今をときめく?大河ドラマ【天地人】の影響もあってか、かねがね関心のあった東北地方を訪れてみたくなり、パート先の夏休みを利用して、夫と『3泊4日の東北ツァー』に参加してみました~♪
残念ながらコースは【天地人・直江兼次】ゆかりの地・山形とは程遠く、むしろ【伊達正宗】ゆかりの地・仙台を基点に北上して、宮城・岩手・秋田・青森県の東北4県を訪ねる4日間の旅となりました。
昨年、無事に勤続35年を終え役職定年を迎えた夫を労っての記念旅行でもありましたが、まだ60歳まで余すところ数年の現役生活に、到るところ業務連絡などで携帯電話に追われ、利便性に振り回された?旅でもありました。
▼ バス車内に貼られた、4日間の行程を記した東北地図です。
【1日目】福岡空港⇒⇒⇒仙台空港===蔵王連山(車窓)===塩釜~~~日本三景・松島遊覧===奥州3名湯の鳴子温泉【泊】
まず初日は、杜の都・仙台の空港に降り立ち、日本3景のひとつ【松島】を訪れて、遊覧船に乗りました。
その名も『芭蕉丸』・・・大小260余りあると言われる島々の一部をクルージングしながら、国宝・重要文化財のある『五大堂』『瑞巌寺』で下船します。
正宗が心血を注いで建造させたという由緒ある建物だが、なかでも『瑞巌寺』は、来月から8年余りの歳月をかけて改修工事にかかる為、拝観できる貴重なチャンスに巡りあった事になり、大変ラッキーでした~!
▼ 既に改修工事に着工してる参道沿いです。
▼ 宿泊温泉そばの有名な「鳴子こけし」の工場です。
【2日目】ホテル===平泉・中尊寺===南部鉄工場===<八幡平アスピーテライン>===八幡平===東北りんご園===<発荷峠>===十和田湖(乙女の像)===十和田湖畔温泉【泊】
▼ 後方の屋根が中尊寺『金色堂』ですが、中には9㎏の金箔を貼りめぐらせた文字通り金色の本堂が強化ガラスで覆われて公開されています。
▼ 東北一の南部鉄瓶の工場見学です。
▼ 時価、1200万円也の特大・鉄瓶です!
▼ 八幡平頂上・駐車場にて!
▼ 頂上より、八幡平アスピーテラインを望む!
▼ 十和田湖畔・乙女の像前にて!
【3日目】ホテル===休屋~~~十和田湖遊覧~~~子の口===奥入瀬渓谷===<八甲田・十和田ゴールドライン>===岩手山(車窓)===角館・武家屋敷===抱き返り渓谷===田沢湖温泉郷【泊】
▼ 三日目にして雨に降られ、雨に煙る十和田湖遊覧となりました。
▼ 雨上がりの、深緑萌える奥入瀬渓谷の散策は爽快でした、
▼ 奥入瀬渓谷は「国道102号線」と平行して深緑の素晴らしい景観が延々と続きます。
▼ 車中での昼食弁当・積み込みの為に立ち寄ったスキー場の山荘です。
▼ 秋田・角館(かくのたて)日本一を誇る、武家屋敷通りです。
▼ 「抱き返り渓谷・国定公園」の吊り橋、10kmに亘る渓谷の紅葉が見事だそうです。
▼ ホテル・ロビーで津軽三味線・民謡のショータイムです~♪
【4日目】ホテル===田沢湖===仙台空港⇒⇒⇒福岡空港
▼ 最後の観光地は、日本一の深さを誇る『田沢湖』です!
▼ 4日間お世話になった仙台バスの、可愛いガイドさんは、娘と同い年と聞いてビックリ!
幅広い知識とユーモアに満ちたトークには、既にベテランさんの風格があって旅の誘い役が、ピッタリでした~♪
この日も高校野球の東北勢の活躍に花が咲いていると、偶然にも車窓から「花巻東高校」が眺められた事には驚きでした。
▼ 総勢41名からなるツァー客の大半は私達と同世代の熟年カップルであったが、中には数名の母娘組・祖父母孫組などの微笑ましい若人組も居ました。
福岡市内・外からの参加者が殆んどで、夫と同じく現役のサラリーマンや自営業の方々など・・・一期一会の不思議な縁を感じるステキな出会いの旅でした。
現役で共働きの、ある御夫婦は子ども達が自立した今、ほとんど毎週の様に二人で外出されるとの事で、遊びに関する豊富な情報網にも驚きでした。
少々、耳の痛い?夫も心なしかポジティブ・シンキングー!の御夫婦に感化されて、早速、帰りの機内では次回の旅の策を練ってるようでした。
昨年4月の沖縄旅行
ココ以来、実に1年数ヶ月ぶりの長旅でしたが、まだまだ現役の夫は、時として「心ここにあらず・・・」状態で携帯電話持参の旅に、いささか辟易?モードでしたので、完全リタイアの数年後まで、当分、新たな企画はオアズケもヤムナシ!と、想いつつもチョッピリ期待?しながらの一人反省会でした。