冬のご馳走『ながら藻』

朝ドラ　“あさが来た”　での　　


「びっくりぽん」


よりも、加野屋の女中頭　かの　が毎回口にする


「ほんに　ほんに。」


という相づちが結構好物なのだがイマイチ話題にならず残念だ。

ほんに　ほんに。

きゅうです、ども。







さて、先日の話でございますが、冬の風物詩とでも言いましょうか

今年も海の親戚(?)から戴いて参りました。

ながら藻。

またの名を　アカモク　とも言う。

バケツに満タンな状態で貰ってきたので食べきれるはずもなく、近所へとお裾分け。

せっせと小分けしております。

　　　　　

茎が付いた状態なので、ここから茎をつまみ引っ張るようにして葉部分を落としていきます。

ちょっとした水産加工所と化した台所。

プチプチと面白いように取れるので結構楽しい。（この量の１０倍以上はあった。）

　　　　　

保存する分は、食べる分だけ小分けにし水洗いせずにそのまま冷凍する。

で、この日は王道の酢の物。（トップ画像）

さっと湯がいて冷水に。　絶対にグラグラ茹でてはいけません、折角のぬめりが弱くなるよ。

冷水からあげたザルの中では既にヌルヌルの状態で、このままでもイケるのだけど

これを更に包丁で細かく叩くとそれ以上に粘りが出て　んまい！

もう一品、具無し味噌汁の中に湯がきたての　ながら藻　をパッと放つと

磯の風味満点の、それはそれは美味しいお味噌汁が出来上がります。

ワカメの比じゃないよ、マジで。

冷凍庫にはこの　ながら藻　ストックが十分にあるので今年いっぱい楽しめそうだ。

ありがたや。