能勢の棚田の一番上にため池があります。
その周囲には杉の木がびっしり。
その枝にモリアオガエルの卵の泡がぶら下がっていました。
写真はわかりにくいですが、枝に白い塊が写っています。
水面からは5メートルはあろうかという高さ。
こんなところまで登っていって産卵するという奇妙な生態に驚くばかりです。
卵からかえったオタマジャクシはそのまま池の中に落ちる仕組みです。
池の中の杭の上にカエルが1匹。
口に虫らしきものをくわえてじっとしていました。
それがモリアオガエルなのかシュレーゲルアオガエルなのか?
自然教室の受講生たちは迷っていたようです。
結論はでたのかな?
水中にはたくさんのオタマジャクシが泳いでいました。
頭が赤く見えるのは長さ3-4センチ程度、何のオタマなのかよくわかりません。
これがモリアオガエルのオタマだというのならわかりやすいのですが・・・
この他に、食用ガエルのオタマらしいのもいました。
そいつは頭だけでも3センチほどある巨大さで、受講生たちも驚きの声をあげていました。
さすがに自然に関心のある人たちばかり、池の生き物に興味は尽きない様子でした。