今シーズン初の雪山登山を行った。
場所は八ヶ岳で行者小屋にテントを張り
赤岳を目指すというもの。
久々の雪山なのと新たに買った装備を
あれこれザックに詰めると思った以上に
ザックの中身がいっぱいいっぱいになった。
なんとか詰め込み、朝の電車に乗り込む。
大月辺りから積雪があった。
韮崎からは雪国のように辺り一面の積雪状態。
遠くに見える八ヶ岳は綺麗な雪化粧を纏っているが
山頂辺りは雲に覆われていた。
茅野に到着し、バスに乗り込む。
登山者は15人程。
美濃戸口に到着。

1時間歩き赤岳山荘に到着。

ミニアイスキャンディー

南沢へ
トレースはばっちりある。

なんてとこに来たんだろうとふと思う。



3時間歩き行者小屋へ到着
初めての整地作業を行うが腰が・・・

テントは10張り以上


設営後付近を歩いているとお兄さんが声をかけてきて
「テント受付してます」とのこと
あっテント受付やってるんだと1000円を支払う
行者小屋に向かう途中に何張りかテントがあったが
受付を回避するため?
テント内は-5℃
あまり寒さを感じないのは風がないからだろう。
6時前に夜飯を頂く。
アルファ米に親子丼の具を入れ、出来上がるまで
楽しみにしていた酒とつまみを食べる。
やる事がないので早々に寝るが寝付けず
気づいたら寝ていた。
4時に起き朝飯やらばたばたしていると
いつの間にか5時半となっていた。
急いで出発。
辺りは暗いのでヘッドライトを照らし文三郎尾根を歩く
夏でも急な勾配なのに雪があるともっと急になっていた。
書き忘れたが本日の天候は曇天
辺りは真っ白で何も見えず
トレースはわずかにあるが
時折風雪で消えかかっている箇所があり。

赤岳、中岳分岐から風が強くなり
飛んできた氷の欠片が顔に当たると痛い
赤岳頂上直下の岩壁に取り付く。
夏はたいしたことのない岩壁だが雪に覆われていると
想像以上に恐ろしい。
ピッケルとアイゼンを効かせなんとか登りきる
ようやく山頂へ

写真を何枚か撮り
寒くてしょうがないので急いで下山
下山中20~30人程とすれ違う。
半分以上がクライマーだった。
下山中シリセードを楽しむ。
初めてのシリセードはほんの少しの距離だったが楽しかった。
下山後に振り返ると




天気良くなっとるがな
あと1時間出発が遅ければ・・・
くそっ3回目の赤岳はまたも絶景はお預けか
撤収作業を行い美濃戸口へ
無事下山できて美濃戸口山荘でそばを食べ帰京。
初冬の赤岳はとても厳しく時々弱気になる事もあったが
振り返れば経験した事の無い寒さに打ち勝ち、ギアの使い方など
自分なりに物にできた感触はある。
まだまだ初心者という事を肝に命じ次回はちょっと背伸びするくらい
の雪山でまた経験を積みたい。