ベトナム最後の日
まだまだ楽しむぞーって感じだったのに、どうもお腹の調子があやしい・・・
おかげで朝食はお粥で病人食のように。
出発前にネットでいろいろ調べてたらベトナムでお腹こわした人のネタに
ひっかかってしまい、不安になってたせいで気にしずぎできちゃったか?と
思ったら、ぐっさんも同じく・・・
なぜだー
何がいけなかったんだー
ヤバめな感じだったけど、このままホテルにいるわけにもいかず予定通りに
チェックアウトして荷物を預けた。
通りがかりの親切なおじさんにタクシーをひろってもらって
チョロンにある『ティエンハウ廟』という華僑寺へ。
REXホテルそばからそこまで52,000DVD(約400円)
ティエンハウ廟の入り口で写真を撮ってると、門番のおじさんが寄ってきたので
ありゃ、写真ダメなの?と思ったら、二人一緒に撮ってあげるよってことだった。
いい人だー。
中は外の雑多な喧騒がうそのような落ち着いた空間。
天井に大きな渦巻き型のお線香がつり下げられている。
お参りしたいなーと思ったけど、どうもやり方が分からないので
失礼になっちゃいかんなぁと遠慮。
お寺独特の雰囲気を味わいました。
外にでると暑さとはげしく行きかうバイクと人。
チョロンはホテルやドンコイよりも交通量が多いみたい。
問屋街なので、手芸品や日用雑貨など
じっくり見れば掘り出し物のありそうなおもしろそうなお店が
並んでいるんだけど、お腹Pのせいでテンション上がらず・・・
しまいにゃあガイドブックでホテルを探してトイレを借りるありさま。
すごいさびれたホテルだったので日本語なんて通じるワケない!と
ガイドブックの会話ページを指差してトイレ借りた。
このトイレがー。借してもらって言うのもなんですが、
この旅1番のお粗末なトイレでした。
汚いっていうんじゃなくて、狭くて配管むき出しでバケツの水をひしゃくで
すくって流す、みたいな。
ヘロヘロになりながらホテルにもどってロビーで休憩。
持参してた正露丸を飲んだのが効いて来たのかPもちょっと落ち着いた感じ。
しばし休んだあとに、歩いて戦争博物館へ。
ここはちょっと行くのをためらったんだけど、
メコン川ツアーで一緒だった若いかわい子ちゃんが
絶対行かないといけないっていってたのを聞いて
わたしも絶対行かなくちゃいけないと思った。
ベトナム戦争のなまなましい写真や拷問に使われた部屋、
枯葉剤の影響で生れた胎児のホルマリン漬けはさすがに目をそむけてしまった。
写真の映像が、ベトナム戦争がそんなに古い出来事では事を物語っている。
ツアーでお世話になった現地ガイドさんも、ベトナムの話をするとき
普通に戦争が終わって、っていう言い方をしていたように
ベトナムの人にとってはまだまだ最近の話。
日本は戦後60年以上がたつけど、時間の経過にかかわらず
戦争のことをきちんと刻んでおかなくちゃいけないんだ。
最後の方に、ベトナムの子供たちが描いた平和を願う絵が展示されていて
少しラクになったと同時に、平和を願う気持ちは世界共通のはずなのにと
悲しくもなった。
戦争博物館をあとに、このあと行くマッサージのお店に近い
シェラトンまでタクシーで移動。
大丈夫だと思って乗ったこのタクシー、なんだか高かったぞと思って
降りたときに見たら安全なタクシーとビミョーに番号が違ってたー。
やられた。
シェラトンのロビーで休憩してから近くのカフェ『JAVA』っていうお店へ。
ちっともベトナムっぽくないフツーのカフェで、温かい紅茶とマフィンを食べた。
朝から食べ物くちにしてなかったからね。
1人45,000VND
しばしの人間ウォッチングのあと予約したスパへ。