「共喰い」 田中 慎哉 ☆☆☆★
「文芸春秋」3月号より今、話題の最新「芥川賞」受賞作。
文章はさすがに巧くて一気に読ませるが、内容的にはかつてのATG映画で観たことがあるような雰囲気。
「赤塚不二夫のことを書いたのだ」 武居 俊樹・著 ☆☆☆★
少年サンデーの元・名物編集者が書いた赤塚不二男・伝。
前半の満州からの引き揚げの話や、ほとんど接点が無いように思われた「つげ義春」との交流話が興味深い。
それにしても、あのイヤミの「シェー!」は当時日本中に流行ったポーズで、長嶋茂雄から浩宮、来日したビートルズまでが「シェー!」をしたというから、改めて赤塚不二夫はスゴイと思う。
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