悪いなりに

2頭出しの土曜中山。なんとか現地観戦する事ができました。

○コンラッド　美浦TC
　(ダンスインザダーク x ダンシングアウンティー)
本日３月10日(土)中山・サンシャインＳ(芝2500ｍハンデ)に57.5kg北村宏司騎手で出走し６着、馬体重は増減なしの512kgでした。レースは中団後方を追走、道中内に進路をとってじっくり進み、勝負どころで仕掛けると、最後の直線内から良い脚で伸びましたが、勝ち馬からコンマ７秒敗れてしまいました。北村宏司騎手は「スタート後、無理せず馬なりでいい位置が取れました。直線は内からよく伸びていますが、外に出して一気に脚を使ったほうがもっと脚を活かせたかもしれませんね」とのこと、手塚調教師は「１度叩いて上向いてましたし、次が期待できる内容でしたね。次走はレース後の様子を見て、４月７日(土)中山・湾岸Ｓ(芝2200ｍ)あたりを使っていきたいと思います」とコメントしています。


○セレブレイトコール　美浦TC
　(フレンチデピュティ x ハイランドトーク)
3月10日(土)中山・ダート1800ｍ(牝馬限定)戦に吉田隼人騎手54kgで出走、馬体重は14Kg絞れて452kgでした。レースでは、1コーナーを後方から外の4番手で周ると、道中後方から2番手を追走の競馬。3コーナー過ぎから押していきましたが前に押し上げることができず、直線でもバテた馬を交わしただけに終わり、勝ち馬から4.5秒離されての12着でした。レース後、吉田隼人騎手は「ゲート出たなりでついていってくれ、という指示でした。コーナリングがぎこちなかったですね。まだ気持ちも入ってきていないので後方からになりましたが、3コーナーで外に出してからは少し追い上げてくれました。もう少し力が付いてくれば頑張れると思うのですが」とコメントしています。


コンラッド、５戦ぶりに賞金を咥えてきました。
相変わらずスタート後の二の脚は無いのだけど、長距離な事もあり、じんわりと中段に付ける事ができました。正直、いつもこの位置でレースできると理想です。

最後は伸び切れなかったけど、これは調教をみても調子はイマイチだったし、トップハンデだったのもあるでしょう。今までを考えると、内からそれなりに伸びる事ができたのを評価したいです。

まさに、悪いなりに格好をつけてくれました。


セレブレイトコールは、うーん、この距離でも流れに乗れないかのように後方から。向正面で既に鞍上が押しているくらい。直線で外に出した時は一瞬伸びかけましたが、坂に入ったとたんにパタリと止まりました。後ろからいってこれでは、良くなるにはまだまだ時間がかかりそうです。

とりあえずギリギリタイムオーバーは免れているので、一回芝で使ってみて欲しいです。そう期待はできませんが、中にはがらりと変わる馬もいるので、可能な限り色々試して欲しいところ。幸い丈夫な馬のようなので、５，６着に来れるならばそれなりに使ってもらえそうなのですが・・・


さてさて、コンラッドは復活できるか。次走が楽しみになってきました。