ユグドラ旅情

方向性が見えない

【ユグドラ・ユニゾン】値段設定【メディア代】

2009-11-28 16:20:50 | ユグドラ・ユニゾン
ユグドラ・ユニゾンの値段は税込6,279円と完全新規RPGであるエクシズ・フォルスの税込5,229円に比べても高い値段設定になっている。素材を流用し、アプリの移植であるユニゾンが何故かくも高いのか。移植と云う点に目を向ければ極自然に湧いて出る疑問であり、不満であろう。だが、少し視点を変えてみればこれは当然の値段設定だと判る。メディア媒体に目を向けてみたい。
引き合いにだしたエクシズ・フォルスはPSP用ソフトなのでUMDを使っているが、これは光学メディアであるし、UMDはどのようなソフトであろうと(1層か2層の違いはあるだろうが)コストはそう変わらない。製造費用が余りかからない。
一方、ユグドラ・ユニゾンはDS用ソフトであるからDSカードを使う。これが厄介だ。ソフトによって容量は変わるし、記憶領域の大きさも変わる。1.8GBの容量で統一されているUMDとは違い、ソフトによって最大容量を買えてくる。つまり容量が大きくコストに跳ね返る。
云うまでもなくスティングは弱小メーカーだし、販売ソフトも5万本に届く可能性はほとんどない。任天堂のように多く売れるから、マージンが小さくても利益回収ができるソフトを送り出すことができない。それ故ソフトの値段にメディア代が反映せざるを得ない。だから、GBAリヴィエラやユグドラ・ユニオンは高かったし、光学メディアのソフトは普通の値段設定になっていた。今回も同じだろう。
一つ問題としてはナイツ・イン・ザ・ナイトメアよりも若干値段が高いわけだが、そこまでの容量を何に使っているか、ということか。セーブ数が複数あると考えられるが、これで一つだったら嗤うしかない。

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