治療院に出勤してきてすぐ行うのが薬缶を火にかけお湯をわかすこと。お茶の準備です。
夏の間はずっと麦茶(ホット、コールド2種)。色々試して最終的に小川産業の「つぶまる(テトラ)」を使用していました。
麦茶には水出しタイプなどもありますが、これは昔ながらの煮出すタイプ。面倒ですがこっちの方が美味しいです。
他者の煮出すタイプもずいぶん試しましたが、異なるのはその煎り加減。真っ黒に煎られた物が多いのに「つぶまる」はそんなに色黒に煎られてはいません。でもしっかり香ばしく仕上がっています。煎り上げた麦の香と甘みがなんとも言えません。冷やしても美味しいのですが入れ立てのホットも本当にうまい。
もう少し長く使うつもりでしたが入手先のスーパーが扱い中止(まあ季節商品ですから)治療院の在庫も切れてしまったので切り替えました。
現在、秋のお茶はそば茶。これも数種類試して結局いちばん普通のそば茶に。韃靼そば茶とかいろいろ有りましたが結局は自分の好みで選んでいます。
これはバラタイプなのでお茶用のパックに入れてほんの少しだけ煮出しています。
そばがものすごく膨らむのでパックには少なめに入れます。初めは判らず、薬缶の中でパックを破裂させてしまいました。
冬になったら「黒豆茶」にする予定。これも小川産業のものを使おうと思っています。
切り替えの時期は天候と患者さんの脈の傾向から決めていこうと思っています。気温が下がり、患者さんの脈が冬の脈になってきたらそば茶は終わり。黒豆茶の出番です。
今のところ患者さんの脈の様子はまだ季節の変わり目の用な感じの方が多いです。本当はこういう時は少しだけ甘味を加えたいところですが、糖尿を患っている方も多いので甘味は加えずにお出ししています。
ちなみにそば茶なのでお出しするときは必ず「そば茶です」と一言入れてお出しします。
アレルゲンでもありますから。そば茶がダメな方向けにはほうじ茶も用意しています。
ちなみに春は緑茶の予定。
春:緑茶
夏:麦茶
秋:そば茶
冬:黒豆茶
本当は24節気毎にお茶も変えたいぐらいですがまあそうもいかないのでこんな感じで時折変り種を入れるぐらいに考えています。
色々うんちくを含めてお茶を選んでいますが、結局は自分が美味しいお茶が飲みたいだけという感じでもあります。
なんせ今のところ、お茶を1番飲むのは自分なんで。