きゅうちゃん出たとこブログ

行きあたりばったりの人生、そして愉快な仲間達との日々をちらほらと・・・

アマデウス ディレクターズ・カット版 を観た。

2013-03-26 00:18:07 | 映画

この間から Falco の “Rock Me Amadeus” が脳内エンドレス

気分はすっかりナウでアーバンな80年代、きゅうです ども。


そんなところに偶然か神の思し召しなのか、シネマチャンネルで


『アマデウス ディレクターズ・カット版』


が放送されていた。

当時、どうもこのコスプレがかったクルクルヘアーがツボでさ、

作品の世界観をアタシの笑いで台無しにしそうだったので

今まで観ずにいた作品だったんだ。




が、箸が転がった程度じゃ笑わなくなった今、

“モーツァルトの死をめぐる絢爛豪華な舞台劇を、見事にフィルムに転化したアカデミー8部門受賞の傑作”

という素晴らしい作品を、観ない理由は何もない。

ってな訳で観てみたら…


素晴らしいの一言に尽きました。


歴史に残る名作だと思う。

で、いつもサラリとネタバレさせる このブログ。(笑)



大衆からは受け入れられていたものの、貴族達からは斬新すぎたのか全く理解されなかったモーツァルトの音楽。

そんな貴族達の中でただ一人、モーツァルトの才能を見抜いたエリート作曲家 アントニオ・サリエリ。

彼は、天賦の才能の持ち主であるモーツァルトを最も理解してしまったがゆえに、

羨望と嫉妬の入り混じる感情に自身が打ちのめされてしまう。

モーツァルトの作り出す音楽に対する憧れ、才能に対する尊敬は、

やがて憎悪へと変わり、その狂おしいまでの才能を抹殺するべく

モーツァルトを破滅の道へと導いていく。

作曲の天才と、才能を見出す天才は、あの名曲 『レクイエム』 をこの世に誕生させた。

この鬼気迫る二人の作曲シーンは鳥肌が立つ程に見事だった。


ワリと史実に基づいたシーンがちょこちょこ出てきたのも面白かったし、

偉大な作曲家の埋葬があんなに惨めで侘しいものだったとは、この映画を観て初めて知った。

とは言ってもそこはエンターテイメント級に尾ヒレもつけて、スケール大きく話を作ってるところが大部分。(じゃないかな?)


とにかく、観る価値あり! の作品だったのであーる。






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2 コメント

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Unknown (寅次郎)
2013-03-26 11:10:17
あー!この作品は高校の頃、先生から教えてもらって見たよ!主役の俳優はこの作品のためにピアノ猛特訓したらしいね。

ほんでついこないだDVD買ったばかし!きゅうちゃん趣味がいいのう(笑)

しかしディレクターズ・カットがあるとはしらなんだ。
DVDでるんかな。
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Unknown (きゅう)
2013-03-26 22:56:26
>寅次郎さん。
えー! エスパーだ、エスパー。(笑)
いや~、ホンマよかったですわ、アマデウス。
なんでもっと早く観なかったんだろうと、激しく後悔したよー。
アタシ、本作の方は観ていないのでわからんですが、
どうやらディレクターズ・カットは、サリエリの視点で描かれているらしい。
なのでアタシのレビューも、痛いほど気持ちがわかるサリエリ目線。(笑)
よかったらそちらも是非。

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