ユグドラ旅情

方向性が見えない

グングニル 魔槍の軍神と英雄戦争の続編?

2011-07-30 20:57:39 | グングニル
伊藤氏「仕様書はすべて盛り込んだので、やり残した感はないです。時間があったらバランス調整はしたいな~と云うのはありますね。なので、このゲームシステムを発展させて続編をと云う気持ちは、僕の中にはありません(笑)」

浅井「個人的には、もし続編があるのであれば、もっとプレイヤーに歩み寄ったゲームシステムにして、ストーリーの続編を載せてお届けしたいですね」


グングニルの明日はどっちだ!?

グングニル ―魔槍の軍神と英雄戦争― 公式設定資料集レビュー

2011-07-30 20:23:24 | グングニル
※注意※ 私は、グングニルをほとんどプレイしておらず、ほぼ体験版をプレイしただけの状態に等しい。


 構成としては、先ずキービジュアルや店舗特典などのイラスト集。続いて、主要キャラクターのイラスト及び設定紹介。バストアップのみのキャラクターも相対的には簡素だが説明はなされている。汎用ユニットも設定画を紹介。

 続いて、ストーリーのあらすじをパウロに仮託することで最終決戦直前まで紹介。柱部分にはストーリーの要所で登場するキャラクターの説明がなされている。次に、雇用できるユニットのセリフ集を網羅。

 ゲームメイキングでは軍神の設定イラスト、全マップのデザイン画、OPアニメの絵コンテなどが掲載。特にマップのデザイン画では注釈もそのままで掲載されているためにどのような世界設定を持っていたかがうかがえる。

 最終章にはスタッフインタビューが掲載。一般的なインタビューでは提灯持ちのように、製作側の所謂「良い話」しか掲載されていないが、今回の設定資料集ではかなり突っ込んだ質問や発言がされている。ゲーム発売後のユーザーの反応はある程度把握している模様で、特に伊藤氏は製作した内容に反省しきりと云った印象を受ける。それでいてグングニルに未練はあまりないようであるのは氏らしい。

 資料集としては、及第点だろうか。ブレイズ・ユニオンの資料集はイラスト集と云っても良いものだったが、今回の設定資料集はDHE3作品の内容を盛り込んだナイツ・イン・ザ・ナイトメア資料集には及ばないものの、製作者インタビューだけでも読んでみる価値はあるのではないか。

 イラスト集は、キービジュアルや設定資料集の表紙、店舗特典を大判で見られるのできゆづきさとこファンならこれ目当てで購入するのも手だが、2520円するため割高感は否めないだろう。少なくともゲームをプレイした人向けであると思う。

 キャラクター設定画は少な目と云った印象で、服の構造などあまり分からない。ユグドラ・ユニオンPSP版攻略本のように服の透過などは掲載されているわけではないし、ラフ画は開発初期の物なのか頭身が低い。二次創作の資料としてはあまり期待を持ってはいけない。

 製作の裏側に事情が知りたい立場からすれば、製作側が次回作ないしは続編へ向けてユーザーの声を参考にしつつ邁進していこうという意思が確認できただけでも満足できるないよう。次の作品を制作・発売するまでにスティングが持ちこたえてくれれば良いが……。



●グングニル ―魔槍の軍神と英雄戦争― 公式設定資料集
価格:2520円(税込)

お勧め度★★★☆☆

グングニル ―魔槍の軍神と英雄戦争― 公式設定資料集アマゾンで予約開始

2011-06-26 00:03:14 | グングニル
グングニル-魔槍の軍神と英雄戦争- 公式設定資料集

大型本: 128ページ
出版社: ソフトバンククリエイティブ (2011/8/3)
ISBN-10: 4797365706
ISBN-13: 978-4797365702
発売日: 2011/8/3

一部では7月発売との情報もあった(neowingなど)のだが、8月発売。商機を逸していないか?

グングニル―魔槍の軍神と英雄戦争― 公式コンプリートガイド アマゾンで取り扱い開始

2011-05-15 20:57:33 | グングニル
Amazonでも取り扱い開始


内容紹介
すべてを勝ち取る完・全・攻・略・本!!
隠しも含めて全ルート&ステージを詳しく攻略。
各マップは宝箱や採取場所の位置をすべて掲載、登場する敵ユニットの詳細なデータも公開。
そのほか、クリアするための各種情報や攻略アドバイスも掲載します。当然、各種アイテムデータも完全掲載します。

コンプリートクリアを約束する完全無欠の攻略本!!

◆シナリオ攻略
全ステージ完全攻略。
出現ユニット、入手可能アイテムを公開。
攻略アドバイスやシナリオ分岐条件も掲載

◆ユニットデータ
各クラスの特徴と登場する全ユニットの詳細データと雇用条件も掲載

◆装備品・アイテム


登録情報
単行本: 176ページ
出版社: ソフトバンククリエイティブ (2011/6/3)
ISBN-10: 4797365692
ISBN-13: 978-4797365696
発売日: 2011/6/3

グングニル ―魔槍の軍神と英雄戦争― シルバー殿堂入り

2011-05-12 20:04:51 | グングニル
 本日発売の週刊ファミ通にてクロスレビューが行われ、グングニル ―魔槍の軍神と英雄戦争―は8877の評価、つまり30点のシルバー殿堂入りとなった。GBA版リヴィエラはゴールド殿堂、GBA版ユグドラ・ユニオンはプラチナ、オリジナル版ナイツ・イン・ザ・ナイトメアもゴールド殿堂、ブレイズ・ユニオンもゴールド殿堂だったので、今回の評価は低めとも取れる。

 7点が付いたのは、画面レイアウトが込み入っていることやチュートリアルの少なさが原因だと思われる。そのほか指摘されていたのは中断セーブがない事や視点が見づらい点。中断セーブはナイツ・イン・ザ・ナイトメアの際にもなかったが、製品版に於いてChapter3と同じぐらいの長さのマップがあると少々面倒だろうか。

 内容は置いておいて、点数だけを見るとDHEシリーズの中でも低い数値だ。が、体験版をプレイした身としては、30点は高くもなく低くもない妥当な数値だと思う。点数が今一つだったので販売へ与える効果は小さいだろうし、殿堂入りによる攻略記事掲載もない。しかし、今回ファミ通チョイスに選ばれているので今後もしばらくはファミ通での露出があるであろうということは救いだろう。

 twitterでのキャンペーンを頑張ってはいるが、全体的に地味な印象を与えている。販売本数がどうなるか心配だ。

再読文字

2011-05-09 20:05:18 | グングニル
須らく≠凡て


 「須らく~すべし」の形で「必ず~しなければならない」と云う意味が正しい。「凡て」の意味で使うのは語感が似ているだけで誤用。浅井氏はシナリオを担当しているが、大丈夫か?

グングニル ―魔槍の軍神と英雄戦争―に見る今回の販売戦略

2011-04-29 22:03:26 | グングニル
 一般に広告投下量が多ければ販売量も期待できるが、単純な一次関数で表すことができるほどは単純ではない。投下量を増やしていくと最初のうちは目に見えた効果が出てくるだろうが、多くなるにつれ効果が薄まる。逓減が見られるというわけだ。また、広告や宣伝と云うのはどうしても費用が生じる。販売したい製品の期待販売量を基に逆算をすると広告投下量も変化してくるだろう。

 ゲームの場合で云うと、ネット環境が整っていない時代に於いては、雑誌かTVCMかぐらいしか手はなかったし、ナローバンドの時代に於いてもHTMLベースのサイトを設置するぐらいであった。PSPが出て7年だが、最初から大容量の体験版をDLできるようになっていたわけではない。ユグドラ・ユニオンPSP版は最初UMDで体験版のキャンペーンを行っていたが、体験版を配信できる環境がまだ整っていなかったから行われたのでって、配信環境があるのならネットワーク利用料を取られたとしてもUMD生産費用より安上がりだったはずである。

 ゲーム体験版は、ゲームと云う商品の特異性を表したもののように思う。体験するという言葉からわかるとおり、五感を使うのが体験だ。食品なら試食・試飲となるし、音楽ならば試聴となる。車ならば試乗だ。これらは各々の性質により意味合いが異なってくるだろう。

 どういうことかと云うと、食品ならば体験した時点で消費してしまうが少量で構わないと云う性質があるし、一回きりの購買よりも継続的な購買を期待するタイプの商品だ。車の場合は、燃料やタイヤなどの消費物はあるが根本的に耐久消費財であるので使いまわしが可能である。これらは体験することは目的となるが、体験自体は商品ではない。一方、コンテンツの場合は体験することそのものが商品となる点が違ってくる。

 本ならば紙が、CDならばディスクがあるではないか、と思うかもしれないがこれらはメディアすなわち媒体なのである。勿論、CDのデザインなどを愛でる人もいるかもしれない。その場合は目的はCDそのものだが、基本的には本やCDは体験した時点で価値が消費されてしまう。それいて媒体は殆ど消費されないのが厄介だ。だから、本屋は立ち読みを嫌うし、音楽の視聴は制限を設ける必要がある。

 これらは概して時間的長さに縛られるものであるから、一部を切り出して提示することは可能だ。同時に、一部を切り出して体験させるため、消費者が期待する内容と全体像が異なってしまうこともしばしばある。分かりやすい喩で云うなら、OPの歌とフルの歌のイメージが全然違う、映画のPVと内容が全く違って期待外れだった、などだろうか。

 ゲームは映像や音楽などを総合した作品である以上は、それらと同じように一部を切り出して提示するほかはない。だから齟齬が生まれる余地がある。体験版の内容で想像した全体像と製品版の内容が異なっている、と云うことは少なからずあるようだ。

 しかし、ゲームには単なる映像コンテンツや音楽コンテンツなどと異なる要素がある。それは何かと云うと、ゲームシステムだ。ゲームで映像美やBGMを楽しむことはできるし、ストーリーやキャラクターも大事である。だが、ゲームで何が根本にあるかと云えば結局のところはシステムではないだろうか。システムは構造だ。構造はなかなか目に見えない。言葉で表しづらい。それ故、システムを体験させることができれば、多くの労力を割いて雑誌で説明するよりは効果的なのだ。

 グングニル ―魔槍の軍神と英雄戦争―と同じDHEシリーズであるナイツ・イン・ザ・ナイトメアはまさに体験版向きのタイトルだった。と云うよりも体験版を出さねばいけないタイトルだった。しかし、発売日を延期してチュートリアルを入れるまでは良かったが、体験版を配信開始したのは、実質ゲーム発売日であった。はっきり云って愚策である。DHEシリーズと云う概念を作ったところで所詮は言葉、感じ入るものが居なければ只の音声にすぎなかった。それどころか、新規のユーザーを遠ざけるような形にすらなっていたと云っても良い。結果的に蛇足な「発明」と云えた。

 ナイツ・イン・ザ・ナイトメアが従来通りの宣伝だったというのは、雑誌記事の投下量からも分かる。量に関しては発表から発売までの期間が長めであったことも関係しているが、それにしても多かった。多さに関しては、このブログで特集を組んだことがあるのでわかると思う。

 これに対し、グングニル ―魔槍の軍神と英雄戦争―はネット環境に依存した宣伝を行っている。雑誌よりも公式ブログを重視、ファンサイトキットの配布、そして体験版だ。4月になってからは雑誌記事も出てきたが、ナイツ・イン・ザ・ナイトメアの時よりも雑誌に力を入れていないように感じる。

 ネット環境重視の宣伝はPSP版ナイツ・イン・ザ・ナイトメアのころから見られる。アトラスと提携してから段々と変化してきたわけだが、体験会をやるのに体験版を出さなかったり、キャラクターなりきりtwitterアカウントを作ったりと若干迷走気味だった。今回はこなれてきたのか、公式ブログは製作者が真面目に内容を語るようになっているし、何度も触れているように体験版をゲーム発売1月前に配信開始している。しかも、セーブが可能なうえにセーブデータを製品版に流用できる、と時流に乗っていさえする。大きな成長だ。

 一方で、twitterを使ったキャンペーンが今一つよく解らないキャンペーンである。何らかのプレゼントでユーザーを釣るという手は昔からあるものの、予算がないのだかどうだかは分からないが、プレゼント内容が正直微妙だ。実用的と云えば実用的だが、ゲームとの関連性が見いだせないものが多く、かつてドカポンでの金貨プレゼントキャンペーンを想起させるような内容だ。冗談だろうが、伊藤氏から「ゲーム制作日に金を回してくれ」と突込みが入る始末である。

 この辺りはスティングの味と云えば味だが、こういったキャンペーンを行うのならば、例えばきゆづきさとこ氏のサイン色紙をプレゼントすると云った方が喜ばれると思う。これはナイツ・イン・ザ・ナイトメア発売時にAmazonで購入すると4名にプレゼントされるキャンペーンに近いが、そのままでは当選人数が少なすぎて効果が低い。かといって、きゆづきさとこ氏も忙しいので、何十枚も描けない。そこで、複製原画を100名にプレゼントするとか特製テレフォンカードをプレゼントするとかと云う手が挙がってくるだろう。変にばらまきを行うよりは注目度も大きかったのではないか。

 ゲーム体験版をプレイしても予算の厳しさはうかがえるのだが、効果的な宣伝はまだまだ模索できるはずである。

 ゲーム雑誌に記事を載せてもらうだけでも結構な費用が掛かる。多くの費用を投じて説明するよりは、ゲーム体験版を配信する方が費用と労力が掛かるにしてもリターンは大きいだろう。そういった思惑が現れているのがグングニル ―魔槍の軍神と英雄戦争―の宣伝の現状だろうか。しかし、肝心のゲーム体験版を配信するPSNが個人情報流出問題で休止中である。この間の悪さはスティングらしいと云えばスティングらしいが、笑っている場合でもない。下手をすれば、ゲーム発売日まで問題が長引く恐れもある。

 ゲームそのものはメディアインストール機能付きなのでPSP版ナイツ・イン・ザ・ナイトメアのようにDL版一択、と云った状況にはなりにくいだろうが、せっかくの体験版の意味が薄れつつある現状は辛いところだろう。期間限定で公式サイトでも配信する、と云う手もあるだろうが、これもまた手続きなどが面倒なので難しいと思われる。体験版と雑誌、両方を積極的に使えればよいのだが、予算上そうもいかないのが現状だろうか。

グングニル ―魔槍の軍神と英雄戦争―、「ファミ通チョイス」扱いに

2011-04-21 19:08:17 | グングニル
 ファミ通チョイスとは端的に云うと、ファミ通でクロスレビュー云々抜きで攻略記事などの特集を組みますよ、と云うこと。結果的にファミ通における露出度が高くなるので広告的意味としては有利である。

 スティング作品でこれに選ばれるのは、多分初めてである。DHEシリーズはこれまでも殿堂入り(しかもゴールド以上のランクで)してきた作品が多いわけだが、今回仮令シルバー殿堂以下の評価でも確実に攻略記事が掲載されるのは大きいと思う。

【グングニル ―魔槍の軍神と英雄戦争―】マリエッタがマリエッタじゃなかった

2011-04-21 18:45:20 | グングニル
 今日更新のグングニルNewsの内容でも触れられていたが、本日発売の週刊ファミ通にて「軍神」の情報が公開された。

 これによれば、体験版で既に登場した「エインヘリャル」の他に「リーヴスラシル」、「ミドカルズオルム」が公開。このうち、「エインヘリャル」は以前にソフマップの通販ページにて公開されていた画像に登場していた軍神だ。つまり、マリエッタではなかったということとなる。姿格好は酷似しているが、「戦女神」と天使より上位の存在になっている。

 この際なので、掲載されている軍神の能力を列記しよう。

●エインヘリャル
初期から使える軍神。発動すると一定の割合のダメージを与える。

●リーヴスラシル
慈愛の戦女神。癒しの光でキャラクターのHPやコンディション異常を回復。

●ミドガルズオルム
巨大な頭を持つ軍神。一定確率でキャラクターの装備品をロストする。

 ポイントは、敵味方分け隔てなく効果を発することがあるという点。攻撃の方向は定められるが、一発逆転の効果があっても布陣によっては効果が相殺されてしまう。かといって、発動にはタクティクスポイントも必要とされる為に、戦闘開始直後に発動させることも不可能。使いどころが難しい。

 これら軍神の名前はいずれも北欧神話由来のものに統一されている。

【グングニル ―魔槍の軍神と英雄戦争―】ゲーマーズとエビテンは無し?

2011-04-09 23:01:13 | グングニル
 今現在で、ゲーマーズとエビテンでのグングニル ―魔槍の軍神と英雄戦争―の取り扱いは無し。ゲーマーズは実際に店舗に行ってみたが予約のポスターは未だに無かった。ゲーマーズは経営しているブロッコリーがアニメイトに通販を売却譲渡するので、その関連で今回はない?