鈴木爆発【PS】

近頃『街～運命の交差点～』に付きっ切りだったのだが
ここでトラブルが発生！

カミさんがこう切り出したのだ！

「『街』は隣で見ててつまらないんですけど」

おお。
そりゃそうか。サウンドノベルだからストーリーを読まないと
楽しめないもんな…。
小説はさすがに一緒に楽しむのは・・・難しい。

という事もアリ、積みゲー消化に向けて奥にあるゲームを引っ張り出した。

『鈴木爆発』

というゲームだ。

～～～～～

簡単に言うと『鈴木』さん（女性）の生活の中で様々なものが
『バクダン』なので、爆発しないように爆弾を『解体』する。
というゲームだ。

ストーリー（があるのかな？）の部分は実写の静止画。
主人公の『鈴木』さんは

『結沢 凛』という女優さん？らしい。

古いゲームなのでアレだが、現『極楽とんぼ』の『加藤浩次』の
嫁さんらしい。
ゲーム自体は2000年の物なので、『鈴木』さんの雰囲気は所帯じみてない。

～～～～～

プレイしてみたけども・・・

すげーシュール。

ホントに意味がよく分からないゲームだ。
なんというか製作側はきっと『鈴木』さんこと『結澤凛』を
可愛くアピールしたい！的な雰囲気も感じ取れる。


『爆弾解体』という要素は悪くない。意外とゲームゲームしてて
なかなか楽しいものなんだけども。
利用する主な道具は『マイナスドライバー』『ニッパー』『むしめがね』
という感じ。

ちょっと間違えるとドカン！だぜ！


「エド！爆弾解体だ！」

なーんてセリフをはきたくなる感じだが。
ちょうど『街』というゲームの中でも『爆弾解体』のシナリオが
結構あって。
こうも『爆弾解体』の雰囲気が違う物か。と感じる。

最終的には全ての爆弾が『赤』か『青』のコードのどちらかを
切断するのだが、これも考えるのが面倒だったので
適当に選んで切ったら・・・

意外と解体完了してしまった！？

意外とついてるな。オレ。

～～～～～

カミさんへの『街』プレイのカモフラージュとして始めた
『鈴木爆発』だったが。

いがいと本編は短めで半日もかからずクリア。

何のためのカモフラージュだか・・・。


クリアしてみて、やはり何のための『爆弾解除』なのか
だれが『爆弾』を準備しているのか。
『鈴木』さんが何故『爆弾解除』をしているのか・・・

サパーリ不明なままエンディングへ到達。

なんか消化不良気味。
ま、ストーリーらしき部分も時間の分岐だけで進むし
そのストーリーらしき部分も前後に一貫性が無い。
そのストーリーらしき部分もなんか・・・めちゃめちゃだ。

車を運転してたらいきなり海の中にいて沖に上がってきたら
波にさらわれそうになり・・・
その波が『爆弾』で解除開始したら潜水艦の中に爆弾があった。

とか。

よく分からないけども、やはりこのゲームは

『結澤 凛』というモデルさんのプロモーション的な要素が
強いのかも。

彼女のファンならよりいっそう楽しめるイメージゲームなんだろうな。
今となっては、そうそうファンもいないだろうケド。
前述したけど『爆弾解除』に焦点を絞ってるなら
もっと見せ方次第で面白い物になりそう。だった。

ゲーム的にはね。

ただ、この作品一本を眺めた時。
やっぱり彼女のイメージ作品という感じがぬぐえない。
そしてシュールなストーリ展開。

なかなかに芸術性を優先したソフトっていう感じがした一本でした。

今日はこの辺で。


P.S.
コメントへの返事がもうちょっと遅れます。スミマセ～ン！！！眠い！