*午後5時のお茶会*

美しい聴衆の集まる時間

☆ピアノメモ☆

2012-10-07 22:52:54 | 日記
数を数えるということを考えていました。

曲には拍子があって、2拍子・3拍子・4拍子(もっと複雑なのもありますが・・)のどれかに決まっていて、弾かなくても拍子をみるだけでだいたいどんな方向性の曲なのかがわかる時も多いです。特に3拍子。皆がもっている3拍子のイメージはだいたい同じなのではないかと・・

譜読みをするときに、まず音をひろっていくわけですが、ただ順番に左から右へ音を弾いていくだけだとなかなか曲が弾けるようになりません。曲と自分との関係性が全くないまま音が連なっていく感じで、弾いた気がしないし暗譜もなかなかできません。

一拍をいくつの音に分割しているのだろう。

どうやらこの「分割」が重要なのではないかと思うのです。

クラシック曲は拍子によって決められた数だけ分割されていて、どうがんばっても増やしたり減らしたりできるものではないし、だからこそ美しいというか・・・

一拍をどのように感じるかで自然にその人の個性もでるし、自分と曲との繋がりを深めることができるので感情と音との温度差がなくなっていく感じがします。

最新の画像もっと見る