滝川市への出張2日目。
実際に滝川市の国際協力・交流に関わる場所や人を訪れます。最初に訪れた場所はなんとグライダー飛行場。グライダーといえばパラグライダーやハンググライダーというものしか聞いたことはありませんでしたが、本物のグライダーです。
要するに、エンジンのついていない飛行機。上空まで飛行機で牽引してもらい、途中で切り離されて滑空していきます。エンジンのついているグライダーもあり、自分で上空まで達したあと、エンジンを収納し滑空するタイプもあるそうです。
グライダーは強化プラスティックで出来ており、一人乗りだと重量は200キロ。値段は400万円ほどで、高級車と同じくらいです。エンジンがついていないので、風がないと飛ばないかと思いがちですし、私もそう思っていました。ところがどっこい。
上昇気流に乗れば、7時間ほど飛んでいる場合もあるそうです。しかも最高高度は1万3千メートル。ジャンボジェット機の高度が1万1千メートルなので、その上を飛ぶわけです。エンジンなしで。上昇気流ってすごいですね。もっとも、その上昇気流を見つけられるようになるまでには10年ほどかかるわけですが。
通常の初心者の場合はうまく気流をつかめないので、10分ぐらいしか飛んでいられないようです。10年って様々なスポーツや武道でも上級者の目安として共通していますね。ここでは体験も6,300円で出来るそうです。
グライダーのコックピットから見た景色。エンジンがないので風音のみの絶景!(協会HPより)
滝川スカイスポーツ振興協会オフィシャルサイト
チーフパイロットの方によると、グライダーの醍醐味はやはりエンジン音がしないので、鳥になった気分になれること。体験していない私にとっては想像も出来ないことです。もっとも、高所恐怖症の私にとっては乗ったとしてもあまり気持ちに余裕がなさそうですが、、。
明日は、その次に訪れたトマトの家についてお伝えします。