くっしーの徒然日記

なかなか尻尾が写りにくい(レモン彗星)

さて、6月8日の八方が原遠征で、パンスターズ彗星撮影の後、間に一天体撮影してから鏡筒を13cmに乗せ換えて、薄明の迫るころにレモン彗星を撮影して見た。

本当はもう少し早い時間に撮影を開始したかったのだが、パンスターズ撮影直後はレモン彗星は、まだ高度が低かったので、間に一天体挟んだら、今度は撮影開始が少し遅くなってしまった。

おかげで、薄明が迫ってきて、空がどんどん明るくなってきて、64秒露出で5枚、その後は32秒露出で6枚ほど撮影するのがやっとだった。


【↑C/2012 F6 レモン彗星】
SM-R125S/D:130 f:720 UW15mm 48倍 35mm版換算で1344mm相当
SP赤道儀+AL90+SkySenser2 コリメート法 PowerShotS90+CHDK
ISO:320 F:2.0 f=6mm 合成F=2.0 S:64秒x4枚 Noise減算:ON
撮影場所:栃木県八方ヶ原 撮影日:2013/6/9 02:51-02:57
Registaxでコンポジット、Flataideでかぶり補正、
GIMPでトリミング(39%)・トーンカーブ・回転・サイズ調整

結局、使えたコマは、64秒で4枚でのコンポジットになってしまい、余り枚数が稼げなかったことと、薄明で明るくなった事で、レモン彗星の尾は、5月6日の未明に撮影した画像と比べて、尻尾が少しは見えるようになってきたかな?微妙?って感じの写りである。

もう少し早い時間から露出時間を長めにかけてやれば、多少ははっきりした尻尾が写っただろうか?レモン彗星もそろそろ見納めに近付いている様で、梅雨が明けるころには、もうほとんど写らなくなっているだろうか?

2013.6.9(6/21)

コメント一覧

くっしー
kameさん、ありがとうございます。

この時期、もう余り長い尾を写されている方は少ないようですね。あまり尾がハッキリしない見たいですね。
ちなみに、星の写り込みは、たぶん前回は低空の透明度の悪い空での撮影だったのが、今回は、薄明近くとはいえ、高度のある暗めの空だったのでかなり写ったのだと思います。
コマ数は、32秒のコマは加えると返って尾が薄くなるような感じだったので、64秒のコマだけにしました。
kame
前回・前々回と比べると、色や尾の写り込みも格段によく写っているように思います。(^^

前回・前々回と比べるとコマ数はたったの4枚と、くっしーさんにしてはかなり少ないようですが、やはり64秒露光と、15mmアイピース使用による拡大率のアップが効いているんでしょうね。
あと、コマ数が少なくなった加減か、逆に周囲の星が賑やかに写り込んでいて、見応えがあります。(恒星基準でコンポジットされたのでしょうか?)

この時期のレモン彗星の写真は、ほかのサイト等を見てもあまり派手な尾は引いていない様子なので、かなり良い写りといえるのではないでしょうか?(^^
くっしー
Nikon8cmさん、ありがとうございます。

でも、なかなかレモン彗星は、ハッキリした尾を写すのが難しいみたいな感じですね。尾の長さも、写してみないと判らないところがありますので、直前に写された画像を参考に、適当な倍率を選ぶ必要がありますね。
本格的な梅雨に入っちゃいましたから、週末は元より、平日でも、殆ど晴れ間が有りませんね。今の所、次の週末位までの予報では余り晴れ間はなさそうですね。早く梅雨は開けて欲しいですね。
Nikon 8cm
くっしーさん

とても薄明の中で撮影した4コマのコンポジットとは思えない写りで、迫力があります。既にアップされたパンスターズの方もよく写っていますね。ちゃんと、それぞれの彗星にあわせて望遠鏡を使い分けているのが、成功の要因でしょうか。
それにしても晴れないですね。禁断症状がでちゃいそうです!
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