先だって、お隣のご主人が亡くなられた、肺がんだった
12月14日が通夜、15日が葬儀だった
お寺は『真言宗』我が家の『浄土真宗』とは少し違っていた
お坊さんのお経を聞きながら、ご主人の遺影を見ていて、ふと父のことを
思い出した
ご主人と同じ、進行性の肺がんで、ホスピスにて76歳の生涯を閉じた
そういえば、10年前の12月17日、このごろだったなぁ~・・・と
私はまだ仕事人だったとき
会社の近くの市民病院で、癌の治療中だった父、治療の副作用で
食欲がない父のもとに、昼休みにデパ地下で父の好きな惣菜を買って
ほぼ毎日届けていた
間もなく治療も終わり、病院を出ることになりホスピスへ移ったが
1か月余りでこの世を去った
今でも思い出すのは、まだ市民病院にいて、まだ元気があったころのこと
病院へ見舞いに行き、時間を過ごし帰るとき、病院の玄関から父の病室の
テラスが見えるので、振り返り仰ぎ見るとベランダで私達を見下ろす父の姿
私達が手を振ると、手を降り返す父の姿が思い出される
もう10年経つんだなぁ~、遺影が思わず涙でかすんでしまった
わたしも父のことを思いだしました。
何気ない、一コマが目に焼き付いていて
胸が熱くなりますね。
何かと重ねていたのでしょうね
長~いお経を聞いている間、あれこれと
考えていて、そういえば父と日が近いなと
思ったとたんに、思い出してしまいました