新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

愛娘を送り出す憂鬱 ヴァイオレット・エヴァーガーデンを観て(1)

2020年10月27日 | ヴァイオレット・エヴァーガーデン

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の感想を、記録に残していきたい。この日曜で7回めだった。写真はマギレコのAR機能で撮影した、愛娘の五十鈴れんちゃん(くろまっく党は、夫婦別姓ならびに親子別姓を支持します)。

35回観た『外伝』よりは、ペースはゆっくりめ。『外伝』は、象徴派やシュルレアリスムに傾倒した昭和後期の文学少年の「ツボ」を刺激しまくりだった。「永遠」のランボーやニーチェやブランキ、「自動手記」のブルドンとエリュアール。まさか『悪の華』『巴里の憂鬱』のボードレールが、巨乳お姉さんに女体化されるとは思いもよらなかった。『悪の華』も『巴里の憂鬱』も、『海潮音』も『月下の一群』も、新潮文庫から品切れになって久しく、私などが最後の読者だろうと思っていたが、決してそうではなかったらしい。

けれど私はラブストーリーはあまり好きではない。完結編に当たるのであろう本作は、観る前は1回観たらいいかなと思っていたし、観終わった後もそう思った。ランダム配布の3種に始まり、現在は特製クリアファイルで7種類め。特典をめあてにズルズルと毎週のペースで通っている。ランダム3種は運良く3回で揃った。「外伝」のときと同じなら、3冊の書き下ろし小冊子を収納するブックケースの配布もあるはずで、もう1回は通うことになりそうだ。

7回目は、直前まで仕事で、くたくたに疲れ果てていて、途中で帰りたくて仕方なかった。35回通った『外伝』のときも、ハードな日はあったが、どんなに疲れている日でも、ヴァイオレット、エイミー、テイラー、目に入れても痛くない愛娘三人の顔を見て、疲れを忘れ、安らぎ癒される父親の気分だった。今回は、愛娘を送り出す話だから、ホッジンズ社長ではないが、神経がもたない。しかし諸星すみれさん演じるデイジーが好きなので、今回もラストまで観てしまった。(続く)


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