お父ちゃんが勤めていた職場のフェンスに沿ってクズが大量に繁茂していますが、そこに白い花が咲いているので「おかしいな、クズなら赤い花のはずやのに。何の花やろ?」と思っていたところ、今日、実がなっているのにも気付いて、ようやくアレチウリという外来植物だと分かりました。
クズと同じようにつる性で、今はクズの上に覆いかぶさるように繁茂しています。
アレチウリは1年生の草だけど、大変な繁殖力で、つるは10メートルにもなるというし、種子の生産量もめちゃくちゃ多いので、いったん侵入して繁茂すると除去することが相当難しく、農業でも大きな被害をもたらしています。
また、実を見てもらうとわかるように、刺で覆われていて、ジーンズなら突き抜けるほど鋭く、下手に触るととても痛いのです。
ということで、この厄介な草は環境省の「特定外来生物」に指定され、日本生態学会から侵略的外来生物ワースト100に選定されるという札付きなのです。
ああ厄介な奴が増えちゃったものだ・・・
職場の管理担当に言ってやらないといけないな…(-_-;