くっしーの徒然日記

湯ノ丸高原でのM33

さて、画像処理は、9月の妙高高原での撮影から10月の湯の丸高原での撮影結果に移る。

長野に引っ越してから初めて県内の新しい場所での撮影である。

先ずは、さんかく座のM33から処理してみた。


【↑M33 さんかく座の渦巻き銀河】
SM-R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍 35mm版換算で2240mm相当
GPE赤道儀+AL90+SkySenser2 コリメート法 PowerShotS90+CHDK
ISO:3200 F:2.0 f=6mm 合成F=3.7 S:128秒x12枚 Noise減算:ON
撮影場所:長野県 湯の丸高原 撮影日:2014/10/18 23:58-25:20
Registaxでコンポジット、Flataideでかぶり補正、GIMPで
トリミング・トーンカーブ・回転・サイズ調整

前回の撮影では、UW15mmを使用しているのに対して、今回はUW9mmと高倍率で写しているので、銀河の濃淡の部分で、いくらかディテールが良く写っただろうか。

ただ前回の画像はピントもだいぶ甘かったのもあり、その差も有るかもしれない。

9mmのアイピースで倍率は稼いでいるが、F値が多少暗くなっていることも有り、銀河のコントラストの点では前回より微妙に悪い気もする。

後は、視野の中でM33が大きく写っている事で、コリメートの弱点の周辺収差もかなり写りこんでしまう。この辺りは、解像度と収差のトレードオフなので微妙な所である。

2015.10.18-19(2015/7/30up)

コメント一覧

くっしー
コウイチさん、おはようございます。

そうなんですね。まだ処理が終わってないのが結構残っていて、全く追いついてないんですよ。もう少しせっせと処理しなくちゃ。
コリメートはやっぱりこの辺のトレードオフというか、限界点がだいぶ影響してきますね。でも他の人のHPではもっと限界点の高そうな画像も見かけますので、もう少し精進が必要でしょうか。
コウイチ
こんばんは。まだ、ストックが有るのですね。このM33、拡大分の解像度のアップが認められ、前回のものと甲乙つけがたいですね。バリでのオメガは、拡大率が足りず、友人が200mmで撮影したオメガ星団の解像度に及びませんでした。仰る通り、周辺像の歪とのトレードオフが悩みどころですね。
くっしー
kameさん、おはようございます。

クローズアップレンズですか?
でもコンデジコリメート、どの辺に入れましょうか??
まあ、収差も組み合わせや光軸の選び方でかなり改善できるようですので、また色々試してみたかなと思います。
kame
中心部がシャープなだけに、逆に周辺の収差が目立つ気がしますが、大写しな分、迫力は文句なく今回の方が良いと思います。(^^

・・・クローズアップレンズ等と組み合わせれば、もしかすると周辺収差が軽減したり、、、しませんよね。(^^;
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