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日記(6.23)集中豪雨

2016-06-23 10:15:14 | 日常
6月23日  (木曜日)   雨

集中豪雨」という言葉が広まったのは
1957年7月25〜28日の諫早豪雨が
きっかけといわれる。

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一昼夜の雨量が1100ミリを超えた場所があった一方、
わずか20キロ離れた場所ではその1割にも満たなかったことがこの用語を普及させた

この時は、川の氾濫や土砂災害などにより
長崎県と熊本県で700人以上の死者・行方不明者が出ている。

梅雨の後半、前線に向かって南西からの湿った空気が流れ込んで起こる豪雨が
「荒れ梅雨」「暴れ梅雨」の正体という。
この列島、とくに西日本の宿命である。

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だが今季は梅雨入りから20日たっていない九州地方を見舞った大雨だった。
熊本県での記録的豪雨に続いて長崎県や福岡県も豪雨に見舞われ、
各地に避難指示や勧告が出ている。20日夜半の熊本県甲佐町で
記録した1時間の雨量150ミリは観測史上4位の記録だった。

熊本県内では土砂災害などで6人が犠牲になり、
宮崎県や福岡県でも死者・行方不明者が出た。
この豪雨のさなかにも熊本地震の大きな余震の速報が報じられて、
胸が騒いだ。
当の被災地の不安に思いをめぐらせば、
暴れ梅雨の非情をうらむしかない無力がくやしい。

時によりすぐれば民のなげきなり 八大竜王雨やめたまへ」は
鎌倉三代将軍、源実朝の止雨(しう)祈願の歌だ。

八大竜王は水をつかさどる竜王で、この歌に竜王をも叱りつける
まっすぐな勢いを感じた明治の俳人、正岡子規は
「真心より詠み出でた」「善き歌」と評した・

梅雨前線の活発な状態はなおも続きそうで、
緩んだ地盤が心配だ。
せめて被災地の窮状にまっすぐに届く「真心」は
ともにしたい災害列島の住民である。

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