京都地域密着協ブログ

京都地域密着協の活動内容や研修情報を発信します

認知症にやさしい”異業種連携協議会の活動についての研修(小規模多機能部会)

2019-09-12 11:35:29 | 研修

9/10(火)14:00からひと・まち交流館京都にて、小規模多機能部会を開催しました。

今回のテーマは、①認知症にやさしい”異業種連携協議会 の活動について

京都府健康福祉部高齢者支援課 地域包括ケア推進担当 中村早苗 様にお越し頂き、「異業種連携による“認知症にやさしい”サービスの検討と実践について」講義をして頂きました。「認知症になっても、個人の尊厳が尊重され、安心して暮らし続けられる社会の実現を目指す」京都府協議会様の活動に賛同し、様々な業種の企業がこの活動に参画されています。

後半はグループワークで小規模多機能事業所の皆さんが、日常業務の中で実際に起こった良い事や問題点を話し合いました。コンビニでは、支払いのお手伝いをして下さるお店、銀行ではご本人のペースでゆっくり対応してくれる店舗、お蕎麦屋さんではパリアフリーでない店舗でもお店の方が移動を手伝って下さる優しい対応があったそうです。又、高齢者のご利用者様も、子供見守り隊に参加されたり、地蔵盆のお地蔵さんの当番をされたり、地域貢献されている例も発表されました。このような取り組みが広がっていくように、小規模多機能事業所もこれからも活動しましょう!と締めくくりました。


9/9(月)通所系事例検討会

2019-09-12 11:14:25 | 研修

9/9(月)19:00からひと・まち交流館京都にて、通所系事例検討会を開催しました。

今回初めて、大阪大学人間科学研究科 助教 大庭 輝 先生に講義をお願いしました。

まず、デイサービス新町御池 様より「人付き合いが苦手で機嫌が悪いと物に当たる、入浴拒否の強い利用者への対応について」の事例発表をされ、参加者より少し質問をしました。それから大庭先生より『認知症の人のこころを理解するためのヒント』講義をして頂き、講義・事例について感じた事を個人ワークとして記録し、グループワークでまとめて発表しました。参加者25名が4グループに分かれ、様々な意見交換をされ、先生からまとめとアドバイスを頂きました。当日は、昨年度も講義をお願いしました、京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学 成本教授も最初から最後までご参加頂き、薬に関する質問についてご回答頂きました。

大変充実した事例検討会になりました。ご参加頂きました皆様ありがとうございました。次回は1月20日を予定しています。よろしくお願いします。