* 西日本吟詠会・岩戸扇陽会

「水無月」を迎え、第一週の吟詠教室は、
持ち出しでの課外授業？と、なりました。

春先から大会等の行事に追われ、延び延び
になってしまった「花見」・・・サクラの季節は
とっくに終わってしまったが、今こそ、正に「百花繚乱」
花見の季節の到来です。
花屋の店先にも出番を待った花々が、彩り鮮やかに並んでます。

「岩戸扇陽会」は、入会間もない、お二人を加えて総勢
１０名ですが、嬉しい事に、この日は皆様、‘万難を排
して’参加頂き全員が顔を合わせる事が出来ました。

毎週木曜日の教室の形態は、人数も多い為、前半・後半に
分かれて、入れ違いになるので一同に顔を合わせる事が、
ままありません。
時間が許される方は、両方、受講出来る等のメリットもあり、大変
恵まれた環境での講習パターンだと思います。
私などは、３時～のパート勤務に合わせて、最初に講習を
受けさせて頂く等の我儘を受け入れて頂き、毎回、感謝の極みです。

「吟道之歌」の会詩に始まり、合吟・和歌をサラッ！と流した後は、
お楽しみのカラオケ・バージョンです。
それぞれが、吟詠とは又、一味も二味も違う持ち味での披露に、会場は
大フィーバーで、アドリブでの振り付けで踊りが出たり・・・役者揃いの
「岩戸扇陽会」の新たな発見の場でもありました。

和気藹々に、とってもアットホームな会の雰囲気が又、何とも云えません。
小松先生の人徳の致す所も大いにありますが、それにも増して会員さん達
の人柄が成せる技？なんでしょう！
入会数ヶ月のニューフェイスから、１０数年以上ののベテラン組さんまで
様々なキャリアでのメンバーですが、この出会いを大切に切磋琢磨しながら、
楽しく・長く続けられる吟詠活動が出来たら嬉しいものです。