WORKS LIFE

KZWORKS わーくす主の日常を徒然なるままに・・・
マグロ、GT、ヒラマサを獲る為に特化したハンドメイドルアー日記

フィッシング ナカジマ便

2023年12月21日 | 出荷情報

京都府宮津市のフィッシングナカジマ様に出荷するブツが完成しました。

 

近々、出荷いたします。

 

今回は久々のワイルドファング150の出荷です。

カラーは

 

はぶでーびるピンク/ブラックベリー、はぶでーびるブルー、はぶでーびるブラック

 

はぶでーびるホワイト/スーパーブルーGLOW、はぶでーびるホワイトイエロー/イエローGLOWの5色。

各色ごく少量ですので、欲しい方はお早めに

 

よろしくお願い致します。

 

 


ebb&flow便

2023年12月20日 | 出荷情報

横浜市のebb&flow様に出荷するブツが完成しました。

 

近々、出荷致します。

 

今回はひさしぶりのシュリガーラ130GT SPECの出荷です。

 

カラーはクマノミ、アトラクティブピンク、フルメタルMAXオレンジベリー仕様(リクエストカラー)、

 

シイラオレンジベリー仕様(リクエストカラー)、

 

こちらはすべてアルミ仕様です。

 

それとこちらもリクエストカラーになりますスジアラ(アカジン)です。

こちらも少量になりますのでほしい方はお早めに

 

よろしくお願い致します。

 

 


価格改定のお知らせ

2023年12月16日 | 日記・エッセイ・コラム

今年も残りあと少しとなりました。

 

そんな年の瀬の12月も半ば・・・

 

今年も心苦しいお知らせをしなくてはなりません。

 

価格改定のお知らせです。

 

今年1月から一部アイテムについて値上げをしたのですが

 

その際、据え置いたアイテムについて価格改定をさせていただきます。

 

部材も塗料も何もかもが値上がり続けた2023年・・・

 

利益を削って価格を据え置きするのも限界を迎えました。

 

ワイルドファングとキャブドライブについて

 

4~5%の値上げをさせていただきます。

 

2024年の1月1日からの改定となります。

 

年内までのオーダーに関しては旧価格で注文を承ります。

 

ご用命の店舗様は年内にオーダーいただければ幸いでございます。

 

何卒よろしくお願い申し上げます。


プラグ用シングルフックの考察 その④

2023年12月07日 | KZ WORKSルアー 適合フック

プラグ用シングルフックの考察 その③からの続きです。

 

その③を見たい方はこちらから

 

シングルフックを装着した時のデメリットとして挙げられるのが

 

「フッキングの悪さの問題」があると思います。

 

私自身もシングルをプラグに使い始めてから

 

極端に悪いフッキング率に翻弄され

 

釣果が悪くなりました。

 

魚が出るけど乗らないという場面が多くなり

 

かなりストレスの溜まる釣行が続きました。

 

自分なりの見解を挙げると・・・

 

プラグの泳ぎ姿勢における針先の位置が

 

フッキングに大きく影響してると思われます。

 

ここでの話はルアーのベリー部分のフック、

 

すなわちフロント側のフックで尚且つ

 

スイベルでフリーに動く仕様のものに

 

限定して述べますのでご承知おきください。

 

シングルフックは重心の影響で

 

ルアーがスイム中はシャンク(軸)を下にして

 

針先を水面方向に向けた状態か、

 

場合によっては

 

針先がボディに沿うようにもしくは

 

水流によってルアーに重なるようにして

 

針先がルアーのボディに隠れる感じで

 

泳いでいると思われます。

こんな状態で泳いでる・・・?

 

ですので魚がバイトした瞬間に

 

針先がどの位置にあるかでフッキングするかしないかが

 

大きく左右すると思われます。

 

これがフッキング率に大きく影響が出る原因と考えます。

 

トレブルの場合、

 

針先は3つあり、常にボディとは反対側を向いてる針先がある為、

 

フッキング率はシングルに比べると高いのではないでしょうか・・・?

 

ではシングルフックという一つしかない針先を常にボディとは反対側(海底側)に向けとくには

 

どうしたらいいか・・・?

 

それは強制的にフックの向きを固定するしかないという結論に至りました。

 

そこで考えたのがコレ

ベリーのスイベルの後ろにヒートンを打ち、

 

ラインで固定することによって針の姿勢を制御してしまおうと考えました。

 

これなら針先がボディに隠れてしまうことも減り

 

針先が魚の口に入る確率も上がるのではという目論見です。

 

魚が出てフッキングした場合、ラインが切れてフリーになるようにします。

 

その為、結ぶラインは5号くらいがいいと思います。

 

それ以上だと魚のサイズによっては掛った際に切れないかもしれないので・・・。

 

切れてくれないと打ったヒートンに不具合が起きるかもです。

 

3号以下だとキャストの衝撃で切れることが多いです。

 

今のところ5号なら切れることはなかったです。

 

結び方は固定できればなんでも構いませんが

 

5号のラインを20cmくらいにカットして

 

まずヒートン側に固結び2回でラインを結びます。

 

次にフックのアイにまた固結びで

 

3~4回結んで余ったラインはカットしてOKです。

 

魚がかかった時に切れることを前提にしてるので

 

がっちり結ぶ必要はありません。

 

魚が掛って切れたらまた結びなおす手間はありますが

 

フッキングせずにストレスが溜まるのと

 

結びの手間のストレスを比べたら

 

結ぶほうが精神的にいいです(笑)。

 

その③の記事で

 

ウッドプラグ限定の話と書いたのは

 

このヒートンを打つためです。

 

プラスティックのプラグに穴をあけると浸水の可能性がある事や

 

重心移動システムが採用されてるものでは

 

下手にヒートンを打つことが出来ません。

 

また他社様のウッド性ルアーの構造は私には

 

分からない部分もあるので

 

自己責任でお願いしますね。

 

打ち込むヒートンは

 

ルアーメイキング用の短いので構いません。

 

10mmもねじ込めば十分だと思います。

 

打ち込む位置は

 

そのプラグに使うスプリットリングを

 

スイベルにつけてフックをリア側に張った状態で

 

ラインで固定した時に

 

フックがあまり自由に動かなくなる位置が理想です。

 

結んだ状態でフックが自由に動くと固定してる意味がなくなってしまいます。

 

がっちり動かなくなる必要はありません。

 

あくまで固定は針の向きを制御する目的なので・・・

このような位置に打っていただければ、多少の誤差は大丈夫だと思います。

 

ヒートンは瞬間接着剤を塗って目止めしてください。

 

KZバランサーシングルのシステムはこのヒートンを打って

 

針の向きを制御することを前提にしたシステムということを

 

ご理解いただき、試していただければと思います。

 

その⑤に続く・・・

 


プラグ用シングルフックの考察 その③

2023年12月05日 | KZ WORKSルアー 適合フック

2019年に投稿したシングルフックの考察その①とその②はおかげさまで

 

多くの方に閲覧して頂き、今でも閲覧TOP3の記事にランクインされております。

 

有難いことであります。

 

かなり間が空いてしまいましたが、

 

その後シングルフックの装着のメリットデメリットを

 

自分なりに検証をし、釣行毎に使用していろいろ試行錯誤していました。

 

今回はそんなプラグ用シングルの進化版という感じのお話・・・

 

ここ2年ばかりは過去記事にもちょこっと書いた新しいシステムの

 

「KZバランサー シングル」を使って釣行を重ね、

 

シングルフックの装着によるルアー別の使用感を確かめていました。

 

その中で感じた弱点を軽減するにはどうすればいいかを

 

模索して形になってきたので作り方を公開して、

 

皆様にも試していただき使用に関してのフォローバックを頂ければうれしいです。

 

やはり私だけではなかなか満足いくサンプル数を

 

収集できないので皆様の意見を参考に

 

シングルフック装着時のデメリットを克服したシステムを

 

構築出来たらと思います。

 

KZバランサーシングルのコンセプトは過去の記事、こちらを参照してください。

 

最初に断っておかなければならないことありますが、

 

これはウッドのルアーに限定したシステムとなります。

 

プラスティックルアーには少々難ありと思われますので

 

悪しからず・・・。

 

理由は次回の記事でご説明したいと思います。

 

まず用意する部材から・・・。

 

今回はオーナーのST-66 3/0 6.7g前後の

 

フックを作る際の部材を例に

 

話を進めます。

 

装着するルアーの大きさでいうと190~200mmあたりが

 

ベストマッチな大きさになります。

 

①縦アイのシングルフック

 

画像はBKKのディーンディアブロですが縦アイのシングルならメーカーはさほどこだわりません。

 

DECOYのJS-5 キャスティングシングルなどでも構いません。

 

手に入りやすいフックを用意していただければと思います。

 

横アイのものは使えませんので縦アイをご用意ください。

 

目標とする重さのフックより2g以上軽いフックを用意してください。

 

このフックは自重が4.8gでした。

針の自重は個々に図ることをお勧めします。

 

アイのロウ付けの状態によって自重がマチマチなことがあります。

 

あとは装着するルアーとのサイズ感を見てフックの大きさ・重さを選定してください。

 

②ダイニーマノットⅡ120号 5m

 

現状の製品名は「ダイポリノットⅡ」に変わってるかもしれません・・・

 

100号でも構わないと思うのですが

 

10m設定しかなく、値段も高いので

 

120号 5mのほうが使い勝手がいいかもです。

③Φ3.0の鉛線 1kgのコイル

 

私はこのサイトで通販で買っています。

 

一回買えば死ぬまで使えそうな量です(笑)。

 

それでは作り方をご説明します。

 

まずダイニーマノットⅡを10㎝の長さに切ります。

中の芯を抜きます。

 

芯は使いませんので捨ててください。

このダイニーマノットⅡの重さを量ると

0.4gです。

 

次に鉛線をカットします。

 

鉛線で補う重さは

 

フックの完成自重を6.8g前後にしたいので

 

6.8gー4.8g(フック単体の自重)ー0.4g(ダイニーマノットⅡの重さ)=1.6gになるので

 

0.8g×2本の鉛線を作ります。

 

Φ3.0mmの鉛線を8mmの長さにカット。

すべての部材を量ると

大体コレくらいになります。

 

0.1~0.3g位の誤差は気にしなくて大丈夫です。

 

次にダイニーマノットをフックのアイに通して2つに折ります。

ダイニーマがシャンクの側面に沿うようにします。

 

この状態でセキ糸で止めます。

セキ糸を止める際の最近のお気に入りは

このカルティバのフィニッシャーです。

 

大変便利です。

 

次にダイニーマの中に鉛線を差し込みます。

 

千枚通しで入り口を広げると作業しやすいです。

入り口から1~2mmのところで止めます。

 

瞬間接着剤で鉛とダイニーマを固定します。

セキ糸で止めた部分も

 

瞬間接着剤を染み込ませて固定します。

 

この瞬間接着剤で固定することでも自重が少し重たくなるので

 

あまり厚く塗ると意図した重さよりも重たくなる場合があるので

 

気を付けてください。

それとほかのサイズにアレンジする場合は

 

ダイニーマの長さは

 

折り返した端が

 

フックの懐くらいの長さに調整していただければ

 

いいと思います。

 

少し話が長くなったので

 

このシステムの要の部分は次回に・・・。

 

その④に続く・・・。