WORKS LIFE

KZWORKS わーくす主の日常を徒然なるままに・・・
マグロ、GT、ヒラマサを獲る為に特化したハンドメイドルアー日記

プラグ用シングルフックの考察 その⑤

2024年01月08日 | KZ WORKSルアー 適合フック

KZバランサーシングルの作り方のお話の続き・・・

 

今回はオーナーのST-66やシャウトのカーブポイントトレブル31の

 

 5/0サイズ 9.8~11g前後の

 

フックを作る際の部材の紹介をします。

 

装着するルアーの大きさでいうと220~230mmあたりが

 

ベストマッチな大きさになります。

 

用意するシングルフックは

 

BKKのローンディアブロ9/0

自重は7.0g

ダイニーマノットは同じく120号で

 

長さは

11cm。

 

仕込む鉛はΦ3mm長さ1.6mm

これを2本。

 

これらを組み付けると

10gになりました。

 

ST-66 5/0はカーブポイントトレブル31 5/0よりも少し重めなので

 

ST-66に合わせたい方は1g前後重めに作っても構いません。

 

それと

 

フロントフックを固定する方法を5号のラインで縛る方法を紹介したのですが

 

やっぱり面倒だという声もあるので

 

少し考えてみました。

 

これなら脱着も楽じゃないかなという方法を思いつきました。

 

スナップを使う方法です。

フックの線径も考えて

 

このワイドスナップで固定する方法です。

 

このサイズで20lbの保持力がありますが

 

製品のままだと保持力が高すぎるかもなので

 

線材の先の引っかける部分を少し加工して外れやすくします。

これを装着すれば繰り返し使えそうです。

 

キャスティング中に外れるようでしたら

 

線材の先の引っかける部分の角度を調整していい塩梅を探ってください。

 

これで少し使えそうなシステムに進化すると思います。


プラグ用シングルフックの考察 その④

2023年12月07日 | KZ WORKSルアー 適合フック

プラグ用シングルフックの考察 その③からの続きです。

 

その③を見たい方はこちらから

 

シングルフックを装着した時のデメリットとして挙げられるのが

 

「フッキングの悪さの問題」があると思います。

 

私自身もシングルをプラグに使い始めてから

 

極端に悪いフッキング率に翻弄され

 

釣果が悪くなりました。

 

魚が出るけど乗らないという場面が多くなり

 

かなりストレスの溜まる釣行が続きました。

 

自分なりの見解を挙げると・・・

 

プラグの泳ぎ姿勢における針先の位置が

 

フッキングに大きく影響してると思われます。

 

ここでの話はルアーのベリー部分のフック、

 

すなわちフロント側のフックで尚且つ

 

スイベルでフリーに動く仕様のものに

 

限定して述べますのでご承知おきください。

 

シングルフックは重心の影響で

 

ルアーがスイム中はシャンク(軸)を下にして

 

針先を水面方向に向けた状態か、

 

場合によっては

 

針先がボディに沿うようにもしくは

 

水流によってルアーに重なるようにして

 

針先がルアーのボディに隠れる感じで

 

泳いでいると思われます。

こんな状態で泳いでる・・・?

 

ですので魚がバイトした瞬間に

 

針先がどの位置にあるかでフッキングするかしないかが

 

大きく左右すると思われます。

 

これがフッキング率に大きく影響が出る原因と考えます。

 

トレブルの場合、

 

針先は3つあり、常にボディとは反対側を向いてる針先がある為、

 

フッキング率はシングルに比べると高いのではないでしょうか・・・?

 

ではシングルフックという一つしかない針先を常にボディとは反対側(海底側)に向けとくには

 

どうしたらいいか・・・?

 

それは強制的にフックの向きを固定するしかないという結論に至りました。

 

そこで考えたのがコレ

ベリーのスイベルの後ろにヒートンを打ち、

 

ラインで固定することによって針の姿勢を制御してしまおうと考えました。

 

これなら針先がボディに隠れてしまうことも減り

 

針先が魚の口に入る確率も上がるのではという目論見です。

 

魚が出てフッキングした場合、ラインが切れてフリーになるようにします。

 

その為、結ぶラインは5号くらいがいいと思います。

 

それ以上だと魚のサイズによっては掛った際に切れないかもしれないので・・・。

 

切れてくれないと打ったヒートンに不具合が起きるかもです。

 

3号以下だとキャストの衝撃で切れることが多いです。

 

今のところ5号なら切れることはなかったです。

 

結び方は固定できればなんでも構いませんが

 

5号のラインを20cmくらいにカットして

 

まずヒートン側に固結び2回でラインを結びます。

 

次にフックのアイにまた固結びで

 

3~4回結んで余ったラインはカットしてOKです。

 

魚がかかった時に切れることを前提にしてるので

 

がっちり結ぶ必要はありません。

 

魚が掛って切れたらまた結びなおす手間はありますが

 

フッキングせずにストレスが溜まるのと

 

結びの手間のストレスを比べたら

 

結ぶほうが精神的にいいです(笑)。

 

その③の記事で

 

ウッドプラグ限定の話と書いたのは

 

このヒートンを打つためです。

 

プラスティックのプラグに穴をあけると浸水の可能性がある事や

 

重心移動システムが採用されてるものでは

 

下手にヒートンを打つことが出来ません。

 

また他社様のウッド性ルアーの構造は私には

 

分からない部分もあるので

 

自己責任でお願いしますね。

 

打ち込むヒートンは

 

ルアーメイキング用の短いので構いません。

 

10mmもねじ込めば十分だと思います。

 

打ち込む位置は

 

そのプラグに使うスプリットリングを

 

スイベルにつけてフックをリア側に張った状態で

 

ラインで固定した時に

 

フックがあまり自由に動かなくなる位置が理想です。

 

結んだ状態でフックが自由に動くと固定してる意味がなくなってしまいます。

 

がっちり動かなくなる必要はありません。

 

あくまで固定は針の向きを制御する目的なので・・・

このような位置に打っていただければ、多少の誤差は大丈夫だと思います。

 

ヒートンは瞬間接着剤を塗って目止めしてください。

 

KZバランサーシングルのシステムはこのヒートンを打って

 

針の向きを制御することを前提にしたシステムということを

 

ご理解いただき、試していただければと思います。

 

その⑤に続く・・・

 


プラグ用シングルフックの考察 その③

2023年12月05日 | KZ WORKSルアー 適合フック

2019年に投稿したシングルフックの考察その①とその②はおかげさまで

 

多くの方に閲覧して頂き、今でも閲覧TOP3の記事にランクインされております。

 

有難いことであります。

 

かなり間が空いてしまいましたが、

 

その後シングルフックの装着のメリットデメリットを

 

自分なりに検証をし、釣行毎に使用していろいろ試行錯誤していました。

 

今回はそんなプラグ用シングルの進化版という感じのお話・・・

 

ここ2年ばかりは過去記事にもちょこっと書いた新しいシステムの

 

「KZバランサー シングル」を使って釣行を重ね、

 

シングルフックの装着によるルアー別の使用感を確かめていました。

 

その中で感じた弱点を軽減するにはどうすればいいかを

 

模索して形になってきたので作り方を公開して、

 

皆様にも試していただき使用に関してのフォローバックを頂ければうれしいです。

 

やはり私だけではなかなか満足いくサンプル数を

 

収集できないので皆様の意見を参考に

 

シングルフック装着時のデメリットを克服したシステムを

 

構築出来たらと思います。

 

KZバランサーシングルのコンセプトは過去の記事、こちらを参照してください。

 

最初に断っておかなければならないことありますが、

 

これはウッドのルアーに限定したシステムとなります。

 

プラスティックルアーには少々難ありと思われますので

 

悪しからず・・・。

 

理由は次回の記事でご説明したいと思います。

 

まず用意する部材から・・・。

 

今回はオーナーのST-66 3/0 6.7g前後の

 

フックを作る際の部材を例に

 

話を進めます。

 

装着するルアーの大きさでいうと190~200mmあたりが

 

ベストマッチな大きさになります。

 

①縦アイのシングルフック

 

画像はBKKのディーンディアブロですが縦アイのシングルならメーカーはさほどこだわりません。

 

DECOYのJS-5 キャスティングシングルなどでも構いません。

 

手に入りやすいフックを用意していただければと思います。

 

横アイのものは使えませんので縦アイをご用意ください。

 

目標とする重さのフックより2g以上軽いフックを用意してください。

 

このフックは自重が4.8gでした。

針の自重は個々に図ることをお勧めします。

 

アイのロウ付けの状態によって自重がマチマチなことがあります。

 

あとは装着するルアーとのサイズ感を見てフックの大きさ・重さを選定してください。

 

②ダイニーマノットⅡ120号 5m

 

現状の製品名は「ダイポリノットⅡ」に変わってるかもしれません・・・

 

100号でも構わないと思うのですが

 

10m設定しかなく、値段も高いので

 

120号 5mのほうが使い勝手がいいかもです。

③Φ3.0の鉛線 1kgのコイル

 

私はこのサイトで通販で買っています。

 

一回買えば死ぬまで使えそうな量です(笑)。

 

それでは作り方をご説明します。

 

まずダイニーマノットⅡを10㎝の長さに切ります。

中の芯を抜きます。

 

芯は使いませんので捨ててください。

このダイニーマノットⅡの重さを量ると

0.4gです。

 

次に鉛線をカットします。

 

鉛線で補う重さは

 

フックの完成自重を6.8g前後にしたいので

 

6.8gー4.8g(フック単体の自重)ー0.4g(ダイニーマノットⅡの重さ)=1.6gになるので

 

0.8g×2本の鉛線を作ります。

 

Φ3.0mmの鉛線を8mmの長さにカット。

すべての部材を量ると

大体コレくらいになります。

 

0.1~0.3g位の誤差は気にしなくて大丈夫です。

 

次にダイニーマノットをフックのアイに通して2つに折ります。

ダイニーマがシャンクの側面に沿うようにします。

 

この状態でセキ糸で止めます。

セキ糸を止める際の最近のお気に入りは

このカルティバのフィニッシャーです。

 

大変便利です。

 

次にダイニーマの中に鉛線を差し込みます。

 

千枚通しで入り口を広げると作業しやすいです。

入り口から1~2mmのところで止めます。

 

瞬間接着剤で鉛とダイニーマを固定します。

セキ糸で止めた部分も

 

瞬間接着剤を染み込ませて固定します。

 

この瞬間接着剤で固定することでも自重が少し重たくなるので

 

あまり厚く塗ると意図した重さよりも重たくなる場合があるので

 

気を付けてください。

それとほかのサイズにアレンジする場合は

 

ダイニーマの長さは

 

折り返した端が

 

フックの懐くらいの長さに調整していただければ

 

いいと思います。

 

少し話が長くなったので

 

このシステムの要の部分は次回に・・・。

 

その④に続く・・・。

 


プラグ用シングルフック考察②

2019年04月03日 | KZ WORKSルアー 適合フック

さて

 

シングルフックのウェイトプラスチューンのやり方を

 

ご説明いたします。

 

あくまで個人的な考えのもとに

 

独断と偏見に満ちたやり方ですので

 

全てのダイビングペンシルへ対応できるものとは思っておりませんので

 

ご了承ください・・・。

 

正直、他のメーカーのことまでは知らん(笑)。

 

まぁ、大したことではありません。

 

要は板オモリ巻いてウェイト増量するだけっす・・・

 

やることは単純ですが

 

使用フックやアシストやソリッドリングなどの素材データを公開して

 

作り方を書いていこうと思います。

 

まず基本素材となるアシストラインとソリッドリングは

 

300lbクラスのアシストライン

 

メーカーは特に指定しません。

 

お好きなメーカーのでいいと思います。

 

ソリッドリングはカルティバのシームレスソリッドリングで

 

内径5.5mm~6.5mmをフックの大きさで使い分けます。

 

150lbクラス以下のスプリットリングで装着するルアーは

 

マイクロソリッドの方が装着しやすいかな?

 

200lbクラス以上のスプリットリングで装着するルアーは

 

青パッケージにほうでも問題ないと思います。

今回はTUNED管ムロ35号を使って

 

シュリガーラ130GT SPEC用のシングルを作る過程で説明します。

 

130GT SPECの推奨トレブルはカーブポイントトレブル31の5/0  約9.7g。

 

要はこの重さの近い値に合うようにします。

 

まず

 

アシストラインを14cm用意します。


これはギリギリの長さなので


もし余裕をもって作業をしたい方は長くても構いません。


あとで切ればいいだけなので・・・

この長さはどのサイズのフックでも共通の長さになります。

 

芯を抜いてソリッドリングを通して2重に加工します。

次は

 

板オモリを必要な重さ分、切り出します。

 

TUNED管ムロ35号の自重は約6.3g

ソリッドリング+アシストラインで大体0.4~0.5gで

 

フックが6.3~6.4g。

 

セキ糸で巻いて瞬間接着剤で固定すると大体+0.4~0.5gなので

 

そこから逆算すると

 

9.7g-6.4g(フック)-0.5g(アシストライン+リング)ー0.5g(セキ糸)=2.3gなので

 

切り出す板オモリは2.3gにする。

ここまでくれば察しが早い人は

 

分かると思いますが

 

この板オモリの重さを調整することによってシングルフックの自重を

 

コントロールする魂胆です。

 

アイの下から3mm下にオモリを巻いていきます

 

3mm空けるのはアシストラインを巻き付けるスペースです。

瞬間接着剤で巻き初めの部分を仮止めして巻きます。

終わりも瞬間接着剤で固定します。

 

このプラスウェイトはMAX2.5g位が上限のような気がします。

 

これ以上の重さだと太くなりすぎて不格好な感じがします。

 

それでも構わないと思う方はこの限りではありませんが・・・。

 

これにアシストラインを装着します。

セキ糸で巻いて固定します。

 

補強の意味も込めて

 

板オモリの下側に画像のように3~4mm

 

アシストラインを伸ばして

 

フックとアシストラインを直接固定する箇所を取る方が

 

いいかもしれません。

 

巻いたオモリの上しかセキ糸を巻かない場合

 

強い力が掛かった場合

 

根付がグラつく可能性がありますので・・・。

 

セキ糸を巻き付け終わったら

 

瞬間接着剤と硬化スプレーで被膜を作ります。

 

私は熱収縮チューブは使いませんが

 

使う方はその重さも考慮してオモリを減らして調整してください。

完成したウェイトがこんな感じです。

 以上がPLUSフックの作成方法です。

 

トレブルフックとの自重差は

 

大体プラスマイナス0.3g以内に収まっていればいいと思います。

 

これを踏まえて改めてシュリガーラ用のシングルフックを作ってみますと

 

40TNSP/50TNSP⇒TUNED管ムロ28号(アシスト+ソリッドリングカルティバP-19 5.5mm)=4.1g

 

75TNSP/ FLAP M TNSP/Neo60⇒TUNED管ムロ30号(アシスト+ソリッドリングカルティバP-19 5.5mm)=5.1g

 

90TNSP/HYPER FLAP 90⇒カトラス7/0 PLUS(アシスト+カルティバP-14 6.5mmプラスオモリ1.0g)=6.5g

 

115⇒カトラス8/0 PLUS(アシスト+カルティバP-14 6.5mmプラスオモリ1.6g)=8.6g

 

130GT SPEC/FLAP L⇒TUNED管ムロ35号PLUS(アシスト+カルティバP-14 6.5mmプラスオモリ2.3g)=9.4g

 

シュリガーラ155 GT SPEC⇒カトラス7/0 PLUSのツインフック=6.5g×2


以上が対応するフックと素材になります。


ご自身で作成する際の参考にして頂ければと思います。


ルアーのアクションに関しては


フックの抵抗が少なくなる分


ジャーク時の抜け感が増すのは否めないので


トレブル装着時よりもショート気味にジャークすることと


より丁寧にジャークすることを心掛けてください。


水面を滑ることが多くなった場合は


フロントフック側では無く


リアに0.5~1.5号程度のオモリを装着して調整してください。


私はこのようなオモリを自作して調整オモリとして使っています。

市販のナス型オモリなどを使うとモノによっては


キャスト時の衝撃でオモリのアイが抜けてしまうものがあります。


またダイブさせる為にヘッドを水面に突っ込ませたいと思って


ヘッド側に重心を持っていこうと考える方も多いですが


ルアーによってはより一層滑るようになりますので


リアに付ける方がいい結果になることが多いです。


これは元々リア重心のものが


ヘッド側に重心が移動したことによって


ボディが水平になる力が働くために起こる現象です。


水平になることによって水よりも抵抗の少ない空気の方に


逃げやすくなるため水面を滑りやすくなります。


ご参考までに・・・


プラグ用シングルフック考察①

2019年04月01日 | KZ WORKSルアー 適合フック

 近年こぞってフックメーカーが発売してる

 

プラグ用シングルフック。

 

アイに直接リングを装着したものや

 

短いアシストで組んだものなど

 

針の形状やアシストの長さなどのバリエーションの登場で

 

アングラー側の選択肢も最近はかなり広がりました。

 

ルアーのセッティングを考える上で

 

アクションに影響を及ぼすフックの

 

重さや抵抗等の要素は切っても切れないものであり

 

悩ましい部分でもあります。

 

私のルアーは基本的にトレブル装着でのバランスを

 

考慮してセッティングしています。

 

シングルを装着する場合

 

トレブルと同等のウェイトのシングルフックを

 

選択して装着すればいいのか?

 

単純に考えればそうなのかもしれんが

 

モノによっては大きさがアンバランスになることもある。

 

非常に不格好なセッティングになることもあるわけで・・・。

 

俺的にはそうゆうのあまり好みじゃない。

 

美的センスを大切にしたい・・・(笑)

 

例えばシングルクダコで合わせたとする・・・。

 

シュリガーラ130GT SPECの推奨フックは

 

カーブポイント31の5/0で自重はカタログ値9.7g

 

シングルクダコをこの自重に合わせると

 

7/0の 9.4gになる。

 

しかし俺的にはボディサイズに対して少しデカくね?って思ちゃう。

 

あまり大きいと針先が背中に回って刺さってしまったり

 

トラブルの原因にもなり得る・・・。

 

俺の感覚だと6/0の大きさが

 

ボディサイズに合ってるんではないかと思う・・・。

 

(あくまでも私の個人的感覚ですので正解かどうかは別の話です・・・。)

 

しかしこれだと重さは軽い・・・

 

まぁ、実際に海で泳がせてみないと分かりませんが

 

針が軽く水の抵抗も少なければアクションミスで

 

水面を滑ったり転がったりで

 

トラブルが増える要因にもなり得る。

 

本来はトレブルの3本があってこその

 

水中抵抗とフックの慣性モーメントが働いて

 

プラグにアクションとダイブのしやすさを与えるのと

 

針先が3本あることによってフッキングの確率が当然上がると思われる。

 

まぁ、シングルの利点としては

 

掛かったらバレにくいということが1番であろうが

 

掛からないことにはこの恩恵も受けられない。

 

自分としてはとにかく「掛ける」というのが先で

 

そこから先は技術と運に任せるという感じか?

 

だからトレブル使用というのは自分としてはマストな選択になってる。

 

ただ・・・

 

近年の資源保護の観点やなるべく魚体にキズ付けずにリリースするというのも

 

スポーツフィッシングとしての流れであるのは十分理解してるので

 

そのような考えで釣りをされてる方々の為にも

 

魚体へのダメージが少ないシングルフックでの釣りというものを前提に

 

開発もしなければならんかなというのを感じております。

 

適切な大きさの話に戻りますが

 

重さ的に合ってるがボディサイズとの

 

違和感のあるフックを使うというのも嫌な感じなので

 

それだったらウェイト足して重さを合わせるしかないかなと思い

 

少しチューンを施します。

 

手元にカタログがあってウェイトや大きさが確認できるので

 

シャウトのクダコで話進めてたけど

 

針先のネムリ形状があまり好みではないのと

 

ルアーのボディとのサイズ感とフック単体の自重の兼ね合いから

 

DECOYのCUTLASS JS-2とガマカツのTUNED管ムロで作ってみる。

 

俺的にはCUTLASSの形状が好き。

 

 針先のネムリがそれ程きつくなく

 

魚のバイトした瞬間に針先が口周りの肉を捉えやすい形状が良いと思う。

 

 長々と書いてきたが

 

サイズ感やフック単体の自重という要素を考慮して

 

シュリガーラシリーズに合うプラグ用シングルを考えてみた。

 

シュリガーラ40/50TUNA SPEC⇒ガマカツ TUNED管ムロ28号

 

シュリガーラ75TUNA SPEC/SRG FLAP M TUNASPEC/Neo60⇒ガマカツ TUNED管ムロ30号

 

シュリガーラ90TUNA SPEC/HYPER FLAP 90⇒DECOY カトラス7/0 PLUS※

 

シュリガーラ115⇒DECOY カトラス8/0 PLUS※

 

シュリガーラ130GT SPEC/SRG FLAP L⇒ガマカツ TUNED管ムロ35号PLUS※

 

(※PLUSチューンの詳細は次のブログで説明します)

 

シュリガーラ155 GT SPECに関しては

 

トレブルの13gクラスのフックが適合するが

 

シングルで組むとなるとウェイトプラスのチューンも少し無理があるので

 

カトラス7/0 PLUSのツインフックでの対応が現実的な組み方かな・・・?

 

シングル単体でウェイトを合わせていくとデカすぎて非常に不格好っす・・・。

 

まぁ、人それぞれ好みや考えがあると思うので

 

各自の考えでアレンジして頂ければいいと思いますが・・・。

 

各フックは全てアシストとソリッドリングを

 

装着することを前提にしています。

 

製作に使用するアシストやリングなどの詳細、

 

ウェイトプラスの作成方法は次のブログで紹介します。

 

②に続く・・・こちらから


シュリガーラの適合フックについて

2010年11月05日 | KZ WORKSルアー 適合フック

※2018年5月追記

シュリガーラとその他のKZ WORKSのルアーの適合フックは

ホームページのルアーアイテムのページでもご確認いただけます。


フックはあくまで参考ですので釣り場の状況などを考慮して

アングラー自身の判断で、アレンジをしてください。

この記事を書いた2010年当時、全国の釣り具屋さんで誰でも手に入れられるフックということで

OWNER社のスティンガートレブルで合わせていました。

今現在フックの種類も増え、比較的数種類のフックが容易に手に入るようになったので

私自身はDECOYのYS-82やシャウトのカーブポイントトレブルを主体に使っています。

理由はフック形状との相性からルアーへのダメージがST-66よりも少なく、

コーティングの剥がれが少ないように思います。

DECOY Y-S82はST-66に比べてワンランク大きい品番を合わせてください。

Gamakatsu社のGTレコーダーは軸が太くフックの自重が重いと思われるので、

合わせるのであれば小さめの品番を合わせてください。

 

シュリガーラ40 TUNA SPEC:DECOY YS-82 2/0、シャウト カーブポイントトレブル31 1/0

 

シュリガーラ50 TUNA SPEC:DECOY YS-82 2/0、シャウト カーブポイントトレブル31 1/0

 

シュリガーラ75 TUNA SPEC:DECOY YS-82 3/0、シャウト カーブポイントトレブル31 2/0

 

シュリガーラ90 TUNA SPEC:DECOY YS-82 4/0、シャウト カーブポイントトレブル31 3/0

 

シュリガーラ115にDECOY YS-82 5/0、シャウトカーブポイントトレブル31の4/0

 

シュリガーラ130 GT SPECはGTレコーダーの5/0

              シャウトカーブポイントトレブル31の5/0。

 

シュリガーラ155 GT SPECはGTレコーダーの6/0、

              シャウトカーブポイントトレブル31の6/0。

 

また、スイベルなどの接続金具の装着は頭が重たくなり動きに影響が出るので

お勧めしません。

一重リング+スプリットリングか、スリーブを使ってのWリーダーに保護チューブを被せて

スプリットリングでの接続をお勧めします。