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先日、学生時代の　友人たちに　会った。

とっても、楽しかった。

帰りは　少し　遅い電車になった。





ホームで　電車を　待ちながら　

学生時代の友達って　本当に　不思議だな。と、思った。


一緒に居たのは　もう、３０年も前の　一時期なのに

最後に会ったのは　もう、十数年も　前なのに、







一瞬で、修学旅行の夜に　戻ったぐらい、楽しく話せる。


また、会えてよかった。

友達でよかった。



そんな想いに　浸りながら　

ワタシは　やって来た電車に乗り込んだ。






窓に、自分の想像を　遥かに超えた　

疲れた顔の 小汚い　品のないオバちゃんが　映っていた。　






１８で　就職してから　いつも　電車の窓に映る顔を　見ていた。



こんなところに　シワが出来た・・・

この、目の下のクマが　なかったら・・・と、毎日、悩んでいた。




出来る事なら、あの頃の　ワタシに　伝えてあげたい。




まあ、言っても　わかんないと、思うけど（笑）

　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　





そんな事を　思っていたら






電車が　止まるはずの駅を　通り過ぎた。




と・・・停まるの忘れてるわよ！？




ワタシは　慌てて　周りを見回した。



しかし、周りで　動揺している人は　いなかった。





みんな、気付いてないのかなあ？




皆、少し疲れた様子で　それぞれ静かに　自分の世界に　いた。

きっと　日常の　帰りの電車の風景なのだろう。








そう、思った時だった。





ワタシの降りる駅が近づいてきた。



　　　　　　　　　　　　　ガタンゴトンガタンゴトン・・・　　　





駅前の　塾の看板や　居酒屋の看板が　

見えたかと思ったら


　　　　　　　　　　　ゴ――――――――ッ！


見慣れた　駅構内が　

見た事ない速さで　流れ去り

駅の向こうの　スーパーの看板が　一瞬で　飛び去った。　



　　　　
　　　　　　　　　　　　ゴオオオオオ・・・・




あろうことか、電車は　どんどん加速していった。










　
　

相変わらず　車内には　静寂が続き

流れゆく車窓の景色を　見つめ、ワタシは　悟った。







電車、間違えた。




どうやら、ワタシは　１本前の電車に　乗ってしまったようだ。

ちゃんと、「特急の次の電車」って、思って　待ってたのに




なんで、乗っちゃってんだろう？　( /_ ;)
　
　　　　　　（　※　酔っぱらっていた訳ではありません。(^_^;)　）


　　　　みんなが　乗るから　つい、乗っちゃったのかなあ？


　　　　　　　　　　　



人も　まばらな駅のホームで

　信じられない失敗と






楽しかった思い出を　抱えた　アラフィフ　G子の

まだ、肌寒かった　春の夜の出来事で、ありました。　

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　　　　　　　　G.KO　GO　HOME、GO、HO～ME！

　　　
   目の前を　通り過ぎてゆく　自宅最寄り駅。

　なかなか、シュールな光景でしたわよ。