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クライミングと山ラン酒

クライミング、ランニング、トレラン、山登り、サウナ

2016年 登山 4日目 黒斑山

2016-03-20 10:13:00 | 雪山
浅間山の外輪山である
黒斑山(くろふ)へ行ってきた

6:00集合

1月に赤城山に登っていたので
装備の準備で手間取る事はなかったが
お湯を沸かすの忘れてて
慌ててお湯を沸かして山専ボトルに
入れていたら、電車の時刻がギリギリだった

集合して、車で浅間山、高原ホテル付近の駐車場へ向かう

関越は安定の渋滞

到着したのは予定を越えて30分程の遅刻となった

準備をして、山行を開始する

天気がよく、懸念された雪の状態も
解けてなく適度に締まっていた

人気の無い裏ルートと呼ばれる
尾根を登っていたが、途中から傾斜がキツくなりアイゼンを履いていないと
歩くのが厳しくなった

結局、アイゼンを付けないで山頂に到着した

お昼を食べた、誕生日のメンバーがいて、ケーキやプレゼントが手渡される私は何も持ってきていない、そもそも誕生日だと言う事すら忘れていた

お昼を済ませ、蛇骨山まで歩く
到着して写真を撮り下山

下山ルートは表コースと呼ばれ
眺望が素晴らしくよかった

高原ホテルの温泉に浸かって
帰りは安定の渋滞の中でも
早めに帰宅できた

久々に充実した山行で
雪山シーズンは終わるが
春の新緑シーズンが楽しみである











滑落事故2

2014-01-03 06:28:18 | 雪山


滑落事故を起こした仲間と行く予定だった山行は
他の仲間とも相談したが予定通り決行した。

正直なところ山に行ける気分ではなく
自分だけだったら間違いなく中止しようと考えてたはずだ。

集合した山仲間全員が事故の事を知っているわけではなく
怪我をして入院しているとだけ伝える。

そして山行の終盤下山時
事故を起こした仲間からLINEで連絡が来る。

簡単なメッセージと本人の姿が送られてきた。

変わり果てた姿に一同沈黙するが、本人は元気なようで
下山後、TELLで状況を確認する。

事故の経緯としては、雪山でルートを誤り滑落した
かなりの距離を滑落したが意識はあった。

だが、全身を強く打ちつけ頭部から出血もあったため
登り返す事が困難だと判断し自力で救助を要請
そして救急搬送後、しばらくの間病院で治療を受けていたというものだ。

事故の直接的原因が何だったかは分からず
気付いたら滑落していたという。

本やインターネットで滑落した人の状況や心理状態を読む事はあったが
まさか身近な山仲間から聞かされるとは思いもよらなかった。

滑落後の状況はまさに、助かりたいという思いが命を繋いだと言っても過言ではなく
身動きの取れない、頭部出血、携帯の電波が届かないなどにより死を覚悟したという
だが少し移動すると奇跡的にわずかながら電波が入り救助を呼ぶことができた。

だが捜索に来たヘリが近くにいるのに中々自分を見つけてもらう事ができず
精神的に相当きていたようだ。

しばらくして救助隊員に発見され救助される事になったが
人の少ない山域で自力で救助を呼べた事、携帯の電波が入った事など
考えると奇跡としかいいようがなく、また頭部損傷による後遺症もなかったとの事で
医者からも奇跡に近いと言われたようだ。

まさにドラマチックな出来事だったが、山に行き続ける限り
明日は我が身という事を忘れないようにしたい。





滑落事故

2013-12-31 06:50:54 | 雪山


先週より山仲間と連絡が取れず
普段からLINEでのやり取りが活発ですぐに反応が返ってくるのだが
ある日を境にパッとメッセージが投稿されないし既読にならなくなった。

少し前から単独で冬の谷川に行くと言っていたのを思い出し
まさかなと日が経つにつれ次第に不安が強くなっていた。

もう連絡が取れなくなって1週間か・・・
明日も山に行く約束をしていたので流石に本人の携帯に
TELLしてみるが電源がOFFになっている。

そして事態が深刻な事になっているのだとようやく気付いた。

別の山仲間に相談しつつ行きそうな山を管轄している警察にTELLしてみるが
谷川岳もその他の山も事故や遭難は発生していないとの事だった。

どこに行ったのかも分からず、これ以上手がかりもなく
途方にくれていたのだが以前職場の話を聞いていたので
最後の頼みと職場にTELLしてみた。

「○○さんいらっしゃいますか?」

「○○はお休みをいただいております。」

やはり・・・震える手で携帯が落ちないようしっかり握り

友人である事や山仲間である事を話をさせていただくと
重い口調で「山で事故に遭って・・・現在入院しています」と

動揺が最高潮に達するのが自分でも分かった
心臓が潰されるような思いで話を聞いてみると「命に別状はない」と
安堵の気持ちと容態が分からない以上手放しで生存を喜べず
状況を山仲間に連絡した。

続く