いけちゃんとぼく

映画のDVDを借りています。
いっちゃんとは　本も好きなことも違う

だけど　西原さんの本だけは　二人とも好きです。
それで　DVDを借りる前から
原作が西原さん映画を借りる事だけは　決めていたので
昨日は　「いけちゃんとぼく」をみた。

弱虫な僕に　おばけのいけちゃんがいつもそばではげましたり
なぐさめたり
それから　ぼくは　いじめられっ子にいつもいじめらて
その腹いせに　ちょうちょの羽根を生きたまま張り付けたりしている僕を　いけちゃんは
いけないことだとさとすのではなく　それにも一緒になっていじわるな顔をして
そばにいる

子供は　とても　やさしいし　純真だけど　どこか残酷な部分もある
それは　私だって同じ

オタマジャクシをたくさんとって　たぶん取る楽しみだけでバケツいっぱいにして
その楽しみが終わると　オタマジャクシのことなんか忘れてしまった。

虫取りだって　そうだったなあ～

そんな子供を　西原さんは　みのがさない
子供って凶暴だし　自分にウソがつけないから
いろんなものを傷つけて　自分も傷つけられながら
大人になっていったんだな　　私

いけちゃんみたいなおばけが私のそばにもいたのかな

私にも若いころはきっといた。
みえなかっただけだ。

西原さんの本が好きな理由は　子供だった自分と
もう一度　会えるからだね

とても　いい映画だった。
いけちゃんがかわいすぎでした。

パーマネント野ばらも　尾道の映画館でみれんかったから
はやくＤＶＤになるといいな