お墓

家の前に小さな山があります。
そこに　お墓が三つ並んでいます。
もう　父はそこにいます。

お墓からはいつでも　父の建てた家が見えます。
歩いて　５分もかからない
お骨をもって　お父ちゃんの大好きな　姪っ子たち
それから私たち姉妹　いっちゃんといっしょに桜や　菜の花が咲き乱れている
小道を登っていきました。
途中までいくと　ぱあ～と　神宮島までの海岸が広がります。
私は　この道が好きだ。
これから　時々ここにきて　父ちゃんやばあちゃんと話でもしようと思います。

まだ　今はさみしいのか　ほっとしたのか　わからない

だけど　父を　人間として尊敬していました。