…


今回新たに国鉄のレールバス、キハ02形気動車を購入。雰囲気に馴染み、かつ小型でかわいらしい?車両として選定しました。


しかし…上のレイアウト、材料をほぼ1日で揃えたために出費が…;


ちなみに、あと1、2枚作るつもりですので、お楽しみに!