M27の導入に手間取った事もあり、M27撮影開始時には、既に全天が良く晴れて、無理に天頂方向じゃなくても良くなっていた。夏の華やかな天体のうち、今年はまだM17を写していなかった。M27を撮影中にもどんどん高度が下がって来て間に合うだろうかと思いつつ、M27を撮り終えると急いでM17に鏡筒を向けた。
【↑M17 オメガ星雲 いて座の散光星雲】
SM-R125S/D:130 f:720 UW9mm+LPS-P2 80倍 GP赤道儀+AL90+SkySenser2
コリメート法 PowerShotS90 ISO:3200 F:2.0 f=6mm S:64秒 9コマ
Noise減算:ON 35mm版換算で2240mm相当
撮影場所:千葉県旭市 撮影日:2012/8/18 23:37-24:04
Registaxでコンポジット→FlatAideでかぶり補正→YIMGで回転、
3348mm相当にトリミング(67%)→GIMP2でトーンカーブ・サイズ調整
撮影開始時点で、高度は20度を切っていたが、かろうじて南西方向で海の上なので角度が低かった割には、良く写ったのではと思う。M17は比較的大きい天体なのでいつもは15mm48倍で撮るのだが、今日は時間の関係で9mm80倍のまま撮影した。
画面中に大きく写ったので、周辺部まで画像を使用する為、周辺の星像の流れが少し気になるが、それ以上に星雲のディテールがかなり良く映し出せた。特に一番明るい部分周辺の暗黒帯の感じが、ただでさえ不気味な深海魚の様なM17をいっそう不気味に見せている様な感じで、全体としても迫力のある画像になった。
やはり、暗い海の上なら、仰角が低くてもそこそこ良い感じで写る物である。今度はもう少し仰角のある時に撮りたい物だが、今年はもう無理かもしれない、、、
2012.8.18(9/5)
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